2011.03.03

 6 恵子ギャリソンLA便り

今、アメリカで注目の琴アーティスト松山夕貴子さん!(恵子ギャリソン)



LAダウンタウンに位置するステープルズ・センターで、
213日に、18年前に大阪から
LAに活動拠点を移し懸命の努力を続けてきた琴アーティスト、松山夕貴子さんの大きな夢の一つがついに叶った!



                      PHOTO CREDIT: DAN REDDING

53回グラミー賞授賞式で、夕貴子さんがサックス奏者ポール・ウィンターに直接依頼され参加したアルバム「ミホ:ジャーニー・トゥー・ザ・マウンテン」(滋賀県甲賀市信楽町にあるMIHO MUSEUMで昨春レコーディングされた)が最優秀ニュー・エイジ・アルバム賞を受賞した。  
ウィンターさんの代理としてステージに立ち、こぼれんばかりの笑顔で、見事な受賞の挨拶を英語で行った夕貴子さんの晴れ姿を見ていた(残念ながら会場ではなくTVで)私は、長年の友人として感激でいっぱいになった。


先週、夕貴子さんのお家へ行き、インタビューをしてきました! 

私: “グラミー賞当日の出来事や心境など教えて!”

 

夕貴子さん:

“当日はヘアーセット、着物の着付け、メークなど準備のために午前5時半に起き6時に家を出ました。 結局朝4時過ぎまで眠れず、目覚ましがなったときは5時過ぎ、ほとんど寝ない状態で行ったのです。 でも興奮していたせいか、まったく眠気は感じず、ポールさんから頼まれたスピーチをちんとやれるか心配していました。 とにかく他のミュージシャンのラストネームが難しすぎて、うまく発音できるか練習していました。 そしていよいよ会場に着いた時、モデルさんのようなきれいな人たちがいっぱいいて、わー!と圧倒され、夢のレッドカーペットを歩き始めた時には胸がいっぱいでした!

いよいよ授賞式が始まり、ニューエージカテゴリーが発表される16番目まで、心臓が飛び出すのではないかと思うほどドキドキしました。

“ポールウインター・コンソート!”とアナウンスされ、階段を上ってステージに上がるその瞬間も、(しっかりポールさんに頼まれたスピーチをするんだ!)って自分に言い聞かせて...でもそのステージのマイクが私の背丈より高すぎて、背伸びしたり、顔を上げてて、会場の人は大笑い...やっと調節できてホッ! 今までにない経験をしました。 そこからは、すっごく!たくさんのカメラマンの人たちから順番に写真を撮られて、インタヴューを次々にされました。 

ステイプルセンターではポップスターのレデイーガガとかが派手に歌ってたり、バーバラストライザンドが熱唱したりと、ものすごい華やかなステージ!

着物で行ったことはすごく良くて、たくさんの人が私のスピーチを覚えてくださっていたのです。 着物を着てステージに立ったのは私だけでしたから。

いろいろな経験をしましたが、時間がたつほどにやっと実感して、幸せに感じ始めています!“

http://www.grammy.com/videos/best-new-age-album-at-53rd-annual-grammy-awards-pre-telecast


 

                     PHOTO CREDIT: NAMI

グラミー賞に出席する“おかあさん”の晴れの舞台を自分の目で見、喜びをともにするため、
東京の大学に通う一人娘のNamiちゃんが駆けつけました。

夕貴子さんが当日着た着物は、実は20歳になった時にご両親にプレゼントして貰った物。

当時の彼女には“黒”がとても地味見え、お願いしてピンクの着物を改めて買ってもらったそうです。 その着物をNamiちゃんが着、夕貴子さんは、ウン十年前の成人式で着るはずだった、その“黒”の着物を“グラミー賞”出席するための衣装として選びました。 お父様とお母様、そしてその着物はとてもとても嬉しかった事でしょう!

 

              PHOTO CREDIT: NOBUYUKI OKADA

夕貴子さんは、数年前に、友人から五日市剛氏の“ツキを呼ぶ魔法の言葉”をプレゼントされ、
それ以来、教えを実践していると言う。 

例えばコンサートの前は、“満席になってありがとう!” と毎日、字に書き声に出し、そして努力する。 そして今回は、“グラミー取れてありがとう!”と!

彼女は自分の部屋を“ありがとうルーム”と名付け、そこで琴アーティストとして、人間として、周囲に人々に感謝しながら、日々努力を続けている。


 

                       PHOTO CREDIT: NOBUYUKI OKADA

夕貴子さんの他の夢の一つは、幼い時から音楽的に大影響を受けたお兄ちゃん(
シンガーソングライター、アレンジャー、ヴォーカリスト、プロデュサーとして活躍する織川ヒロタカ氏)とアメリカ及び日本でコンサートを開催すること。

日本で野外コンサートを行い、演奏の後に盛大な花火を打ち上げる事。

夕貴子さんはメチャ花火大好きっ子、花火女なのです!

 

私:“絶対実現する! 実現するよ!夕貴子さん!!実現しようよ、故郷“大阪”で!!“

 

明日(日本では今日)はひな祭り(33日桃の節句)、女の子の健やかな 成長を願って楽しくお祝いする日。

夕貴子さんのご両親は素晴らしい女性に成長した娘さんを思い、今までで一番仄々とした幸せな気分で33日を迎えられていることでしょう。

 

LAっていいな!夢を追い続けて行きたい、夢を叶えたい人々には最高の街!

  

 

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