また潮風が気持ちよく、ホーチミン市より過ごしやすい。タクシーもエアコンと使わず、窓を開けて走っている車が多い。ハイドロフォイルに乗っているときも、外に出て風に吹かれていると気持ちが良かった。
そんなヴンタウでの2日間は、ひたすら、ぼけーっとして過ごした。
ホテルにチェックインした後は、ビーチでパラソルを借りて、のんびり読書。お昼は、インペリアルプラザという、ヴンタウ一のショッピングセンターの中にある「ソン」という高級シーフードレストランへ。カキのサラダ、バターで揚げた白身の魚、魚の入った炊き込みご飯、野菜というメニューで、約10ドル。
午後、ビーチの風が強くなってきたので、ホテルのプールサイドで、のんびり。のどががわけば、プールサイドには飲み物を売っているスタンドもあり、冷たいビールでのどをうるおす。
夜は、町の中心部に足を伸ばし、ヴンタウに来ると毎回立ち寄る「トゥインチャイ」というシーフード店へ。まずは前菜代わりに、生牡蠣とチーズを載せてグリルした焼き牡蠣を各4個づつ注文する。値段は大きさによって変わり、1万ドン~1万5000ドン。いちばん大きい、1万5000ドン(約80円)のものを頼むと、一口では頬張りきれないほどの、大ぶりの牡蠣が出てくる。これに、焼きイカ、焼きカニ、牡蠣のお粥というシーフード三昧で、予算は1200円ほど。
夕食後は、毎週土曜日の夜に開催されているドッグレースへ。3レースかけて勝敗は1勝2敗。しかし、収支はわずかだが、3万ドンの黒字。
日曜日も同じである。朝からビーチへ出て、海を眺めながら、ただひたすらのんびりする。おいしそうなマンゴスチンを売りに来たので、1キロ買って、これを食べながら読書。ビーチでは、このように物売りが徘徊しているので、じっと座ったままでも、本格的な食事から、ビールやアイスクリーム、お土産物まで、手に入ってしまう。
お昼ご飯は、やはり物売りのおばさんから、まだ生きているカニを購入。2杯で約1キロ。代金は10万ドン(約560円)。料理方法を指定すると、それをどこかに持って行って、調理して持って来てくれる。昨日は焼きガニだったので、今日は茹でにした。たっぷりつまったカニ味噌が美味しい。これだけで、すっかり満腹になってしまった。
観光なんてしなくてもいい、風光明媚でなくてもいい、こうして非日常を味わって、精神的にリフレッシュするだけで、旅行に出てくる価値は十分にあると思う。これが遠隔地だったり、お金のかかった旅行だったら、貧乏人である私には、とてもこんな贅沢な時間の使い方はできないだろう。気軽に行けるヴンタウだからこそ、そしてお金をかけない節約旅行だからこそだと思う。
ハイドロフォイルでヴンタウからホーチミン市に戻る途中、次第に、空が夕焼けしていくのを見ながら、明日からの仕事のことを考える。またちょっと疲れたら、潮風に癒されにヴンタウに行こうと考えていた。

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