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2008年お薦め映画 (千歳香奈子)
2008.01.20
 
 今年のハリウッドは長引く脚本家組合のストライキの影響で年明けからゴールデン・グローブ賞授章式が中止になるなど、暗いニュースが多いですが、2008年も大作や話題作の公開が控えています。2008年Must See映画を一挙まとめて紹介します。

 まずは今年最初の話題作となっているのが、18日に全米公開(日本は春公開予定)された『クローバーフィールド/HAKAISHA』。

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 『M:i:III』の監督を務めた人気クリエイター、J・J・エイブラムスが製作した同作は、内容が一切極秘扱いでほとんど情報が伝わらないまま「謎のモンスター映画」として口コミで話題に。先日行なわれたプレミアに参加したセレブからも、「モンスター版『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』」と絶賛の声が挙がっています。ドキュメンタリー風に撮影された怪獣映画の正体は劇場でのお楽しみに。
 2006年には16年ぶりに『ロッキー』シリーズを復活させたシルベスタ・スタローンが、今度はあの『ランボー』シリーズも20年ぶりに復活させます。『ランボー最後の戦場』(1月25日全米公開、日本は今夏公開予定)は、スタローンが監督、脚本、主演の3役をこなし、還暦を過ぎているとは思えない研ぎ澄まされた肉体でミャンマーを舞台にランボーが大活躍。『ロッキー・ザ・ファイナル』が好評だっただけに、今作も期待が持てそうです。
 2月14日公開予定のSFアクション映画『ジャンパー』も今年一番の期待作と評判。主人公は、『スターウォーズ』シリーズでアナキン・スカイウォーカを演じたヘイデン・クリステンセン。 世界中のどこへでもテレポートできる“ジャンパー”と、そんな彼の抹殺を使命とする謎の組織の攻防が展開する同作は、『Mr. & Mrs. スミス』のダグ・リーマン監督がメガホンを取り、東京でも撮影が行なわれています。

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 そして今年のサマームービーの注目と言えば、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(5月22日全米公開、今夏日本公開予定)と『スピード・レーサー』(5月9日全米公開、今夏日本公開予定)。19年ぶりに復活する『インディ・ジョーンズ』シリーズ第4弾は、もちろんスティーヴン・スピルバーグ監督とジョージ・ルーカス監督がタッグを組み、ハリソン・フォードがインディを演じる。『マトリックス』シリーズを大ヒットさせたのウォシャウスキー兄弟が、日本のアニメ「マッハGOGOGO」を実写化した『スピード・レーサー』には、真田広之や韓国の人気歌手ピ(Rain)、スーザン・サランドン、クリスティーナ・リッチ、ジョン・グッドマンら豪華な顔ぶれが勢ぞろいしている。今夏のガチンコ対決はこの2作で決まりでしょう。

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 日本アニメの実写版と言えば『ドラゴンボールZ』(8月全米公開)も話題になっています。日本のファンの間ではキャラクター設定や配役を巡って物議を醸しているようですが、田村英里子の出演も決まり、メキシコで現在撮影中。果たしてどんな物語になるのかファンのみならず気になるところ。

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 昨年末に衝撃の映像が公開されたばかりの『バットマン・ビギンズ』の続『ザ・ダーク・ナイト』(7月全米公開)は、悪役ジョーカーを演じるヒース・レジャーの怪演に注目が集まることは必至。さらに、『ハリー・ポッター』シリーズ第6弾『ハリー・ポッターと謎のプリンス』や、新興宗教サイエントロジーの広告塔であることでドイツでの撮影が思うように進まなかったといわれるトム・クルーズが、ヒトラー暗殺未遂の首謀者を演じる『ワルキューレ』など、2008年も話題作が目白押しです!
 
千歳香奈子
札幌生まれ。フリーのハリウッド芸能ライター。
メール宛先:kanako@panseusa.com