2006.02.07

 ツアー/小旅行体験

ロサンゼルス市内半日観光に参加して

2月7日火曜日に初めてツアーに同行させて頂きました。この日はとても暖かく、半袖でも十分でまさに観光日和でした。ツアーは市内観光半日コースで、午 前11時にボナベンチャーホテルを出発しました。


ガイドは宮下さんで、笑顔で迎えて下さりました。御一緒したお客様には御夫婦が2組いらっしゃって、その内の1組の御夫婦はこの日の朝にLAに到着されたばかりでした。ダウンタウンを出発してから、車内では宮下さんがお客様の宿泊するホテルは何処にあるか、その回りには何があって食事などはここでとるのが便利ですよ、などと忙しく説明をしていました。お客様同士でも、「いつからいらっしゃってるんですか」などと交流を深めました。

まず最初に立ち寄ったのはダウンタウンにある市庁舎前で、良い撮影スポットがあるということでそこで記念撮影をしました。ダウンタウンをばっちり背景におさめることが出来、このようなツアーに参加しないと知り得なかったスポットだなと思いました。その後はリトルトーキョーやチャイナタウンを横目で見ながら一路マリナデルレイに向かいました。マリナデルレイまではフリーウェイに乗って行きました。そこでもフリーウェイに関する豆知識、また日本人の観光客はチップで苦労するということで、チップに関しても色々詳しくお話を聞きました。

マリナデルレイに着くと海風が冷たく、半袖では肌寒く感じました。海辺に行くときは一枚上に羽織れるものを持って行った方がいいですね。マリナデルレイはヨットハーバーとしては世界最大だということで、ところせましとヨットやクルーザーが停泊していました。ここでも何回か写真撮影をし、次の目的地サンタモニカへと向かいました。

途中でベニスビーチを車窓から眺め、かの有名なサンタモニカピアに着いたのは12時過ぎでした。大勢の観光客で賑わっており、波音と潮風が心地よくてロサンゼルスだなぁと感じました。ピアでは20分ほど時間をとって散歩に出かけ、皆さん思い思いに散策なさっていました。

その後ピアを後にして昼食を取りにサンタモニカプレイスへ向かいました。食事はプレイス内にあるフードコートで取ったのですが、ガイドさんに言えばオーダーのお手伝いも快く引き受けてくれますよ。食事時間は30分だったのでゆっくりという訳にはいきませんが、アメリカの雰囲気を楽しむのには良いと思います。サンタモニカプレイスではショッピングも楽しむことができるので、時間があったらまた訪れたいなと思いました。

午後1時半過ぎにサンタモニカプレイスを出発し、次に向かったのは皆さんお待ちかねのビバリーヒルズです。途中車窓から撮影スタジオやセンチュリーシティを眺め、こういう所で映画やドラマが撮影されているのかと思うとさすがロサンゼルスだなと思ってしまいました。

ロデオドライブに着き、あの映画プリティウーマンの舞台になったビバリーウィルシャーリージェントホテルを目にしたときは感激しました。一旦車を降り、ホテルに入りロビーで写真を撮りました。思い描いていたものとは少し違いましたが、ここにリチャード=ギアやジュリア=ロバーツも居たのかなと思うと映画に入り込んだ様で大満足でした。


ホテルを出てからはロデオドライブで10分ほど時間をとってホテル周辺を散策しました。ロデオドライブといえば高級ブティックが立ち並ぶショッピングエリアですので、ブランド品に興味のある方にはたまらない所ですね。町並みもよく整備されていてとても綺麗でした。

後ろ髪を引かれる思いでロデオドライブを後にし、次はいよいよハリウッドへ向かいます。ビバリーヒルズは言わずと知れた高級住宅街ですので、車内から眺める景色はとても美しく数々の豪邸を垣間見ることが出来ます。サンセット大通りを走り、何軒もある老舗クラブやバー、有名ライブハウスなどを見たのですが、何しろそれらが多いものですから右を見て左を見て、という感じで忙しかったです。

ハリウッドではチャイニーズシアター前で、皆さんお目当てのハリウッド俳優たちの手形足形で記念撮影をし、「この人の足大きいね」などと盛り上がっていました。ガイドさんに自分の好きな俳優の手形足形や星形のウォークオブフレームは何処にあるのか訪ねてみるとスムーズに見つかるかもしれないので、遠慮せずに聞いてみて下さいね。


また、アカデミー賞の授賞式が行われるコダックシアターの前の階段で写真撮影をし、ハリウッドハイランドからハリウッドサインを臨んだときは皆さんカメラを構え一生懸命に写真を撮ってらっしゃいました。やはりハリウッドサインを見ると今ロサンゼルスにいるんだなぁと実感します。

ひとつ気をつけて頂きたいのが、観光客を狙った犯罪です。観光に夢中になっている間に財布をすられてしまったり、困ったふりをして近付いて来る人には要注意です。30分ほどの滞在の後、全ての行程を終えダウンタウンに引き返しました。


ダウンタウンに戻る頃にはさすがに皆さんお疲れで、この日到着されたばかりの御夫婦はダウンタウンまでの道のりで居眠りをされそうになっていましたが、今寝ては時差ボケも直らないということでお客様同士で会話をされたり、明日の予定の相談などをしていました。4時半頃ボナベンチャーホテルに戻って来て、他のお客様と別れるときには皆さん「お疲れさま」「ありがとうございました」などと仰ってくださいました。


初めてツアーに同行させて頂いて、ガイドさんの大変さを身に染みて感じました。しかし宮下さんは常に笑顔を絶やさず、お客様を気づかい、細かいことにまで気を配ってくださったので、短時間に主要スポットを回るという大変なツアーでしたが、とても楽しく過ごすことが出来ました。ツアーの善し悪しは、もちろんツアー内容にもよりますが、一番の決め手はガイドさんがどれだけお客様を盛り上げ楽しませてくれるかということだと思いました。