2010.02.16

 考えたこと、思ったこと

浮きすぎで泳げない

どうも。

現在まだヨルダンのアンマンにいます。

本日は世にも珍しい場所dead seaに行ってきました。

日本語で書くと死海です。

その名の通り生物が生きることのできない湖

海が3%の塩分濃度に対して、死海はその10倍の30%

これにより大きな浮力が出てしまうのです。

ということでこれは一度体験しないとと思って本日死海に泳ぎに行ってきました。

一言で言うと想像以上にいろんな面がつらいことがわかりました。

まずは湖の味はしょっぱいを通りこして痛い・苦いという感じです。

そして全く目が開けられませんというか顔を付けられません。

目の中に死海の水が入ると痛くて涙が止まりませんし、何よりそれでも流れないのですぐに水道に行かないといけないのです。

そのほかではやはりものすごく浮きますね。

浮きすぎてバランスがとるのが大変です。

新聞も読めますよって感じですが、その体制でのバランスが難しくてひっくり返りそうでした。

後はどんな金槌でも泳げますって聞きましたが。

水泳部だった私もそうですが、逆に泳げなくなりました。

何しろ足が完全に浮くのでバタ足ができません。

空中をかいてしまうので、推進力が得られなくて。

腕だけで泳ぐことになります。

もう自分の持っている泳ぎの概念が一切通じない場所。

ある意味楽しかったです。

その後は近くに温泉があったので行ってきたのですが、なんと滝の温泉で。

滝の下に湯船があり、修業のように温泉の滝で打たれることができます。

これもまた違った体験でよかったですよ。

ぜひ、死海に来るさいはセットで行くことをお勧めします