2011.11.27

 1 スタッフから新着情報

LA AUTO SHOW 2011(Elephant Tour 五十川)

ロサンゼルス・ダウンタウンのコンベンション・センターで恒例のオートショーが開催されています。東京モーターショーの開催が、今年は12月にずれ込んだため、その前哨戦的な位置づけとなった今年のロサンゼルス・オートショー。北米最大規模のデトロイト・モーターショーに追い付け追い越せ的な勢いを感じたときもありましたが、2011年は残念ながら勢いがなかったように感じられました。






注目度ナンバーワンはスバルBRZ。ワールドプレミアと北米プレミアなどを合わせて100台近いニューモデルが登場するはずでしたが、いざ開幕となった16日、ニューモデルの数はそれなりにあるものの、ほとんどが小型。感動を伴う発表は少なかったように感じられました。アメリカの経済の底冷えを象徴するようなショーでした。

そんな中、明るい希望を抱かせる魅力的なニューモデルをひな壇に飾っていたのが日本のメーカーでした。これまでのコンベンションで、なかなかその姿を現さなかったスバル版のFT-86「BRZ」がついにその全貌を明らかにしたのです。



ホンダも頑張っています。任天堂が「ロサンゼルス・オートショー」で実物大のマリオカートを披露したり、ダイムラーが新型『Mクラス』の最強グレード「ML63AMG」を初公開したことも業界の注目を浴びました。新しいML63AMGのハイライトは自慢のエンジンです。従来の6.2リットルV8自然吸気ユニットに代えて、AMGの新世代直噴5.5リットルV8ツインターボが採用されているとのことです。

GMは世界戦略コンパクト、シボレー『スパーク』をワールドプレミアし、『カマロZL1コンバーチブル』を初公開しました。カマロZL1は『カマロ』の最強グレードで、6.2リットルV型8気筒スーパー・チャージャー・エンジンは最大出力580ps、最大トルク76.9kgmと、歴代カマロ最強のパワーを発揮します。ドイツ・ニュルブルクリンクでは7分41秒27のラップタイムを達成。2009年に『カマロSS』が記録したタイムを、一挙に40秒近く短縮しました。