今年のロサンゼルスの天候は異常ですね。ぼやきに、ぼやいたが、まだ続いている。
過去31年間生活した中でも、8月としては最高に暑いんじゃあないかな?きっと明日か明後日には、お天気のお姉さんが「今年の8月は過去最高の暑さでした」なんて言うと思うな。
もしかして、もっと暑い年があったかもしれないが、暑さだけではなく湿気があるのが堪えられないんだ。ビールは美味しくていいけどね。
ちょっとした夏バテでこのブログをお休みしていたら、いつも日本で見てくださっている「メガサメント」さんから、「いかがされたんですか?もうブログのネ タが尽きたんですか?」と連絡をいただいた。「そうです、尽きたんです」と言いたいところだが、ドジャースもエンゼルスもそうそうゆっくりさせてはくれな い。それどころか、ブログのお休み中にも「世紀の大トレード!!!」(言い方が古いね)や「ロサンゼルスから日本人選手が失踪?!」(本当は失踪はしてな いからね)など話題は多かった。
まずはドジャースからだ。7月のトレードデッドライン(例の勝手にトレードができるってやつね)前後に、 ドジャースはスタン・カステン球団社長、ネッド・コレッティGM組が頑張って、シェーン・ヴィクトリーノ外野手、ハンリー・ラミレス内野手ら5選手をト レードで獲得したのは前に述べた。久々の大量トレード、しかも要所を押さえた見事なトレードとファンの皆が喜んだ。これで2009年以来のプレーオフか、 でもやっぱりあれが見たいなあ、と、その上を望む声もあった。いくら弱いナリーグ西地区からプレーオフに出ても、世界一を張るにはねえ、という声もあっ た。「さらにこれからも強いチーム作りをしていくよ」と言われても、まあ今年はこれで前にぶつかっていくしかないのかと思っていた矢先のことだった。事件 は起こった。メディアが一斉に「ドジャースとレッドソックスのメガ・トレード」を伝えたのだ。ドジャースは、ジェームス・ローニー一塁手と4人の若手選手 を出す代わりに、レッドソックスからエイドリアン・ゴンザレス一塁手、カール・クロフォード外野手、ジョシュ・ベケット投手、ニック・プント内野手の4選 手を獲得したのだ。4選手が持っている契約の残り金額は271ミリオン、レッドソックスからの補填が少しあり、それを差し引いて合計260ミリオンという から、開いた口は3年くらい塞がらない。7月末をさかいに獲得した4選手と合わせると、合計で9選手。25人のうち9選手である。ロサンゼルス中が驚い た。
8月25日のトレード発表の記者会見が終わったあと、カステン社長に聞いてみた。
「これで補強は完成か?次は何?」
「次は勝つことだよ。でも明日、いいディールがあったやるよ。勝つまでね」、だって。
一方のエンゼルスでも事件はあった。
「8 点差が・・・」で述べたように、あの試合は、今年もしエンゼルスが万が一プレーオフ進出を逃すようなことがあれば、いつまでも不名誉な意味で語り草になる ような負け方で、エンゼルス全体にメガショックを与えるものとなった。エンゼルス野球殿堂入りにあわせ招待された2002年ワールドチャンピオンメンバー の目の前で起こったもんね~。しかもアルバート・プホルス選手のメガトレードに比べれば、ややその影に入るが、レンジャースのエース、CJウイルソンが地 元(ニューポートビーチ出身)へ凱旋したのだから期待も大きかった。6月26日には今季9勝目を上げ、オールスターにも選出され、さすがCJ、これはこれ はと思ったとたんにね・・・・。
9勝してアナハイムに帰ったときに聞いたことがあるんだ。
「CJ、おめでとう。5連勝で9勝になったけど予定どおりかい?」
「ありがとう。でもベースボールってやっかいなものなんだよ。勝っていても急に勝てなくなることがるんだ。その逆もあるけどね」。笑顔で話してくれたんだけどなあ。
さ て、その試合の悪夢がしっかりとはさめぬまま、次の日は日曜日のデーゲーム。クラブハウスは朝9時に開く。快速球リリーフ投手のケビン・ジェプセンが帰っ てくる。マイナーに落ちるのは不調だったジェーソン・イズリンハウゼンだろうと思って、その確認に行ったわけだ。そしたら、まだいるじゃあないの、リラッ クスして。そしてしばらくすると高橋尚成投手が入ってきたんだ。こちらもいつもと変わらない。着替えをして雑用を済ませて試合に臨もうとしていたときに、 マイク・ソーシア監督に呼ばれた。コーチが張り出したスターティングラインナップシートのリリーフ投手の欄に「TAKAHASHI」の名前がない。あわて てソーシアの部屋へ行くと「マイナーへ行くけど9月1日には帰ってくるよ」と言う。まさか高橋はないと思っていたから2倍疲れたよ。でもまさか自分はない と思っていた高橋はその何十倍疲れたんじゃあないかな。それでなくて左の中継ぎは貴重なのにね。これでスコット・ダウンズ一人になった。大丈夫かな あ~?。
そしてその後のことはご存知ですよね。高橋はマイナーに行っただけでなく・・・・・。そうパイレーツから、お声がかかって移籍と 相成りました。ウエーバーにまでかけないでね。まさかトレードはないと思っていたであろう高橋は、きっと何百倍と疲れたろうね。ところで唯一の左腕ダウン ズだが、家庭の事情というやつで火曜日からエンゼルスのメンバーを外れている。左の中継ぎは誰もいなくなった。今プレーオフ争いをしているチームには、い い左打者が多いけどね。大丈夫かなあ・・・。
さてブログの復活に力を貸していただいた「メガサメント」さんにロサンゼルスから何かと思いましたが、この「残暑」でいかがでしょうか。しかも着払い。
涼しくなりますよ~。メガ覚めますよ~。
過去31年間生活した中でも、8月としては最高に暑いんじゃあないかな?きっと明日か明後日には、お天気のお姉さんが「今年の8月は過去最高の暑さでした」なんて言うと思うな。
もしかして、もっと暑い年があったかもしれないが、暑さだけではなく湿気があるのが堪えられないんだ。ビールは美味しくていいけどね。
ちょっとした夏バテでこのブログをお休みしていたら、いつも日本で見てくださっている「メガサメント」さんから、「いかがされたんですか?もうブログのネ タが尽きたんですか?」と連絡をいただいた。「そうです、尽きたんです」と言いたいところだが、ドジャースもエンゼルスもそうそうゆっくりさせてはくれな い。それどころか、ブログのお休み中にも「世紀の大トレード!!!」(言い方が古いね)や「ロサンゼルスから日本人選手が失踪?!」(本当は失踪はしてな いからね)など話題は多かった。
まずはドジャースからだ。7月のトレードデッドライン(例の勝手にトレードができるってやつね)前後に、 ドジャースはスタン・カステン球団社長、ネッド・コレッティGM組が頑張って、シェーン・ヴィクトリーノ外野手、ハンリー・ラミレス内野手ら5選手をト レードで獲得したのは前に述べた。久々の大量トレード、しかも要所を押さえた見事なトレードとファンの皆が喜んだ。これで2009年以来のプレーオフか、 でもやっぱりあれが見たいなあ、と、その上を望む声もあった。いくら弱いナリーグ西地区からプレーオフに出ても、世界一を張るにはねえ、という声もあっ た。「さらにこれからも強いチーム作りをしていくよ」と言われても、まあ今年はこれで前にぶつかっていくしかないのかと思っていた矢先のことだった。事件 は起こった。メディアが一斉に「ドジャースとレッドソックスのメガ・トレード」を伝えたのだ。ドジャースは、ジェームス・ローニー一塁手と4人の若手選手 を出す代わりに、レッドソックスからエイドリアン・ゴンザレス一塁手、カール・クロフォード外野手、ジョシュ・ベケット投手、ニック・プント内野手の4選 手を獲得したのだ。4選手が持っている契約の残り金額は271ミリオン、レッドソックスからの補填が少しあり、それを差し引いて合計260ミリオンという から、開いた口は3年くらい塞がらない。7月末をさかいに獲得した4選手と合わせると、合計で9選手。25人のうち9選手である。ロサンゼルス中が驚い た。
8月25日のトレード発表の記者会見が終わったあと、カステン社長に聞いてみた。
「これで補強は完成か?次は何?」
「次は勝つことだよ。でも明日、いいディールがあったやるよ。勝つまでね」、だって。
一方のエンゼルスでも事件はあった。
「8 点差が・・・」で述べたように、あの試合は、今年もしエンゼルスが万が一プレーオフ進出を逃すようなことがあれば、いつまでも不名誉な意味で語り草になる ような負け方で、エンゼルス全体にメガショックを与えるものとなった。エンゼルス野球殿堂入りにあわせ招待された2002年ワールドチャンピオンメンバー の目の前で起こったもんね~。しかもアルバート・プホルス選手のメガトレードに比べれば、ややその影に入るが、レンジャースのエース、CJウイルソンが地 元(ニューポートビーチ出身)へ凱旋したのだから期待も大きかった。6月26日には今季9勝目を上げ、オールスターにも選出され、さすがCJ、これはこれ はと思ったとたんにね・・・・。
9勝してアナハイムに帰ったときに聞いたことがあるんだ。
「CJ、おめでとう。5連勝で9勝になったけど予定どおりかい?」
「ありがとう。でもベースボールってやっかいなものなんだよ。勝っていても急に勝てなくなることがるんだ。その逆もあるけどね」。笑顔で話してくれたんだけどなあ。
さ て、その試合の悪夢がしっかりとはさめぬまま、次の日は日曜日のデーゲーム。クラブハウスは朝9時に開く。快速球リリーフ投手のケビン・ジェプセンが帰っ てくる。マイナーに落ちるのは不調だったジェーソン・イズリンハウゼンだろうと思って、その確認に行ったわけだ。そしたら、まだいるじゃあないの、リラッ クスして。そしてしばらくすると高橋尚成投手が入ってきたんだ。こちらもいつもと変わらない。着替えをして雑用を済ませて試合に臨もうとしていたときに、 マイク・ソーシア監督に呼ばれた。コーチが張り出したスターティングラインナップシートのリリーフ投手の欄に「TAKAHASHI」の名前がない。あわて てソーシアの部屋へ行くと「マイナーへ行くけど9月1日には帰ってくるよ」と言う。まさか高橋はないと思っていたから2倍疲れたよ。でもまさか自分はない と思っていた高橋はその何十倍疲れたんじゃあないかな。それでなくて左の中継ぎは貴重なのにね。これでスコット・ダウンズ一人になった。大丈夫かな あ~?。
そしてその後のことはご存知ですよね。高橋はマイナーに行っただけでなく・・・・・。そうパイレーツから、お声がかかって移籍と 相成りました。ウエーバーにまでかけないでね。まさかトレードはないと思っていたであろう高橋は、きっと何百倍と疲れたろうね。ところで唯一の左腕ダウン ズだが、家庭の事情というやつで火曜日からエンゼルスのメンバーを外れている。左の中継ぎは誰もいなくなった。今プレーオフ争いをしているチームには、い い左打者が多いけどね。大丈夫かなあ・・・。
さてブログの復活に力を貸していただいた「メガサメント」さんにロサンゼルスから何かと思いましたが、この「残暑」でいかがでしょうか。しかも着払い。
涼しくなりますよ~。メガ覚めますよ~。