2007.01.29

 ショッピング/おみやげ

新鮮なウニを日本にお土産、という裏技 (エレファントツアー/五十川)

先日、ロングビーチにある、「丸秀」という雲丹(ウニ)専門の工場に行ってきました。
社長の河村英夫さんは、ウニひと筋30年の超ベテラン。

この工場は、いままで、もちろん現在でも、80名の従業員が毎日サンタバーバラから上がって来たばかりのウニを解体し東京の魚市場「築地」に直送しています。その、築地に空輸している採れたてのウニを、工場に来てくれれば直売してくれるというのです。しかも、機内に手荷物としてそのまま持ち込めるように、保冷パックにしてくれるのです。


約300g入った大箱(業界では1枚、2枚と数えるいうようです)が37ドル。この大箱を2枚と、「雲丹酒盗」という瓶詰めにした、生ウニを一夜漬けにした商品をセットにして保冷バッグに詰めてくれる98ドルのパッケージ商品がお勧めです。



河村社長は、「次回お寿司屋さんに行かれた時は雲丹を軍艦ではなく、握ってもらってみてはいかがでしょう?雲丹は繊細な味なので、海苔を多く使った軍艦巻きだとどうしても海苔の味に負けてしまうことがあります。きっと、今までとは違った雲丹の美味しさに満足していただけると思います。特にそのうにが北米産でしたらサイズも大きいので、握ってもらうのにも適しています。」と言います。

エレファントツアーなら、ロサンゼルス最後の帰国時に、空港に向かうときにちょっと早めにホテルを出て、丸秀さんに寄って、サンタバーバラ産の新鮮なウニを日本にお土産、という新時代感覚のお持ち帰りギフトを経験できます。

空輸で築地に届けてそこからお客さんの口に入るのは早くて4日目だという。それが捕れた翌日に日本で食べられるのです。お世話になった大切な人にお土産を探しているなら、そしてその方に帰国当日に手渡すことができるなら、こんなチョイスがある、という裏技があったんですね。

植物検疫、手荷物規制、ワシントン条約などがあれほどうるさいのに、生のウニを機内に持ち込めると言うのも意外でした。最後に、丸秀さんのホームページをご紹介しておきます。

http://www.maruhide.us