Myカテゴリ
UXO/クラスター弾関連 (22)
【ルアンパバーン特集】 (24)
おすすめ WEBサイト (11)
イベント・コンサート (88)
グルメ・食事 (104)
ショッピング・お土産 (30)
スパ・サウナ・美容院 (4)
ビジネス&現地報道 (239)
宿泊・ホテル情報 (21)
求人・就職 (11)
生活情報全般 (104)
編集部からのお知らせ (59)
観光・見所 (26)
趣味・スポーツ (12)
過去記事&コラム集 (59)

2014.08.14

 ショッピング・お土産

FRIENDS N'STUFF / フレンズ エヌズスタッフ

ワットミーサイ近くにオープンした“FRIENDS N'SSTUFF”というショップはご存知ですか?

小さなお店ですが、店内には色鮮やかなポーチやぬいぐるみなど雑貨類が所狭しと並んでいて、すぐ目に留まります。



並んでいる商品をよく見てみると、新聞紙や雑誌を利用したお財布や、お菓子のパッケージを利用したポーチやバックなどとてもユニークな商品がたくさんあります。

“FRIENDS N'STUFF” は、ラオスで2004年からスタートした Friends-international がはじめた活動の一環。この活動は、ラオス国内のストリートチルドレンの数を減らすことを目的としています。必要に応じ、子どもや若者たちに教育と職業訓練の場を提供し、彼らの家族に問題があればカンセリングを行って、サポートしているそうです。

例えば、職を持たない若者には、ビエンチャン市内のワット・インペン近くにあるレストラン “Makphet” で無料の職業訓練トレーニングを提供しています。地方から来てラオス語の読み書きができなくても、スタッフのサポートがあるので、安心してお客様へのサービス・調理のスキルや語学を身につけて、トレーニングが終わった後はその技術を生かして新たな仕事を見つけることができます。


また彼らの親に職がない場合、親に対してもケアを行っていきます。例えば、母親は“FRIENDS N'STUFF”の商品を製作して収入を得ることができます。その際、無理なく継続していけることが大切なので、高価な素材は使えません。身近で安く手に入る素材を利用して内職してもらいます。

例えば、お菓子のパッケージや米袋を利用したポーチやバッグ。彼女たちが見つけてきた素材をもとに、Friends−internationalのデザイナーが、意見を聞きながら商品を開発しているそうで、タイヤやバイクのシートでできたお財布なんていうものもありました。

また、ラオス人女性の多くは手芸が上手なので、それをかしたキーリングやぬいぐるみといった商品も多数お店に並んでいて、にぎやかな雰囲気でした。


最終的な目標は、自立した生活。トレーニングや活動の後も、しばらくはカンセリングをしたり、きちんと働いているかチェックして、ストリートへ戻らないようにしっかりとサポートしているそうです。

ちなみに、 “Makphet” のレストランで働いているスタッフの中に、オリジナルのTシャツを着た若者たちを何人も見かけます。彼らはトレーニング中のスタッフだそう。外国人にも人気のこちらのレストランでの仕事はきっと慣れないことも多いと思いますが、ぜひがんばってほしいです。(yuki)


■FRIENDS N'STUFF / フレンズ エヌズスタッフ
住所: Nokeokumman Rd, Ban Mixay, Vientiane
営業時間: 10:00~18:00
定休日: 月曜日
HP: http://www.friends-international.org
facebook: http://makphet-restaurant.org

■Makphet / マックペット
住所: #78 , Ban Inpeng, Vat Chanh Tha, Vientiane
電話番号: 021 260587
営業時間: 11:00~22:30(ラストオーダー21:30)
定休日: 日曜日
※Makphet内にも “FRIENDS N'STUFF” の商品が並ぶスペースがあります。