最近、ラオス女性の飲酒が問題となっているようです。ビエンチャンタイムスのラオス人女性記者が興味深い記事を掲載していました。
WHOのレポートによると、ラオスの飲酒量はASEANE10カ国で第1位。年間1人7ℓのアルコールを摂取しているそうです。その理由としてあげられるのが女性の飲酒増加です。
記者が、「以前は、女性は男性と同席しているときに一緒にたしなむ程度でしたが、いまでは女性同士で飲むことも珍しくありません」と書いているように、もともとラオス社会では、女性がお酒をたくさん飲むことが良しとされていませんでした。しかし、最近では社会の中での女性の立場も変わりつつあり、一度に飲むお酒の量も男性に引けを取りません。
私もラオス女性とお酒を飲む機会がよくありますが、毎日家族と数本のビールを飲んでいたり、女性数人で1ダース空けることも珍しくありません。もちろんお酒が弱い人もいるのですが、日本より一般的によく飲むという印象です。これは、女性の社会進出や男女平等社会の進展を意味するものであり、ラオス女性も飲酒に対して否定的なイメージを持っていません。
私もラオス女性とお酒を飲む機会がよくありますが、毎日家族と数本のビールを飲んでいたり、女性数人で1ダース空けることも珍しくありません。もちろんお酒が弱い人もいるのですが、日本より一般的によく飲むという印象です。これは、女性の社会進出や男女平等社会の進展を意味するものであり、ラオス女性も飲酒に対して否定的なイメージを持っていません。
それに対して記者は、「過度の飲酒はラオス文化の悪い印象を与え、交通事故数の増加にも密接に繋がっている」と問題提起をしています。モラルの問題もありますし、交通事故、特に飲酒による事故が増えている現実を憂慮しています。それに少量摂取なら身体への負担も少ないですが、ほぼ毎日ビール瓶を何本もあけるていれば、肝硬変、癌などの大きな病気にも繋がります。
そして、「飲酒を減らすための教育が早急に求められている。今後のラオス社会にとって重要なことだ」としています。
社会の発展のスピードに対して、飲酒や交通などに対するモラルがまだ追いついていない。女性の社会進出が進む今まさに、ターニングポイントを迎えているようです。(yuki)