昨年１２月１７日に大阪をスタート。マラソンで鴨川まで走り、１月１日にヨットで鴨川を出発。７０日間かけて太平洋を横断。１２７１０万キロに及ぶ航海を終えて、３月１０日にロングビーチに到着したのです。
ネットで挑戦を応援していたファンや家族、関係者ら大勢が出迎えたマリーナにヨットが静かに入港。感極まって泣き出す場面もありましたが、しっかりとした足取りでヨットから降り、「焼肉が食べたい」とLA到着を喜んでいました。
そしてメディカルチェックを受けてわずか３日後には到着したマリーナを出発。ヨットのパートーナーで、元マネジャーだった比企さんとがっちり握手を交わし、そのままマラソンで次の目的地NYへ向けて出発しました。これから１００日を目標に北米大陸をマラソンで横断します。
７０日間に及んだ航海中も、スクワットや腹筋などは欠かさなかったそうですが、「足の筋肉は落ちて、ごぼうみたいになちゃった」と寛平さん。それでも、「時間がないので歩きからはじめます」と、颯爽と走り出す姿はさすが。２４時間TVマラソンだけでなく、スパルタマラソンやサハラマラソンなど過酷なレースに挑戦してきた寛平さんだからこそなせること。出発前は、「陸酔いでグラグラ」と話していましたが、現在も順調にニューヨークへ向けて走り続けています。
１６年東京五輪誘致大使でもある寛平さんは、同じく最終候補に残っているシカゴを経由してニューヨーク入り。その後は再びヨットで大西洋を渡り、ポルトガル・リスボンに上陸。そこから１６年五輪の開催都市が決まるコペンハーゲンでのIOC総会を目指して走り、コペンハーゲンからは青島まで計１３９００キロのマラソンにチャレンジします。ゴール地点の大阪へは２０１０年末から１１年春頃の到着予定。
壮大なプロジェクトはまだ始まったばかり。ネットではGoogleマップを利用して現在位置がほぼリアルタイムで分かるほか、ブログや動画なども見られます。ぜひ、応援しましょう！
www.earth-marathon.com