2007.05.20

 2 千歳香奈子の芸能情報

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドプレミア in L.A.

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」のワールドプレミアが19日、カリフォルニアのディズニーランドで行われました。

前2作あわせて7億ドルを超える興行収入をあげる大ヒットの完結編とあって、世界中のマスコミが注目する中、厳戒態勢でのワールドプレミアとなりました。 ディズニーランドを午後5時に閉鎖し、メインストリートからシンデレラ城へと続く道に860メートルの史上最長赤じゅうたんを敷き、沿道は2万人ものファ ンで埋め尽くされました。

ジョニー・デップ、オーランド・ブルームをはじめとするキャストや招待された数多くのセレブが約3時間かけて赤じゅうたんを歩く 一大イベントは今回初めて、一般にもチケットが販売され、1500ドルを支払った2000人もセレブと共に赤じゅうたんを歩いてお祭りを楽しんだ。3億ド ルの収益は貧しい国の子供たちのための基金に寄付されることになっているという。

ディズニーランドがこの日ばかりは、パイレーツ一色となった。ジョニデ演じるジャック・スパロウに扮するなどコスプレしたファンも多く、赤じゅたん上では映画に登場する海賊のキャラクターになりきった大道芸人がパフォーマンスを繰り広げるなど、カリブのお祭りと言った雰囲気。

ジャックの父親役を演じたローリングストーンズのキース・リチャーズや、NBA レイカーズのコービー・ブライアント、ドラマ「ヒーロー」で人気の日本人俳優マシ・オカ、ジョン・ボイトらセレブが次々と赤じゅうたんに登場。日本からも同作の応援プロデューサーを務める新庄剛志も招待され、ジェリー・ブラッカイマー監督から「もし続編があるなら、出演を考えたい」と、サプライズオファーを受ける一場面もありました。

この日の主役、ジョニデはトリで登場。沿道のファンにサインや写真撮影に応じるファンサービスに徹し、残念ながら私たちマスコミのカメラの前には登場せず。ジョニデに代わって新庄が日本のファンに、「前2作でモヤモヤしていたものが解決する。最後の最後まで目が話せません。エンディングが始まっても席を立たないで」と、作品のアピールをしていました。
同作品の公開にあわせて、25日にトムソーヤ島が「トムソーヤ島のパイレーツの隠れ家」としてリニューアルオープンされる。映画を観た後は、ディズニーランドで新アトラクションを楽しんでみてはいかが?



千歳香奈子
札幌生まれ。フリーのハリウッド芸能ライター。
メール宛先:mailto:kanako@panseusa.com