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アカデミー賞目前!(千歳香奈子)
2009.02.06
 
今年もハリウッドがもっとも華やかになるアカデミー賞が目前に迫ってきました。先月末に発表された各候補のノミネーション結果とともに、予想をお届けしたいと思います。
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第81回アカデミー賞主要部門のノミネート結果

<作品賞>
『スラムドッグ$ミリオネア』      
『ミルク』
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 
『フロスト × ニクソン』『愛を読むひと』

<監督賞>ダニー・ボイル(『スラムドック$ミリオネア』) 
デイヴィッド・フィンチャー(『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』)
ロン・ハワード(『フロスト × ニクソン』)
ガズ・バン・サント(『ミルク』)
スティーヴン・ダルドリー(『愛を読むひと』)

<主演男優賞>
ショーン・ペン(『ミルク』) 
ブラッド・ピット(『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』) 
ミッキー・ローク(『ザ・レスラー(原題)』)   
フランク・ランジェラ(『フロスト × ニクソン』)
リチャード・ジェンキンス(『ザ・ビジター(原題)』)

<主演女優賞>ケイト・ウィンスレット(『愛を読むひと』)
メリル・ストリープ(『ダウト あるカトリック学校で』)
アンジェリーナ・ジョリー(『チェンジリング』)
アン・ハサウェイ(『レイチェルの結婚』)
メリッサ・レオ(『フローズン・リバー(原題)』)

<助演男優賞>
ロバート・ダウニーJr(『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』)
ヒース・レジャー(『ダークナイト』)
フィリップ・シーモア・ホフマン(『ダウト あるカトリック学校で』)
ジョシュ・ブローリン(『ミルク』)
マイケル・シャノン(『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』)

<助演女優賞>
ペネロペ・クルス(『それでも恋するバルセロナ』)
エイミー・アダムス(『ダウト あるカトリック学校で』)ビオラ・デイビス(『ダウト あるカトリック学校で』)
マリサ・トメイ(『ザ・レスラー(原題)』)
タラジ・P・ヘンソン(『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』)

<長編アニメーション賞>
『ボルト』
『カンフーパンダ』
『ウォーリー』

<外国語作品賞>
『おくりびと』(日本/滝田洋二郎監督)
『The Baader Meinhof Complex』(ドイツ/ウリ・エデル監督)
『The Classs』(フランス/ローラン・カンテ監督)
『Revanche』(オーストリア/Gotz Spielmann監督)
『バシールとワルツを』(イスラエル/アリ・フォルマン監督)


 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』が最多13部門にノミネートされており、続いては『スラムドッグ$ミリオネア』の10部門です。気になる作品賞は、この2作品の一騎打ちとなるでしょう。米俳優組合(SAG)賞で『スラムドッグ$ミリオネア』が最優秀キャスト賞を受賞したことで、アカデミー賞作品賞の最有力候補へと一気に躍り出た感じで、一歩リードといったところでしょうか。
 監督賞は米監督組合(DGA)賞を受賞したダニー・ボイル監督がやはりリード。過去60年で、同賞に輝いた監督の54人がアカデミー賞監督賞にも輝いていることからも、受賞の可能性は高いと見られています。
 俳優部門の注目は、ブラピとアンジーがそろって主演男優、女優賞を受賞できるのか。そして、昨年1月に急死したヒースの助演男優賞受賞です。また、史上最年少で6度目のノミネートとなったケイト・ウィンスレットが初受賞できるのかにも注目が集っています。
 そして何よりも、日本人にとっては『たそがれ清兵衛』以来5年ぶりに外国語作品賞にノミネートされた『おくりびと』の受賞結果が気になるところでしょう。最大のライバルは、ゴールデン・グローブ賞を受賞した『バシールとワルツを』でしょう。

 気になる授賞式は22日(日)にハリウッドのコダック・シアターで行われます。この時期、ロサンゼルス旅行中なら、ハリウッドに足を運んでみてはいかが?運がよければリムジンから降りるスターを垣間見ることができるかもしれませんよ!