2009.07.03

 イタリア[旅行記]

イタリア・最悪のマルタ行き

2009年7月3日    598日目


簡単な移動になるはずが

最悪な状況に

ふざけるなって感じです


おはようございます。

ぐっすり寝させていただきました。

何しろ11時半に港に到着すればいいので。

カターニアの港を12時半発なので一時間前に来てくれと昨日言われたから。

午前中はのんびりとネットをして過ごしていました。

朝食を食べて、出発の準備をして。

今回はまたカターニアに戻ってくるので宿に荷物を置いて行けるので。

軽い荷物で移動することができます。

こうして宿をチェックアウトして、港に向かいました。

途中で飲み物を購入して、港に到着しましたよ。

が、ここで重大なことがわかりました。

フェリー会社の事務所の前で並んでいたのですが。

突然、英語で説明されて。

よくわからなかったのですが、ひとつだけわかったのはバスはもう出発してしまったということ。

え?

バスの出発時間12時半だよね?

が11時に出発したというではないですか。

予約した人は電話で伝えたのですが、というのですが電話持っているわけもなく。

じゃ、どうすればいいの?

すると次の便があるというではないですか。

がその出発が21時半発23時着。

そんな時間に到着したってホテルに辿り着けるわけがない。

しかも出発する場所までは自分で行ってくれというではないですか。

えっと10ユーロぐらいかかるからシャトルバス期待したのに。

その保証もないみたい。

もう信じられない。

とにかく昨日公共交通機関でその街までの行き方を調べておいて。

今だったら船の出発の20分前にその街の駅に到着する。

これだったらぎりぎり間に合うかもと思い。

すぐさま走ってバスターミナルへ。

するとバスが出発する寸前で何とかバスに飛び乗ることができました。

走ったかいがあったよ。

でもこれでもフェリーに乗れなかったら何の意味もないんですが。

こうしてまずはシラクーサを目指しました。

シラクーサまではやはりというか予想通りというか渋滞に巻き込まれ。

しかも昨日と全く同じ場所ですよ。

とりあえず次の出発時間が14時で。

それまでに到着すればいいからゆっくりしていました。

が、時間に近づいてもシラクーサに到着しなくて。

大分あせってしまいました。

でもなんとか次の移動の出発時間10分前に到着。

続いては列車なので駅に向かいチケットを購入。

すると電光掲示板に表示されてなくて、しかもホームが隠れている場所にあってこっちも焦りました。

でも列車の出発5分前に乗ることができて。

かなり綱渡りな移動をしていますよ。

こうして1時間ほど列車の旅を楽しむというか間に合うかどうかだけ考えていましたね。

しかもやはりイタリアというか到着が5分ぐらい遅れていて。

私に残された時間は15分。

マルタ行きのある港があるパラッジロの街に到着してすぐにタクシーを捕まえようとしましたが。

なんとタクシーは電話で呼べって書いてあるではないですか。

そんなひまないのでとりあえず海に向かって走りましたよ。

港がどのくらい遠いのかさっぱりわからないのですがね。

5分ぐらい走ったでしょうか。

途中でタクシーが止まって乗ることにしましたが。

なんとぼったくりの値段を吹っかけてくるので。

こんな時でも値段交渉を欠かさずしましたよ。

しかも半額にさせましたよ。

こうして出発の5分前に港に到着しました。

、、、、、が、なんともう手続き終了していた。

、、、、、もう今までの移動の意味ないよ。

船は目の前にあるっていうのに乗れないなんて。

やはり国際フェリーですから5分前に到着では無理でしたさ。

なんか今までの疲れが一気に噴き出してしまいもう何もやる気なし。

しかも出発は6時間後ですからね。

とりあえず港にいても何もすることがないので。

街の方に向かいました、途中屋根がある椅子を発見してそこで休憩です。

自分が予想以上につかれていることがわかりましたよ。

もう何もかもやる気なしというかんじなのです。

でも本日の移動のメインはこれからなんですがね。

とりあえず、この椅子に一時間以上座ってしまいました。

こうして街に到着してまずはスーパーを探していましたさ。

何しろこのままマルタに行ったところでお店は一店も空いてないでしょうから。

とりあえず食料はあったので水分の確保ですね。

あとはどこかのカフェに入ってもよかったのですが、おじさんたちがたくさん集まっている場所があったので。

私もそこにまぎれて2時間ほど休憩していました。

基本的にはこれからイタリアをどう回るかの検討をしていましたけどね。

実はいけないと思っていた世界遺産が回れる方法が出てきて。

それもシチリア島の近くにある諸島なのですが、夏は結構便があるみたい。

でもこれを使うと本土に戻るのに時間がかかってしまう。

さてどうしようかと悩んでいたのですよ。

とりあえずカターニアに戻ってネットで検索してみようと思います。

こうして4時間の時間つぶしに成功して、再び港に戻ってきました。

もちろん私が一番最初に並びましたけどね。

ようやく20時になって船が到着。

持っている紙をチケットと交換して、警察のパスポートチェックが行われました。

が、ここで不思議なことが起きた。

というのも、イタリアの出国スタンプを押されてしまった。

あれ?マルタってシェンゲン協定結んでいる国ですよ。

通貨はユーロですよ。

だからイタリアとは国内のような感じで移動できるはずなのに。

よくわけのわからないことが。

でも出国スタンプ押されても、何の問題もないんだけどね。

マルタに入国して、さらにイタリアに戻ってきたときにスタンプがなくても。

チュニジアから入国したスタンプを提示すればいいだけなのですから。

こうしてようやくマルタ行きの船に乗ることができました。

船は高速船で中はものすごく豪華でびっくり。

まあチュニジアに行った時の船と同じ感じですね。

船の中ではまず夕食を食べて。

続いてはパソコンをつけて日記を書いていました。

本日の怒り狂った日記を書いていますよ。

というかあまりにも疲れているのでそれほど怒っているようには見えないかもしれないですがね。

しかも出発が15分遅れとかありえない。

昼間に遅れたら俺フェリーに乗れたよ。

そして暗闇の地中海へと船は出港しました。

あまりにも暗闇なので高速船と言いながらどれぐらいの速さかわかりません。

こうして漆黒の海の中から無数の光が現れ。

マルタに到着しました。

シチリアの南からたった1時間半で到着です。

が、やはり到着時間からかなり遅れていて。

結局到着が23時40分。

、、、、、俺、本日の宿を予約しているのですが。。

とりあえず安宿でしっかりしているところだったら0時までチェックインできるところが多いので。

マルタは意外にせまい国。

とりあえず到着したヴァレッタから宿の予約は隣町で。

まだタクシーに乗れば間に合うかも。

こうした考えから到着してからすぐにタクシーを交渉して。

が、意外に値段が高くてびっくりしてしまいました。

もちろん値段の交渉ですよ。

もともとフェリーの係員から大体の値段を聞いていたので。

それより若干高く、私が出せる額より少し安くして交渉です。

するともう交渉の余地がないという感じで飽きられたのですが、その中でも一人交渉した額で行ってくれるというので。

お願いしてタクシーで予約したホステルに向かいました。

しかもタクシーの人が優しくて、なんとホステルの目の前まで連れて行ってくれましたよ。

そしてさっそくホテルの入口が。。。。

なんと空いてない。

ここで朝まで明かすかと覚悟しましたが、外から戻ってくる宿泊客が中に入れてくれて。

でもレセプションが開いてないしと思いましたが、なんと夜に訪れる人のためにそれぞれの宿泊客に封筒が用意してあって。

その中に部屋の場所と鍵が用意されているではないですか。

これでベットに寝ることができます。

ということでその後は日記を書いていましたが。

この宿ものすごくうるさいんですが。

何がって宿泊客が。

0時を越えているのにまるで騒音のように騒いでいるのです。

全員べろんべろんに酔っ払っていますよ。

しかも日本人が珍しいのかすごく絡んでくる。

アニメの話もしましたが、ヨーロッパの人は発音が違うので何を言っているのかさっぱりわからず。

ナオトって知ってるかといわれて、人物名かと思っていましたが。

アニメのナルトのことでした。

日本人なのに知らないのかといわれてももっとまともに覚えていてほしい。

こうして夜も遅いので眠りました。

このうるささの中で。

おやすみなさい。