2009.05.01

 6 恵子ギャリソンLA便り

新型インフルエンザ(H1N1)LAからの最新情報5月1日現在(恵子ギャリソン)

「メキシコでは新型インフルエンザ感染拡大で深刻な状態!マスクがまったく手に入らない!なんとか探して送ってもらえないか!!"とのメールがメキシコ・シティーに住む息子の友人から昨朝あった。 ミーハー便り締め切り前、"そうだこれをネタにしよう!"と決めた私は、「おかあさんが探してきてあげるよ。"と息子に親切ぶって言い、感謝してもらい、さっそく"マスク購入の旅に出た。



ここLAでは、というかアメリカでは、風邪を引いたからといってマスクを着用する習慣がないので、簡単に購入できる、と思っていたら、どっこい、何軒ドラッグスト等を回っても、"SOLD OUT!"という回答。 しかも仕入先に在庫がない状態なので、次に何時手に入るかわからないという。

家を出てから数時間後、ダメもとで最後に某日系マーケットに立ち寄ったら、ありました!「2・3日前にあわててたくさん仕入れたのにほぼSOLD OUT状態」と親切な店員さんが教えてくれた。自分勝手で悪いとは思ったけれど、残りのほぼ全てを購入、その足で郵便局へ行き、知人に送った。

それにしても、巷ではほとんど誰もマスクを着用していない。SOLD OUTとなったマスク達はいったい何処へ???今日現在、アメリカ50州のうち10州で100人以上の感染者が出ており、そのほとんどが18才以下、というわけで、17州で22万人以上の生徒・学生が学校閉鎖などで影響を受けていると言う。人が多く集まるイベントや出張中止など、パニック状態はいつまで続くのか...。



在ロサンゼルス日本国総領事館から昨日届いたお知らせを皆様にお伝えします。

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▽△▽△  在ロサンゼルス日本国総領事館からのお知らせ  ▽△▽△

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在留邦人・旅行者の皆様へ

「感染症危険情報(メキシコ以外で新型インフルエンザ感染が確認されている国)の発出について」

※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。

※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。

※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

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●メキシコ以外で新型インフルエンザの感染が確認されている国に渡航を検討されている方は、渡航先の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意してください。

●また、これらの国に滞在される方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。

(注意)

※30日午前9時現在、メキシコ以外でWHOにより感染が確認されている国(7カ国):米国、カナダ、スペイン、ニュージーランド、イスラエル、英国、ドイツ

独自に感染確認を公表している国(2か国):オーストリア、コスタリカ

※今後感染が確認される国が増える可能性がありますので、最新情報の入手に努め、新たな感染国となった国への渡航についても、同様に十分注意願います。

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☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況

(1)WHOは30日(日本時間)、新型インフルエンザのパンデミック警戒レベルをフェーズ4から5に引き上げました。

(2)WHO事務局長は、その理由として、一つの地域内の複数の国において持続した感染拡大が継続していると述べています。

(3)つきましては、メキシコ以外で新型インフルエンザの感染が確認されている国に渡航を検討されている方は、渡航先の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意してください。また、これらの国に滞在されている方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。

(注意)
※30日午前9時現在、メキシコ以外でWHOにより感染が確認されている国(7カ国):米国、カナダ、スペイン、ニュージーランド、イスラエル、英国、ドイツ独自に感染確認を公表している国(2か国):オーストリア、コスタリカ

※今後感染が確認される国が増える可能性がありますので、最新情報の入手に努め、新たな感染国となった国への渡航についても、同様に十分注意願います。


2.感染防止対策

下記の点に留意し、感染防止に努めてください。

(1)十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。

(2)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。

(3)積極的に手洗いやうがいを行う。

(4)ウイルスは粘膜を介して感染するので、うかつに目、鼻、口などの粘膜部分に手で触れない。

(5)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、迷わず現地の医療機関の診療を受ける。

3.帰国時に高熱、咳症状がみられる場合には検疫所の健康相談室にお申し出ください(帰宅後に同様の症状が現れた場合には、最寄りの保健所に相談し、感染地域に渡航していた旨をお知らせください。)。

(問い合わせ先)

○外務省豚インフルエンザ相談窓口

住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)4625、4627、4629

○外務省領事局海外邦人安全課

住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140

○外務省 海外安全ホームページ 
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)

(関連ホームページ)

○厚生労働省ホームページ

http://www.mhlw.go.jp

○農林水産省ホームページ(豚インフルエンザ関連)

http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html

○世界保健機関(WHO)ホームページ(豚インフルエンザ関連)

http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/(英語)=