アジア諸国で、SARSの次に感染が心配されているのが、鳥インフルエンザです。
香港のH5型に感染した患者は、咳などの一般的なインフルエンザと同様のものから、多臓器不全に至る重症なものまで、さまざまな症状があります。人から人へは伝染しないといわれ、鶏卵や鶏肉を食べて発症した例も報告されていないため、現段階では鳥インフルエンザウイルスの発生を理由に発生国への渡航を自粛したり中止する必要はありませんが、生きた鳥類のいる施設への立ち寄りは避けましょう。
鳥に限らず、動物に触った後はよく手を洗い、うがいをするなどの基本的な防御対策も有効です。
香港のH5型に感染した患者は、咳などの一般的なインフルエンザと同様のものから、多臓器不全に至る重症なものまで、さまざまな症状があります。人から人へは伝染しないといわれ、鶏卵や鶏肉を食べて発症した例も報告されていないため、現段階では鳥インフルエンザウイルスの発生を理由に発生国への渡航を自粛したり中止する必要はありませんが、生きた鳥類のいる施設への立ち寄りは避けましょう。
鳥に限らず、動物に触った後はよく手を洗い、うがいをするなどの基本的な防御対策も有効です。
アジア諸国を旅行中にかかりやすい主な病気としては、
・マラリア
・デング熱
・肝炎・赤痢・コレラなどの感染性腸炎
・食中毒などの細菌性胃腸炎
・狂犬病
などが挙げられますが、特に気をつけたいのが食べ物と水です。
水道水の水を飲んでも大丈夫といわれている地域でも、水質の違いから下痢などの症状が出ることがありますので、ミネラルウォーターを飲むことをおすすめします。また不衛生と思われる場所での飲食には、特に注意が必要です。
体調の優れない時に、生野菜や火の通っていない魚介類は避けましょう。
●参考サイト
・海外渡航者のための新型インフルエンザに関するQ&A
・外務省が提供する感染症(新型インフルエンザ等)関連情報について