2015.04.16

 1 スタッフから新着情報

ロサンゼルス発/死の谷と言わしめたデスバレー国立公園とカジノの街ラスベガス1泊2日の旅(K142)〜1日目〜

ロサンゼルス発/死の谷と言わしめたデスバレー国立公園とカジノの街ラスベガス1泊2日の旅(K142)
〜1日目〜

 

皆様こんにちは!

エレファントツアー スタッフの田村です。

この度、ロサンゼルス発デスバレー&ラスベガス1泊2日ツアーに参加してまいりましたので、その様子をご紹介しようと思います☆

今回は、我らが遠方ツアーのエースGuideジョンさんとお客様4名様と一緒に同行させて頂きました!

 

まず、今回のスケジュールは以下の通り↓↓

 

1日目:

07:30AM  ロサンゼルス ダウンタウン出発

休憩3回

01:00PM  デスバレー到着

05:45PM  デスバレー出発

休憩1回
↓ 

08:30PM  ラスベガスホテルチェックイン

 

2日目:

09:00AM  ラスベガス出発

09:50AM  レッドロックキャニオン到着

11:45AM  レッドロックキャニオン出発

12:30PM  プレミアムアウトレット到着

03:00PM  プレミアムアウトレット出発

休憩1回

08:15PM  ロサンゼルス ダウンタウン到着

 

 

国立公園といえば皆さんはどのようなイメージが浮かびますでしょうか?

ヨセミテのような緑にあふれた森林、グランドキャニオンのような岩山、イエローストーンのような火山地帯、ジョシュアツリーのような砂漠地帯…などなど。

デスバレーは、カテゴリーとして括るのであればジョシュアツリーのような砂漠地帯といったタイプでしょうか。

 

デスバレー国立公園とは?と聞かれた時に、まずキーワードとなるのがHOT, DRY, LOWの3つの言葉です!!

 

なんと、世界で一番高い気温を記録しており、アメリカで一番雨が降らない乾燥エリアであり、アメリカで一番低いところに位置している場所なのです!!

また、長野県と同じ大きさを誇っています。

 

デスバレーとは、その名の通り「死の谷」です。

遥か昔、物資調達の行程途中の人々が近道をしようと思い、デスバレーに入り込んできました。しかし、近道どころかその谷中で道に迷ってしまい、道中で仲間を1人亡くす犠牲を伴いながら、数週間後にようやく命からがらデスバレーを抜け出した時に、「ここは死の谷だ!」と言ったのが名前の由来だそうです。

サマーシーズンにはあまりの高熱のために亡くなる方が数年ごとにいらっしゃいます。

水分補給、サングラス、帽子などは必需品です!!

この日もまだ4月半ばなのに94℉(34℃)!!!

 

 

 

 

乾燥した暑さなので、日本の暑さとはまた違う感じです。

夏場50℃〜冬場マイナス温度となりますので、3月頃がベストシーズンでしょうか。

 

さて、予備知識はここまでとして、早速デスバレー探検へ行ってみましょーー♪

 

ロサンゼルスから途中休憩を挟みながら車で北へ走ること約5時間半、ようやくデスバレーに到着します。

 

 

到着したらお昼休憩として、デスバレー内のリゾートエリアFurnace Creek Resortにまず立ち寄ります。

 

 

私は小さな売店でランチを済ましてしまいましたが、↑のようなバッフェスタイルのレストランもあります。

興味のある方はぜひトライしてみてください☆

 

午後2時からいよいよ各スポット巡りスタート!

まず向かったスポットは「悪魔のゴルフコース」。

「死」といい、「悪魔」といい、creepyな名前ばかりですね…笑

悪魔はいませんので、恐れることはありません!

こんな感じです↓↓

 

これは全て岩塩です。

あまりに乾燥している故、雑草が生えないどころか地表がボコボコです。

悪魔ならここでもゴルフをするだろうという由来から「悪魔のゴルフコース」という名前がつけられました。

もっと近くで岩塩を見てみましょう↓↓

 

 

遠くから見ると焦げ茶色の土に塩の白が混じり、ガトーショコラのような見え方をするのですが、近くによって見ると本来これら岩塩はみんな真っ白で、黒や茶色は砂埃などで染み付いてしまったものであることが分かります。

↓↓手に持ってみました。

 

カラカラに乾いており中身は空洞なのですが、表面が非常に硬く、落としても全く割れません。落とした時には、空洞の内面と硬い表面によって彩られた非常に興味深い音が出たのがとても印象的でした。

 

次に向かったスポットは、「バッドウォーター」。

 

 

 

このスポットこそ、デスバレーが誇るアメリカ一低い位置です!!

SEA LEVEL(海抜)と書かれた看板が横の岩山はるか上にあり、我々が実質海底にいることを認識させてくれます。

このエリアは1億年前には海の底、1万年前には湖の底でした。

今でもここでは地面を掘ればすぐに水が湧き出てきます。…塩水ですが。

写真上の白い道のようになっているのは、もちろん全て塩です!

ここがデスバレーのメジャースポットなのではないでしょうか。

ちなみに、ここは特に地面が真っ白なこともあり、日差しの反射が非常に強いですので、サングラスお忘れないように☆

 

さて、3番目に訪れたスポットは、「アーティスツパレッツ」。

 

ここはまるで絵の具でカラフルに岩山が描かれたようになっています。

これほどカラフルなエリアは、デスバレー内スポットにないでしょう。

酸化などの化学反応によって各地層が変色した結果、このような光景が出来上がっています。

例えば、有名なニューヨークの「自由の女神」なども元来は銅褐色だったようですが、化学反応によって現在のような色へ変色したようです。現在の「自由の女神」のような色模様も写真から伺えますよね。

「自由の女神」が作られたための資源が、ここにも埋まっているのでしょう…。

 

 

さて、アメリカ西海岸はかつてゴールドラッシュと呼ばれた時代があり、このデスバレーももれなくかつては鉱山でした。

そんな歴史の一部をかいまみれるのが、「ソルト クリーク インタープリティブ トレイル」です。

 

写真は、「ソルト クリーク インタープリティブ トレイル」ではないですが、このような滑車に資源を乗せて運んでいたそうです。

 

ここからビジターセンターへ向かいます。

どの国立公園内にもビジターセンターはあるものですが、その公園を理解するためにも勉強になる展示などがたくさんあります。

どこか国立公園へ行かれる場合は、ぜひビジターセンターにも寄ってみてくださいね。

 

ビジターセンターへ向かう途中に「メスキートフラット サンドデューンズ」へ立ち寄ります。サンドデューンとは砂丘のことです。

 

同じ国立公園内に砂丘があったり、海水が出てくることがあったり、地表がカラカラなエリアがあったり、非常に面白いですよね。

 

そして、いよいよラストスポット!!

「ザブリスキー ポイント」

 

ここは丘から見下ろすスポットです!

私個人的にはデスバレー内で一番のお気に入りです☆

遠くの山まで見渡すことができます。

 

この時点で、午後6時前。

これにてデスバレー巡りは終了です!!!

 

約5時間デスバレー内にいて特に印象に残ったのは、「無音による圧迫感」です。

あまりにも静かであるために、耳が不思議な感覚を覚えました。

動物の存在感がとても薄く、山や岩、土など自然の存在力が非常にパワフルだったなと感じました。

我々人間は、喧騒の世界で日々生きています。

たまにはデスバレーのような場所を訪れて、ただ存在することの意義というものを見つめ直す時間も大切かもしれないですね☆

 

 

さてさて、ここからはラスベガスです!!

デスバレー→ラスベガスは車で約2時間半。

途中には宇宙人出没伝説の多い「エリア51」近くも通ります。

宇宙人ネタを観光商売として扱う数少ないエリアです笑

 

 

 

 

そして、いよいよラスベガス到着です!!

ホテルチェックインが完了しましたら、翌朝の集合時間を確認して解散となります。

 

※   以下はツアー内容に含まれているものではございませんので、ご参考までにお読みください。
もしショーチケットなどのご購入を検討されている場合は、事前にエレファントツアーまでお問い合わせくださいませ。

 

 

…私にとっては、久々のラスベガスでした。

今回、自分の中でイメージしていた流れは、08:30PM  ホテルビュッフェ→10:00PM  ショー鑑賞→0:00AM  カジノ

 

というものでした。

 

こちらのツアーに参加されるお客様には事前に把握して頂きのですが、夜9時台以前のショー鑑賞にはほぼ間違いなく間に合いません!!!!

今回自分で実際にツアーに参加してみて、それを実感しました。

ホテルチェックインしてからすぐにストリップ通り中心へ向かったとしても結局30分以上はかかります。

私はビュッフェを諦めることにしました。

ラスベガスは、各ホテルビュッフェも大変人気です♪

ホテルによってスタイルや金額も違うので、色々トライしてみてくださいね☆

 

ショーとして私がチョイスしたのは、シルクドソレイユのO(オー)♪

ラスベガスのシルクドソレイユショーで一番有名なショーではないでしょうか。

 

 

感想は…最高でした。あと100回くらい見たいです笑

 

カジノへ行く前に腹ごしらえは、ロサンゼルスでも有名なホットドッグPINK’Sへ☆

 

 

そうして、夜のカジノへ呑まれながら夜は深まっていくのでした……

 

2日目へ続く。