
リトル東京の活性化を図るためにスタートしたこのお祭りは、1934年に日系人2世達によって第1回目が開催され、翌1935年には2世週クイーン・ページェントが追加された。
1942 年12月に日本とアメリカが開戦し一時中止となったが、戦後1949年に再開され現在まで続いている。 リトル東京は年々様変わりしており、暫くは閑散とした、まるでゴーストタウンかと思うような地域になっていたが、ここ数年は大々的な変化を遂げている。 その主な理由は非日系人の住民が続々と移住して来ていること、そして日本のマンガ、アニメ、音楽、ファッション、日本食などがアメリカ人たちの間でブームとなり、"日本をミニ体験できる"リトル東京を訪れる人々が多くなっていることがあげられる。 二世週祭にやってくるアメリカ人も年々増加し、LAだけでなく南カリフォルニア各地から家族、友人らとやって来る。
今年の2世週祭のテーマは" A Year of Celebrations"
今年、多くの地元団体がなんらかの"記念日"を迎えお祝いをする。
中でもハイライトは、1959年に姉妹都市提携を結んだLAと名古屋市が50周年を迎えること。河村新名古屋市長他名古屋市から市関係者がLAを訪れ、記念式典を行なう他、LA市長や市民と友好を深める。8月15・16日には名古屋デーのイベントが日米文化会館で開催される。
2世週グランド・パレード:
8月16日(日曜)午後5時半開始。
数々の団体やフロートが工夫を凝らしてリトル東京をパレードし観衆を楽しませる。
中でもハイライトは、名古屋のフロート! LAPD(ロサンゼルス警察)の副司令官(Deputy Commander)Terry Hara氏(2世週のプレジデントでもある)が将軍、映画"空手キッズ"に出演し一躍有名になった日系女優タムリン・トミタが奥方に扮し名古屋市のフロートに乗る。 そのフロートの前には名古屋からやって来る武装した11人の侍と地元ボランティア20名が練り歩く。
もう一つハイライトは幾つかの子供ねぶた(手作り)フロート!
フロートの後に100人のはねこダンサーが踊って盛り上げる。
第1回七夕祭り:
2世週ファンデーション、小東京安全協会、南加県人会協議会が中心となり開催する、
LAで初めての七夕祭り。 責任者がわざわざ仙台まで行って飾りの作り方を勉強し、地元の有志たちに教えた。 多くのボランティアによって真心こめて作られた多くの華麗な飾りを14日~16日まで楽しめる。
他の主なイベント:
lUS101 Photo Club第30回写真展/東本願寺地下
8月22日(土曜)10AM-5PM
8月23日(日曜)10AM-3PM
・餃子食いチャンピオンシップ
・二世週音頭
・カラオケコンテスト
・キャット・ショー
・サマー・フェスティバル
・相撲デモンストレーション
・空手トーナメント
・太鼓
日本の素晴らしい文化を他のアンジェリノたちにも知ってもらうため、数々の文化行事、デモンストレーション、展示、などがLA在住の日本人&日系人たちによって年間を通じて開催され、国際交流・親善を行っている。 もしかしたら日本ではもう味わえないような心温まる懐かしい日本的なイベントが体験できるかもしれない。
是非LAに来て、日本の素晴らしさを痛感し、日本のご家族、友人、知人に伝えてください。
Nisei Week Japanese Festival:
http://www.niseiweek.org/
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