2009年7月9日 604日目
シチリア島の真ん中
そこにはローマ時代の別荘が存在する
すべてモザイク画で描かれ別荘が
うう、朝一起床。
5時起きですよ。
何しろバスが6時と11時の便しかなかったから。
2時間ぐらいかかる場所ですから、11時出発だとちょっと大変なことになりそうなので。
ということで観光の準備をして。
さっそくバスターミナルへ向かいました。
すぐにチケットを購入しようと事務所に行ったのですが。
なんと6時発がないっていうではないですか?
時刻表に書いてあるのになんで?
しかも次の便は8時というではないですか。
え、こっちは時刻表に書いてないんですが。
いったいどういうことですか。
このため2時間も暇になってしまいました。
しかも朝一番で、宿に戻るわけにもいかず。
こっちの宿は鍵とかなくて、インターフォンを鳴らして鍵を開けてもらうシステムなので。
こんな時間に人が起きているわけがない。
このため明日の移動の時間を調べていました。
何よりシチリア島の観光はバスの便が少なかったり、なぜか午前中が少なくて午後が多いとか不思議なシステムなのです。
明日は3都市を回らなくてはいけないので、朝早い便を探していたのですが。
結局見つからずにすごい大変でしたよ。
駅とバスターミナルの往復をして時間を調べていたのですが結局ギブアップ。
8時発のバスまでまだ時間があったので宿に戻りました。
さすがに7時だったら人が起きていると思ったので。
少しの間ネットをやって再びバスターミナルへ戻りました。
そして時間どおりにバスが到着、、、、するわけでもなく。
いつになってもバスが到着しない。
えっと、観光する時間がどんどん減っていっているのですが。
ようやく到着したのは30分後。
そこからすぐに出発するわけでもなく、さらに15分待ちましたよ。
もうシチリア島のバスってこんな状態だらけでほんとに旅しにくいです。
だからイライラしてしまうのですよね。
ようやくバスが出発して、一路ピアッツァ・アルメニーナを目指しました。
シチリア島のちょうど中心部にある街ですね。
道中はほとんど寝ていましたけどね。
こうしてピアッツァ・アルメニーナに到着。
続いては世界遺産へ行くバスを探しました。
すると目の前にあるバスがなんとそのバスで。
出発まで15分ありましたが、バスに乗り込んでいました。
そしてバスが出発して15分したら目的地に到着。
ただ驚くべき事実が判明して。
なんと1時間後のバスを乗り過ごすと5時間後になるよといわれて。
観光時間1時間が決定してしまいました。
あわてて走って入場口に向かいました
世界遺産「ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ」です。
シチリア島のほぼ真ん中に位置する、ローマ時代の別荘
それはローマ帝国皇帝マクシミアヌス帝が建てた別荘とされています。
実はこれが発掘されたときに驚くべき装飾が施されていたのでした。
外見はどこにでもあるような建物なのに、床部分がすべてモザイク画で描かれていたのです。
しかもそれがほとんど失われていないという事実。
当時のローマ時代の風景がそのまま表れたのです。
狩猟の風景や当時の文様が描かれていたのでした。
何より、女性のビキニ姿が描かれていた部屋もあり、当時からビキニの服装があったことを証明したのです。
こうしたヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレは当時のモザイク画の最高傑作として、またローマ時代の風景を今に伝える場所として世界遺産に登録されました。
まずはチケットを購入して庭のような場所を歩いて中に向かいました。
庭の中には当時の城壁か水道橋のような建物があり。
そしてその先には巨大な建物が残されています。
現在ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレは天井部分がほとんど失われているためにモザイク画を守るためガラスの屋根が設置されています。
だからちょっとローマ遺跡を見るというかんじではないのですが。
さっそく中に入ってそのモザイク画を見てみることにしました。
するとそこは一面に当時の絵が広がるモザイクの床が現れましたよ。
部屋という部屋すべてにモザイク画が描かれていて。
その種類も多種多様です。
文様から当時の生活の様子まで手に取るようにわかるのです。
実際見学する際には壁の崩れている部分に足場が組んであるので、当時では歩けない場所からモザイク画を見ているようになっています。
それはモザイクと言いながら顔の表情まで伝わってくるほど細かいモザイク。
船の姿も描かれいて当時の船がどのような形がを知る手がかりでもあるのです。
それが床すべてに描かれている。
今まで見たローマ遺跡とは全く違った姿がここにはあります。
この別荘は中央に巨大な中庭があり、その周りに円柱の柱が作られていて。
回廊のようになっています。
回廊にはたくさんの動物の顔の紋章が描かれていて。
不思議な通りとなっています。
回廊の周りには幾つもの部屋があり、西部分はバシリカ、北、南部分は住居跡が残されています。
東部分は浴槽ですね。
ただ現在修復中のためにいたるところに修復に携わる人がいて、作業を行っています。
もちろん私たちが入れるのも一部分になっているのですが。
またモザイクを守るためにすべてにガラスの屋根を付けているために見ていても構造がいまいちよくわからない感じですよ。
ただモザイクだけはしっかりと見えるようになっています。
まあ、ガラスの密室で夏ですから内部は相当暑いのですがね。
こうして屋敷の南側に行くとそこは広い広場のような場所に出ます。
たくさんの円柱の柱がそびえ、当時は回廊に囲まれた中庭だった所が。
現在もちろん天井がありませんから広場のようになっているのですが。
ここから見る周りの風景があまりにも田舎の風景で。
なぜこのような場所に別荘を建てたのか不思議でなりません。
周りは山しかなくまるで誰からか隠れているかの様です。
まるで海もなければ、楽しむような場所がないのです。
こんな不思議にこたえてくれるのもやはりモザイクでした。
中庭の北部分にある巨大な回廊は数十メートルすべてに狩猟のモザイク画が描かれているのです。
ここは狩猟のための拠点に建てられたというのがわかりますよね。
ただ一説によると動物売買の業者の家だったという話もあるぐらいですから。
狩猟は犬を使ったり巨大な荷馬車のようなものを使用しているのがわかります。
また狩猟以外にも戦争の風景も描かれている場所もあったりしますし。
場所によっては神話の風景が描かれたりします。
ほんとにこの建物だけで当時の風景が伝わってくるようなのですよ。
そして何より一番びっくりするのが建物の東部分の一室に描かれた女性10人の姿。
なんと女性すべてビキニ姿なのですよ。
えっと当時からこのようなファッションがあったってことですよね。
モザイク画に描かれているのですから。
まるで現在の風景を見ているような感じなのです。
彼女たちは何かの運動やスポーツをしている姿を描かれていて。
ボールを使った競技、ダンベルを持っている者、フリスビーのようなもの、一番中央にはオリーブの王冠をしている人までいます。
これは当時のスポーツの競技を現しているのでしょうか。
ほんとに見た瞬間びっくりしました。
ローマの女性がこのような姿になるというのも驚きですが、当時からこのような姿があったという事実に。
今となんら変わらない風景のモザイク画あるからです。
なんかローマ帝国の生活を一気に見たという感じになりますね。
それにしてもこの中暑くて観光するにも大変なので気を付けてください。
建物自体はあまり見れないので、モザイクをさっさと見ましたね。
こうしてあわただしい中観光終了です。
まあ大きい建物ではないので一時間もあれば観光が終了してしまうのですがね。
そしてバス停に戻ると先ほどの運転手が待っていてくれて。
私を乗せたらすぐに出発しました。
まだ出発まで時間があるのだけどな。。
こうしてピアッツァ・アルメニーナへ戻ってきたのですが。
まだカターニアへのバスの時間があったので。
どこかで休憩しようかと思ったのですが。
見つからなかったのでバス停の隣にあるカフェで時間を過ごすことに。
なぜか全員ビールを飲んでいるのはなんででしょうか?
というわけで私も飲んでしまいましたが。
おかげで簡単に時間が過ぎることができましたよ。
まあお酒を飲んだので、カターニアまでの道中は完全睡眠でしたよ。
気がついたらカターニアでびっくりしました。
このため夕食の買い出しをして。
宿に戻りました。
あとはネットをしていたのですが。
日記が一向に書く気力がない。
たぶん暑くなっていて何か書く気力がわかないのですよね。
しかも体調もすぐれないし。
とりあえず本日はそばを作りました。
ざるそばです。
そばも久しぶりなのでとても感動しました。
こんなことならもう少し買っておけばよかったですよ。
さて明日は3都市を回る強硬観光ですよ。
もしかしたらすべて回れないかもしれないですがね。
ではまた明日です。
ビッラ・ロマーナ・デル・カサーレへのアクセス
カターニアのバスターミナルからピアッツァアルメニーナ行きのバスに乗る。
カターニアから6時、8時、11時の便があるが曜日によって6時か8時の便がどちらかが運休となる。
事実上午前中には2便になる。
ピアッツァアルメニーナからヴィッラロマーナへはバスの乗り場とバス会社の事務所の間にある市内のバス停から9時から18時までの毎時00分に便がある。
ただし13時~16時は昼休みに入りバスは一便もない。
帰りのバスも同様に毎時30分発があるが、昼休みがあり都合のいい時間帯にはバスがない。
シチリア島の真ん中
そこにはローマ時代の別荘が存在する
すべてモザイク画で描かれ別荘が
うう、朝一起床。
5時起きですよ。
何しろバスが6時と11時の便しかなかったから。
2時間ぐらいかかる場所ですから、11時出発だとちょっと大変なことになりそうなので。
ということで観光の準備をして。
さっそくバスターミナルへ向かいました。
すぐにチケットを購入しようと事務所に行ったのですが。
なんと6時発がないっていうではないですか?
時刻表に書いてあるのになんで?
しかも次の便は8時というではないですか。
え、こっちは時刻表に書いてないんですが。
いったいどういうことですか。
このため2時間も暇になってしまいました。
しかも朝一番で、宿に戻るわけにもいかず。
こっちの宿は鍵とかなくて、インターフォンを鳴らして鍵を開けてもらうシステムなので。
こんな時間に人が起きているわけがない。
このため明日の移動の時間を調べていました。
何よりシチリア島の観光はバスの便が少なかったり、なぜか午前中が少なくて午後が多いとか不思議なシステムなのです。
明日は3都市を回らなくてはいけないので、朝早い便を探していたのですが。
結局見つからずにすごい大変でしたよ。
駅とバスターミナルの往復をして時間を調べていたのですが結局ギブアップ。
8時発のバスまでまだ時間があったので宿に戻りました。
さすがに7時だったら人が起きていると思ったので。
少しの間ネットをやって再びバスターミナルへ戻りました。
そして時間どおりにバスが到着、、、、するわけでもなく。
いつになってもバスが到着しない。
えっと、観光する時間がどんどん減っていっているのですが。
ようやく到着したのは30分後。
そこからすぐに出発するわけでもなく、さらに15分待ちましたよ。
もうシチリア島のバスってこんな状態だらけでほんとに旅しにくいです。
だからイライラしてしまうのですよね。
ようやくバスが出発して、一路ピアッツァ・アルメニーナを目指しました。
シチリア島のちょうど中心部にある街ですね。
道中はほとんど寝ていましたけどね。
こうしてピアッツァ・アルメニーナに到着。
続いては世界遺産へ行くバスを探しました。
すると目の前にあるバスがなんとそのバスで。
出発まで15分ありましたが、バスに乗り込んでいました。
そしてバスが出発して15分したら目的地に到着。
ただ驚くべき事実が判明して。
なんと1時間後のバスを乗り過ごすと5時間後になるよといわれて。
観光時間1時間が決定してしまいました。
あわてて走って入場口に向かいました
世界遺産「ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ」です。
シチリア島のほぼ真ん中に位置する、ローマ時代の別荘
それはローマ帝国皇帝マクシミアヌス帝が建てた別荘とされています。
実はこれが発掘されたときに驚くべき装飾が施されていたのでした。
外見はどこにでもあるような建物なのに、床部分がすべてモザイク画で描かれていたのです。
しかもそれがほとんど失われていないという事実。
当時のローマ時代の風景がそのまま表れたのです。
狩猟の風景や当時の文様が描かれていたのでした。
何より、女性のビキニ姿が描かれていた部屋もあり、当時からビキニの服装があったことを証明したのです。
こうしたヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレは当時のモザイク画の最高傑作として、またローマ時代の風景を今に伝える場所として世界遺産に登録されました。
まずはチケットを購入して庭のような場所を歩いて中に向かいました。
庭の中には当時の城壁か水道橋のような建物があり。
そしてその先には巨大な建物が残されています。
現在ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレは天井部分がほとんど失われているためにモザイク画を守るためガラスの屋根が設置されています。
だからちょっとローマ遺跡を見るというかんじではないのですが。
さっそく中に入ってそのモザイク画を見てみることにしました。
するとそこは一面に当時の絵が広がるモザイクの床が現れましたよ。
部屋という部屋すべてにモザイク画が描かれていて。
その種類も多種多様です。
文様から当時の生活の様子まで手に取るようにわかるのです。
実際見学する際には壁の崩れている部分に足場が組んであるので、当時では歩けない場所からモザイク画を見ているようになっています。
それはモザイクと言いながら顔の表情まで伝わってくるほど細かいモザイク。
船の姿も描かれいて当時の船がどのような形がを知る手がかりでもあるのです。
それが床すべてに描かれている。
今まで見たローマ遺跡とは全く違った姿がここにはあります。
この別荘は中央に巨大な中庭があり、その周りに円柱の柱が作られていて。
回廊のようになっています。
回廊にはたくさんの動物の顔の紋章が描かれていて。
不思議な通りとなっています。
回廊の周りには幾つもの部屋があり、西部分はバシリカ、北、南部分は住居跡が残されています。
東部分は浴槽ですね。
ただ現在修復中のためにいたるところに修復に携わる人がいて、作業を行っています。
もちろん私たちが入れるのも一部分になっているのですが。
またモザイクを守るためにすべてにガラスの屋根を付けているために見ていても構造がいまいちよくわからない感じですよ。
ただモザイクだけはしっかりと見えるようになっています。
まあ、ガラスの密室で夏ですから内部は相当暑いのですがね。
こうして屋敷の南側に行くとそこは広い広場のような場所に出ます。
たくさんの円柱の柱がそびえ、当時は回廊に囲まれた中庭だった所が。
現在もちろん天井がありませんから広場のようになっているのですが。
ここから見る周りの風景があまりにも田舎の風景で。
なぜこのような場所に別荘を建てたのか不思議でなりません。
周りは山しかなくまるで誰からか隠れているかの様です。
まるで海もなければ、楽しむような場所がないのです。
こんな不思議にこたえてくれるのもやはりモザイクでした。
中庭の北部分にある巨大な回廊は数十メートルすべてに狩猟のモザイク画が描かれているのです。
ここは狩猟のための拠点に建てられたというのがわかりますよね。
ただ一説によると動物売買の業者の家だったという話もあるぐらいですから。
狩猟は犬を使ったり巨大な荷馬車のようなものを使用しているのがわかります。
また狩猟以外にも戦争の風景も描かれている場所もあったりしますし。
場所によっては神話の風景が描かれたりします。
ほんとにこの建物だけで当時の風景が伝わってくるようなのですよ。
そして何より一番びっくりするのが建物の東部分の一室に描かれた女性10人の姿。
なんと女性すべてビキニ姿なのですよ。
えっと当時からこのようなファッションがあったってことですよね。
モザイク画に描かれているのですから。
まるで現在の風景を見ているような感じなのです。
彼女たちは何かの運動やスポーツをしている姿を描かれていて。
ボールを使った競技、ダンベルを持っている者、フリスビーのようなもの、一番中央にはオリーブの王冠をしている人までいます。
これは当時のスポーツの競技を現しているのでしょうか。
ほんとに見た瞬間びっくりしました。
ローマの女性がこのような姿になるというのも驚きですが、当時からこのような姿があったという事実に。
今となんら変わらない風景のモザイク画あるからです。
なんかローマ帝国の生活を一気に見たという感じになりますね。
それにしてもこの中暑くて観光するにも大変なので気を付けてください。
建物自体はあまり見れないので、モザイクをさっさと見ましたね。
こうしてあわただしい中観光終了です。
まあ大きい建物ではないので一時間もあれば観光が終了してしまうのですがね。
そしてバス停に戻ると先ほどの運転手が待っていてくれて。
私を乗せたらすぐに出発しました。
まだ出発まで時間があるのだけどな。。
こうしてピアッツァ・アルメニーナへ戻ってきたのですが。
まだカターニアへのバスの時間があったので。
どこかで休憩しようかと思ったのですが。
見つからなかったのでバス停の隣にあるカフェで時間を過ごすことに。
なぜか全員ビールを飲んでいるのはなんででしょうか?
というわけで私も飲んでしまいましたが。
おかげで簡単に時間が過ぎることができましたよ。
まあお酒を飲んだので、カターニアまでの道中は完全睡眠でしたよ。
気がついたらカターニアでびっくりしました。
このため夕食の買い出しをして。
宿に戻りました。
あとはネットをしていたのですが。
日記が一向に書く気力がない。
たぶん暑くなっていて何か書く気力がわかないのですよね。
しかも体調もすぐれないし。
とりあえず本日はそばを作りました。
ざるそばです。
そばも久しぶりなのでとても感動しました。
こんなことならもう少し買っておけばよかったですよ。
さて明日は3都市を回る強硬観光ですよ。
もしかしたらすべて回れないかもしれないですがね。
ではまた明日です。
ビッラ・ロマーナ・デル・カサーレへのアクセス
カターニアのバスターミナルからピアッツァアルメニーナ行きのバスに乗る。
カターニアから6時、8時、11時の便があるが曜日によって6時か8時の便がどちらかが運休となる。
事実上午前中には2便になる。
ピアッツァアルメニーナからヴィッラロマーナへはバスの乗り場とバス会社の事務所の間にある市内のバス停から9時から18時までの毎時00分に便がある。
ただし13時~16時は昼休みに入りバスは一便もない。
帰りのバスも同様に毎時30分発があるが、昼休みがあり都合のいい時間帯にはバスがない。