
レストランはこじんまりとしたファースト・フード店のような感じだけれど、メニューは豊富で本格的な何種類ものクレープが味わえる。 中でも一番人気が“カリフォルニア”、バナナ、ストロベリー、溶けたチョコレートとクリームがどっさり、甘党にはたまらない味(写真参照ください)。 他にサラダ・バー、フレンチ・オニオン・スープ、 Krampouz(最高のブリッタニーのそば粉で作られるパンケーキ・ミール)にはアイリッシュ(モザレラ・チーズ、トマト、バジル、スモークサーモン入り)、ソノマ (モントレー・チーズ、ポテト、ガーリック、チキン入り)、Someone Like Youは何でも好きな材料5種類を選べる。 飲み物もエビアン、ペリエ、オランジナ(フランスのポピュラーなオレンジ・ソーダ)、エスプレッソ、カフェ・オーレ等バラエティーに富んでいるので、朝食、昼食、ディナー、夜食に訪れる人で終日賑わっている。


”Acadie”の人気の秘密はクレープとともに生きてきたといっても過言ではない、2人のオーナー。 イサベルはフランス、ブリッタニーのクレープ作りで有名な家庭の子孫で、代々受け継がれてきたレシピを今も忠実に再現しメニューに取り入れている。
もう1人のオーナー、ティエリーはフランスの元クレープ・シェフ。
そんな二人がフランスで“クレープス・カンパニー”を設立したのが1985年、最初のレストランはオープン当初から繁栄、同じ年に第2号店、そして第3号店とビジネス展開して行ったが、2年後にアメリカに移住、1997年1月に、“いろいろなイベントでクレープを焼きながら、アメリカのマーケットを研究しよう!“と決心、さっそく、サンタモニカ・ファーマーズ・マーケットで毎週日曜に出店したところ、イサベルのファミリー・レセピで作った伝統的なそば粉のクレープが大評判となり毎回”行列のできる店“となった。

二人は5年間無我夢中で働き続け、2002年に現在のレストランをオープンした。“自分の人生の目的がはっきりとしているのであれば、輝ける将来を信じ、真っ直ぐに突進しよう。そうすれば必ず道は開け、夢が現実のものとなる”、その通りに前向きに明るく努力を続けてきた彼らは、これからも夢を追い叶え続けるでしょう。
ティエリーは“Ocean Scene”という、海岸のライフスタイル、店、レストラン等を紹介するマガジンの発行人でもある。
しかし“初心”を忘れることなく、今もサンタモニカ・ファーマーズ・マーケットで毎日曜午前9時から午後1時まで愛敬を振りまきながら、クレープを焼いている。
店名: Acadie (アカディー)
住所: 213 Arizona Ave., Santa Monica, CA
サード・ストリート・プロムナードとビーチの間 (北側)
営業時間: 月曜、火曜、水曜、木曜、日曜:午前8時30分- 午後9時30分
金曜・土曜:午前8時30分- 午後11時
電話: 310-395-1120
ウェブサイト:http://crepescompany.com/
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