2009.03.31

 スポーツ観戦

世界フィギュアスケート選手権 (エレファントツアー/直美)

ステープルセンターで行われた世界フィギュア選手権を見に行ってきました。
かの「札幌の恋人」「銀盤の妖精」ジャネットリンの時代より(ぁぁぁ・・・、テレビで再放送を見ました・・・いやいや生放送をテレビにかじりついて見た世代です×××)
女子フィギュアは一般ファンとしていつかは見てみたいと熱望していたこの私。



会社から15分という距離に世界の大選手が集まるこの大会。まして週末に開催されて見に行く事ができる・・・となっては逃さない手はない。そんなこんなで、ウキウキ・ドキドキしながら札幌以来の思いの丈を抱えて会場へと出かけました。思えばここまで長かった。(そういえば日の丸飛行隊というのもありました。紺野、青木、笠谷 ぁぁ、栄光の日・・・ぁぁ、蛇足でした)


午後4時から始まる女子のフリー、前日のショートプログラムの上位が競います。出場順は前日の結果によってかわり上位選手が後に滑るようです。同じ女子フリーでも最初の方に滑る選手はジャンプのときにも一杯転ぶしグレースもあまり感じられなくて世界という枠の中でも一流までの一枚な大きな壁の高さに驚きました。


常に上位にいる選手のレベルの高さというものがダントツに凄いと言う事がわかったのです。でも、この中にこれから力を付けてオリンピックで頭角を現す選手もいるのかと思うとそれはそれで目を離せません。そして最後から二組目の滑走に日本の村主選手の姿が。彼女は美しいですねえ。小さいのに情熱的でエレガント。すっかり魅了されました。


各国の選手の応援もそれぞれ。スイスやカナダ 北欧のお客様も多かったです。私の席はミッシェルクワンちゃんがテレビのアナウンスをする放送席が見える位置でした。かわいい。彼女やクリスティ山口さんが出てくるとなんとなく嬉しくなる私です。ちなみにクリスティさんは表彰式のときにプレゼンターで登場されました。


さて遂に最終組。上位選手の練習が始まりました。短い間ですが数人のトップ選手を一度に見れる貴重な時間です。私の目はどうしても注目の浅田選手、安藤選手、そしてキム選手に釘付け。やはり上位選手の滑りは素晴らしいし、気迫にあふれています。気になる選手がジャンプをする度に心臓がぐっとなり、転ばないで!と願うので座っているのに結構体力を消耗するかも。私の席には選手のエッジが氷を削るシュッという音も聞こえてすごい迫力です。


浅田選手も安藤選手もそしてキム選手も素晴らしくもうこのレベルになると観客は本当に銀盤に釘付け。日本からの報道でしかフィギュアの研究をしていないので、どうしても他の国の選手の名前やバックグラウンドを覚えられなかったのがとても残念なのですが、ラテンのベサメムーチョなどの音楽で元気にパフォーマンスをしたとても元気な選手の登場では会場中が手拍子!白鳥のような素敵な衣装の選手はジャンプが乱れ何度も転倒。演技終了後の表情は険しく、顔を覆って泣き出しそうでした。



上位で滑る選手は全て2010年のオリンピックを見据えている事を思うとこれからの1年弱はプレッシャーと長い戦いになるのだなあと思うと全ての選手に応援をしたくなりました。最終結果では抜群の滑りでキムヨナ選手が優勝。安藤選手も3位に入りました。浅田選手は残念だったけど、きっと彼女の目はオリンピックを見据えているのだと思います。


表彰式の後は稀に見るファンサービス。30分以上もキム選手と安藤選手がリンクを巡ってサインや握手に応じてくれました。上のほうに座っていた私も席を移動して前方へ激写してきました。係員に止められるまでずっとファンサービスをしてくれた安藤選手、キム選手を見ていて前にもましてフィギュアが大好きになりました。
オリンピックが待ちきれない!!