2011夏
サルク・デ・ソレイユのダニー・エルフマンの曲をフィーチャーする「アイリス」−コダック・シアターで開演する事が決定し、先日ハリウッドハイランドのグランドボールルームにて旅行関係者等を集めてのプレビューショーがおこなわれました。

この日のLA TIMESの記事から詳細を集めて皆様に情報をお伝えしようと思います。


ハリーウッドのコダック・シアターで来年の夏に開かれる新しいサルク・デ・ソレイユ作の待望のプロダクションのタイトルはいままで秘密と去れてきたのですが　 IRISという名前が発表されました。
そしてクリエイティブチームも同時に紹介されました。

監督はPhilippe Decoufl！！
「アイリス」は２０１１年の夏にコダックシアターでワールドプレミアされる予定です。このプロダクションはフィルム作りの歴史に敬意を表し、ダンス・アクロバティックス・ライブビデオ・撮影されたシーケンスとアニメーションをショーケースするものです。


このプロダクションはシルクドソレイユとDecoufl監督の初めてのコラボとなります。
パリ生まれのステージアーティストであるDecoufl監督はダンスカンパニーDCA
の創始者でもありアーティスティックディレクターでもあり、ソロイストとして自らも世界中で演じてます。ほかにはミュージックビデオ・CMや１９９２年の冬オリンピック（アルバートビル、フランス）の開会式と閉会式をディレクトしています。

「アイリス」オリジナルスコアは作曲家のDanny Elfmanが担当します。Elfmanはティムバートン
の映画や「シンプソンス」のオープニングテーマなどで有名です。

このショーは世界中から呼ばれた７２人以上のパフォーミングアーティストもより繰り広げられます。
「アイリス」のプレビューは七月上旬に始まり、正式なオープニングは２０１1年9月２５日になるそうです。

シルクドソレイユの社長＆最高責任者のDaniel Lamarreはコダックシアターのリフォームに４千万ドル、プロダクション自体に６千万ドルかかると言っています。
彼はショーは現在の3Dブーム無声映画から、様々な映画のジャンルへのオマージュされることを追加しました。
Lamarreは「このショーのインスピレーションはシルクドソレイユが２００２年にでたオスカーの表彰式に基づいています。我々のパフォーマンスと映画に相乗効果があると気づいたのです。」と言っていました。
このショーは現在アカデミーアワードのメイン会場となってるコダックシアターで開かれます。
「アイリス」のリハーサルはサルクのベース、モントリオール、でまもなく開始されます。そして２０１１のオスカー授賞式の後にLAに移動します。

「アイリス」チームに加わるのはオスカー賞にノミネートされたプロダクションデザイナーのJean Rabasse・コレオグラファー(振り付け師）のDaphnMauger
・衣装デザイナーのPhilippe GuillotelとライティングデザイナーのPatriceBesombes。「ディレクター・オブ・クリエイション」はJean-FranoisBouchardとなります。


サルクのラスベガスショーの数々を含むファミリーフレンドリーなアクロバティックスは世界的に成功してます。しかし、一見無敵の同社の
ニューヨークのプロダクション「バナナシュピール」は、今年痛烈な批評のために閉鎖ています。
ハリウッドで開催予定の今回のショー、10年計画の常設ショーとしなっております。
是非とも大成功を収めてほしいものですね。

プレミアムショーで役者さんとカメラに治まり満足げな筆者