ロサンゼルス発・最新観光ニュース

TOP > ロサンゼルス発・最新観光ニュース

カテゴリー
恵子ギャリソンのミーハー便り 千歳香奈子のセレブ・映画情報
最新コメント

 【スポーツ観戦

誤審(Mr KBこと盆子原浩二)
2008.05.29
 
今日5月29日は、大相撲第48代横綱大鵬幸喜の誕生日である。史上最強の横綱と言われる彼に与えられた「巨人、大鵬、玉子焼き」の称号は、本人の好き嫌いに関わらず、当時を象徴するにふさわしいものであった。これまた大横綱の称号にふさわしい双葉山の69連勝を破るべく連勝を続けていた大鵬は、1969年3月場所2日目に平幕の戸田にもろくも押し出されてしまうのである。45連勝で止まり、ファンならずともがっかりしたのをよく覚えている。ところが当時の技術の粋とも言える「ビデオ」と「写真」によってこの勝負が大誤審であることが発覚する。

もっとも伝統にのっとり頭が硬い(?)と思われる相撲協会が、行司と審判員の権威を放棄するがごとく、この技術をたちまち採用してしまったのである。何という決断であろう。

そして昨今、アメリカのプロスポーツの誤審がはなはだしい。MLBの誤審と言えば、先週のサブウェーシリーズのヤンキース対メッツ戦でのデルガド選手のレフトポール直撃の一打である。別の審判が「ホームラン」をコールしたにもかかわらず、これを覆したのがWBCでお馴染みのボブ・デービッドソン。彼から見ると「ファール」だそうである。
NBAの誤審は、レーカース対スパーズ戦の大切なプレーオフ第4戦で起きた。残り数秒、93-91のきわどい戦いの中、レーカースのフィッシャーのプレイは、どう見てもスパーズのバリーに対する「ファール」であった。バリーはフリースローの成功率は95%である。ところが、である。
レーカースのファンとしても複雑だ。

大相撲に遅れること何十年、採用の時はきたのか。

私のオフィシャルホームページでは1週間に一度インターネットラジオを更新しています。興味のある方はぜひこちらをクリックしてください。