2006.03.04

 ツアー/小旅行体験

ユニバーサルスタジオVIP日本語ツアー参加体験記  (エレファントツアー/幸代)

今日、ユニバーサルスタジオVIP日本語ツアーに参加しました。天気はあいにくの雨模様。ユニバーサルスタジオに到着してから、少々時間があったので、あのユニバーサルスタジオのシンボルでもある、地球儀の前でPHOTO TIME! アメリカは日本に比べ、喫煙する場所が限られており、なかなか見つけることが大変ですが、ユニバーサルスタジオ入口にもきちんと喫煙スペースが設けられておりました。

そうしている間に、私たちは入口付近のVIP ROOMと呼ばれる、2階建ての建物に案内され、そちらに今日1日私たちを案内して頂く日本語ガイド、ちささんが迎えてくれました。建物入口にて私たちはパンフレットと首にぶらさげるVIPカードを頂きました。そのまま2階へ案内され、そこにはなんと、SWEET なBREAKFASTが準備されてました。コーラやコーヒー等のドリンクもFREEでORDER ができました。とっても居心地のよい空間と、ソファーにもたれながら軽く食事をしていると、ちささんが今日の案内を始めました。今日の一日の流れを話し、今日はあいにくの雨だったので、ポンチョと、1日たくさん歩くので、ペットボトルのお水を頂きました。さすがVIP!! 準備が整い、出発!

外に出ると、私たちを案内してくれるバスがきちんとスタンバイされておりました。今日のドライバーさんはディビットさん。バスは雨がふっても大丈夫!屋根、窓付きで、バス内にはモニターもありました。写真などがきちんととれるように、窓なしの席もきちんとあります。まずは、ユニバーサルスタジオのトラムツアー開始。ユニバーサルスタジオでは今現在多数の映画撮影が行われております。今日現在でも13本の撮影が行われてましたが、多い時では30本もの映画が撮影されているときもあります。

UNIVERSAL PICTURE以外の他の映画会社も勿論、レンタルして撮影を行われております。今日はなんと、予定では6月上映予定のスティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ出演のWAR OF THE WORLDの撮影が未だ撮影されているとの事! 映画撮影現場の方に入る際はきちんとゲートがあり、そこをくぐっていかなければなりません。スタジオ内も凄く広くなっており、スタジオが1つの町になっているので、そこにはなんと!消防署、郵便局等もあります。


今回は、まず、音響部屋、編集部屋に案内してもらいました。映画の大半は撮影時の声をそのまま映画上使用するのではなく、撮影後、再び声優さんが行うように声のみを編集します。撮影そのままの声を映画上使用するのは珍しい事なのだそうです。声だけではなく、靴の音や、椅子の音も後で編集するため、何千もの靴や椅子がこのスタジオにはあります。この部屋にはあの、スティーブン・スピルバーグ監督もちょくちょくきているようです。たいていは撮影を全て終了した後に、声の編集を行います。

それでは、ここでちょっとした豆知識!
枯葉を踏む音・・・ビデオテープのテープを踏む音を枯葉の音として利用できます。
芝生を踏む音・・・カセットテープのテープを踏む音を芝生を踏む音として利用できます。
ジェットの噴射機の音・・・タイヤに空気を入れ、手を離し、空気をもらす音。
このような音を発明する人のことをフォリーアーティストといいます(彼らのIDEAは凄い!!)

編集室を出発してから、バスは映画に使われた撮影現場へと向かいます。まずは、ジム・キャリー出演映画、ブルース・オール・マイティーにて、ジムが飼っているワンちゃんが家の中でおしっこをして、慌ててジムが外にだすシーンで使われているバックの家です。それから映画上ではワンちゃんが木にむかっておしっこをしますが、その木はこの写真上にはありませんよね?というのも、映画上で使われた気はFAKEのものだったのです。


それでは、次にホームアローンで、マコーレ・カルキン君が家の中からあらゆる武器を使って家に侵入する泥棒たちをやっつけるシーンで使われた家です。それでは次は日本でもおなじみ、アリーマイラブで登場するCHINESE RESTAURANTとして使われた建物になります。それでは、最後にBACK TO THE FUTUREでおなじみのビルディング! 


さて、こちらを出発してから、次にむかう道のりにはたくさんの家々がみえてきました。この家々は他社が撮影のためにオフィスが必要となるので、この家々をオフィスとしてレンタルしております。そうしていると、ドラムツアーでも登場する、ジョーズやキングコングがでてきて、皆さんを驚かせます。次に特殊効果について案内してくれました。特殊効果とは、例えば、外ははれているけど、雨のシーンを撮りたいという時。このような時にはカーテン等でその廻り一体を囲み、暗くして水を雨しぶきのようにふらせます。それからバスは、パイレーツ・オブ・カリビアンの町が滅びるシーンやプリンセス・プリンス2のパレードシーンで使われた撮影現場を通過し、小道具部屋へ。


ここでは、映画に使われるたくさんのテーブル、デスク、置物等等たくさんそろえられてました。映画に使う際はレンタル方式で、このようにレンタルの証明が貼り付けられてております。以上がスタジオツアーでした。トラムツアーよりも普通にいけない場所にも入れて、日本語で沢山の情報をより詳しく教えていただき、約2時間とたっぷりユニバーサルスタジオの奥の奥までみれて大満足でした。


次にVIPパスを使ってアトラクションへと移動します。まずは、下の階より、今日は雨がふっており、肌寒かったため、先にBACKDRAFTへ。5500 度の厚さで焦げ付くように炎上する大火災とスペシャルエフェクトで、映画で見たあの消防士たちの熱い戦いを再現されるBACKDRAFTでもVIPの私たちは一番近い場所で大火災の現場を見ることができました。迫力満点で、終わり際には雨にぬれたのも忘れ、洋服も乾いておりました。


次にUSHのシンボルでもある戦死時代を行くジャングルリバーのラフト乗りに挑戦!おなかをすかせたTレックスや恐竜たちから逃れる道はただ一つ、26 メートルもの滝からまっさかさまにジャンプ!ジェラシックパークへと移動。通常入るのに1時間2時間まつのは当然の事ですが、なんといってもVIP。ハイってすぐに、しかも一番前に乗ることができました。最初に軽い坂道を登り、「くるかくるか??」とドキドキさせますが、これはただの坂道にすぎません。スタートから5分程経過した頃に、大きなスロープが現れ、一気に落下します。最後は45度の角度でこの通り。座っている位置によってはずぶ濡れになるので、特に靴やカメラなどはビニールで包んでおくといいです。

その瞬間を設置されているカメラがカシャ!落下瞬間の写真が降りたすぐ側のお店にて販売。$16.99~販売されてました。


その次に向かった先は新しくできたMUMMY です。日本でいう「ハナムプトラ」の映画の世界をカリフォルニアで最速の室内ジェットコースターに乗って、散策!ぞっとするほどリアルな最新のスペシャルエフェクトは他では味わえない体験!こちらもユニバーサルスタジオでとっても人気のあるアトラクション。日本にないので、是非のってみたいもの!ジェットコースターがちょっと苦手という方でも大丈夫!最初は前方方向にジェットコースターが進んでいき、ハナムプトラの世界に前方から進んでいきますが、後半は、それがバックしていきます。室内でスリルも味わえて、とっても楽しかったです。今日一番の一押しアトラクションでした。こちらも人気があるので、大変並びますが、VIPの方はNO PLOBLEMです。長く並んで乗った方にとっては「あんなに並んだのにこれだけーー!!??」と思うかもしれません。


そして次に上の階に移動します。上の階に移動するにも、長い長いエスカレーターを利用しますが、VIPのお客様は中にあるエスカレーターで簡単に上の階に移動できます。そして、上の階で一番最初に訪れた先がタイムマシンで時間と空間を越える旅のBACK TO THE FUTUREです。ドクターブラウンと未来を救う、噴火する火山に雪崩、氷の川や恐竜たちなど、映像をみながら乗り物が動く、スリル満点なライドです。まずは、最初にモニターの短編映画をみてからライドです。時間的にもWATER WORLDが始まる時間になったので、人気ナンバーワンのアトラクション、日本でもおなじみのWATER WORLDへご案内。


ここでもたくさんの行列の中特別な扉より入場し、一番見えやすく、水のかからない席へと誘導されました。水下の戦士達がホグジェットスキーに乗って侵入者との戦いを繰り広げる迫力満点の海上戦争ライブショーで、15分と丁度よい上映時間。WATER WORLDの上映時間は13:15と16:45。雨の日は中止となりますので、早めにいっておきたいものです。


それからSHREKにむかうところでしたが、その前にLUNCH TIME。一時間のランチをとりました。集合場所、時間をきめて、それまでフリー。ここで使えるのがVIPカード。園内の建物の中にあるレストラン、ファストフードショップでは、このVIPカードを提示すると、25%OFFになります。(外でうられているチュロスなどのお店は別。建物ONLY)ランチも終了し、次に移動した先は新登場のアドベンチャーSHREK 4Dです。


シュレックとドンキーがまたまたやりあっています。 SHREK4Dとは興奮の3Dに次元をもう一つ加えた4Dの世界に連れ込むアクション一杯のアトラクションです。4Dのリアリティはスリル満点で、日本にはまだ4Dの世界を体験できる場所はまだありません。入り口で4D用のサングラスをうけとります。大きな画像をみながら4Dの世界を堪能しますが、この物語はSHREK1と2の間の話で、SHREKとフィアナのハネムーンでの出来事です。

死んだはずのフィアナの元婚約者ファークアーク卿が幽霊として登場。せっかくのハネムーンが台無しに。幽霊のファークアーク卿がフィアナをさらい、SHREKとドンキーが取り戻しに向かいます。内容もおもしろく、感動もので、3Dだけではなく4Dなので、目で見て肌で感じる事もできます。肌で感じるってどんなこと!?これはいってみての楽しみです。これも大満足でした。

映画館のような大きな会場になってますが、VIPならではの特典として、とっても見やすい席をとることができます。そのあとに向かった先は、 UNIVERSAL PICTUREの大ヒット映画VAN HELSINGでやみ夜に恐怖の満ちたバンパイヤの世界に迷い込みます。

映画から本物の小道具とセットを用意。地の利がべっとりと地下墓地に続き、そこにはもだえ苦しむ死体の数々。日本でいうお化け屋敷になってます。日本とはちょっとスタイルが違くて、ちょっと違った怖さが体験できますのでお化け屋敷が苦手という方にも是非入ってもらいたいものです。
最後に向かった先が人類と未来のロボットが戦う3次元戦場に迷い込む、特殊効果の連続で、映画と現実が分からなくなってしまう、TERMINATOR 2;3D。


こちらはSHREKとは違って3Dになってます。こちらも入り口でサングラスをもらい、最初に同社がいかにすごいテクノロジーを持っているか、それがいかに社会のために役立っているか、という説明ビデオを見せられます。そのビデオプロモーションの途中で「この会社はとんでもない会社だ。

今は説明する時間がないが、大変な事態になることは必至だ。とにかくこの建物から5分以内に脱出してくれ。」という親子が登場する。それでも笑みを忘れない美しいコンパニオンに誘導されてみなさんは次の部屋へと向かうのである。ちなみにこのコンパニオンさんの口癖である「SUPER」。話の途中途中にSUPERをつけて、会場を笑わかせます。

会場中は大きなスクリーンと舞台が前方にあります。VIPの方はやはり一番いい席を頂きます。映画と現実がわからなくなってしまうってどういうこと!?とお思いかと思いますが、こちらもみてビックリ!なんと、役者さんが実際に舞台で演じ、会場内を走り回ります。そして、スクリーンに突入し、3Dをみたり、また、役者さんが舞台に現れて舞台を見たりと。これも日本に無く、是非見ていただきたい一品です。アトラクションはこれで以上。ここで、ガイドのちささんとはお別れです。


残りの時間(約2時間)はフリータイムで、VIPカードを使ってもう一度のりたいアトラクションに並ばずに乗ることも出来ますし、お買い物もできます。また、一度ユニバーサルスタジオの外にでてユニバーサルシティーで買い物もできます。一度外にでてしまっても、再びスタジオ内に入ることもできます。その際は出口で係りの方にスタンプをもらってください。スタンプをもっている係りの方に「STAMP, PLEASE」といって手を差し出せばOKです。黄色い蛍光のスタンプを手におしてくれますので、それで中に入ったりでたりする事ができます。


お土産などのお買い物も、VIPカードをもっていると、25%オフで買い物ができます。しかしCITYの方では、一番手前のお店でしか、VIPカードは使えませんのでご注意です。CITYにもたくさんお店はあります。ここは日本でいう「靴下屋」のようで、靴下一式しかありません。その正面にはマグネットしかうっていないお店があります。そのまま先に進むと、右手に日本食のレストランもありますし、映画館もあります。そして目の前には大きなHARD ROCK CAFE´が!時間があれば、是非CITYの方も散策したいものです。ユニバーサルスタジオ内にもコインロッカーや、WHEEL CHIREのレンタルもあります(有料)。


今日一日VIPツアーに参加して、まず一つ言えるのが本当に一日を一切無駄にせずに、楽しむ事ができる一日を過ごす事が出来ました。映画ファンの方を始め、日本のお客様全員が、満足のできるツアーでした。普段では見れない場所まで見る事ができ、テーマパークで一番疲れるのがやはりアトラクションの待ち時間かと思いますが、そんな事しらずで、名一杯時間を使う事が出来ました。9時間という時間も丁度よく、今日一日がとっても充実した一日となりました。ロサンゼルスを訪れた際には是非皆様にお薦めしたいツアーです。