この国の物価が不思議です。
というのも、都市によって全く物価が違うのです。
日本だったら、地方のほうが少し安いとかありますけど、そんなレベルではない。
都市によってびっくりするぐらいの値段が違うのです。
基準となるのがエルサレムでしょうか。
実は今までエルサレムにしかいなかったのでそれでも高いと思っていたのですが。
エルサレムは実際に安い物価に分類されます。
何しろ一泊1000円ぐらいの宿が存在しますし。
まあ安く済ませるならば一日2000円ぐらいしか使いません。
しかし、事実上の首都テルアビブはエルサレムとは比較にならないほど高い。
まず宿が安くて2500円ぐらいでしょうか。
水も高いところで買えば500mlで250円もするし。
エルサレムは1.5Lで100円ぐらいですから。
本日来ているのはナザレという町ですが。
この街も物価が高い。
宿は安くて2000円から。
今食事に行ってきたのですが、基本的にエルサレムの倍の値段がかかります。
かなり探してこれですから、自炊したほうが安いです。
でもスーパーが見つからなかったので断念しました。
同じコロッケのサンドイッチがナザレでは250円、エルサレムでは125円ぐらいなんです。
同じ国なのに。
さらに言うと、ほとんど同じような国になっているパレスチナ自治区ではものすごく安くてびっくりします。
コロッケのサンドイッチが75円。
水が2Lで75円。
アラブ人は簡単にイスラエル側に行けないと思いますが、ユダヤ人は簡単に行き来できると思うのに。
30kmぐらい違うだけで、これだけ物価が変わってくるのでs。
パレスチナ自治区で3つほどサンドイッチが買えるのにナザレでは一つ。
なんでこんなに物価が違うのでしょうか。
おかげでものすごいお金がかかってます。
ヨーロッパより安いのが唯一の救いですけどね。
ヨーロッパは一年いたので、それを考えればまあ何とか旅できますが。
中東でこれだけお金がかかるのが無性にむかつく感じもありますね。
まあ、ほかにも不思議なことがありますが。
とりあえず本日はこれぐらいで。
また、近々違うことを書こうと思います。