そしてアメリカが本格的な夏休みに突入する６月も、話題作が目白押し。６月公開の注目作品を一挙まとめてお知らせしましょう。
６月の目玉は、２００７年に公開され全世界で７億ドルを超える大ヒットとなった「トランスフォーマー」の続編「トランスフォーマー/リベンジ」。前作の1億5,000万ドルの約2倍にあたる製作費が投じられたと言われる同作は、アメリカのみならずロンドン、上海、エジプトなど世界各地が舞台となり、前作以上の壮大なスケール。前作に引き続き、マイケル・ベイ監督がメガホンを取り、スティーブン・スピルバーグ監督が総指揮を取っています。シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックスら前作の出演者もそう出演しており、今夏の目玉作品であることは言うまでもありません。
キャメロン・ディアスがスキンヘッドに挑戦して話題となっているのが、２６日公開予定の「マイ・シスターズ・キーパー」。ベストセラー小説「わたしのなかのあなた」を映画化したもので、白血病の姉のドナーとなるべく遺伝子操作によって生まれた妹が、姉への臓器提供を拒んで両親を相手に訴訟を起こすという物語。ディアスは姉妹の母親役を演じています。
デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタという２大スターが共演するのが、１２日公開予定の「The Taking of Pelham 123」（原題）。傑作サスペンス「サブウェイ・パニック」（1974年、ジョセフ・サージェント監督）のリメイク作品で、ニューヨークの地下鉄が武装したテロリストにハイジャックされるストーリー。トラボルタの悪役ぶりと、ワシントンとの対決が見所。
サンドラ・ブロック主演のロマンチックコメディ「The Proposa」（原題）は、１９日公開。ビザのために若い男性部下と偽の結婚をしようとする女性ボスをブロックが、相手役をライアン・レイノルズが演じる。このところヒット作に恵まれていないブロックが、巻き返しなるかに注目が。
日本よりも一足早く公開される作品も多いので、映画ファンは劇場に足を運んでみてはいかがですか。