「SAC」と書かれています。これは、いったい、何だと思いますか?
SACとは、フランス語で、“カバン”や“袋”のことです。
実は、
これ、パリで、最も有名なスーパー、「MONOPRIX(モノプリ)」のエコバッグです。
まず、「MONOPRIX(モノプリ)」について、少し、ご説明をします。
MONOPRIX(モノプリ)は、品揃えも豊富、
生鮮食品も、たくさん揃っている、パリ代表格のスーパー。
決して、大型でなく、激安でもなく、コンビニ的要素でもなく、
ちょっぴり高級志向な感じが、
フランスに訪れた日本人にとって、最も行きやすいスーパーとも言えます。
食料品の他に、コスメや文具、下着、バス・トイレ用品、洗剤、キッチン用品なども、
幅広く、取り揃えられ、
ちょっとしたお土産を買うために、行きやすいスポットのひとつ。
アパート滞在の旅にも、重宝されています。
パンやスイーツのコーナーも、賑わっています。
MONOPRIX(モノプリ)のPBブランド(自社企画商品)も、たくさんあり、
たとえば、MONOPRIX(モノプリ)ブランドのクッキーやパイなど、
フランスらしいお菓子も、種類が豊富、
1ユーロや2ユーロほどで、手に入ることもあります。
また、フランスは、マルセイユ石鹸があるので、
PBブランドでも、安くて質の良い、また、パッケージの可愛い石鹸など、
面白い商品が見つかるかも。
そんな品物を、今日は、スーパーでたくさん買い物したいな~、
という気分に、
必要となってくるのが…
そう。日本でも、もうすっかり、定番となってきた、エコバッグ。
このMONOPRIX(モノプリ)のエコバッグは、小さく折りたためて、プチ袋に収納でき、
なおかつ、持っていないのでは…、と思うくらいの軽量です。
こんなふうに、広げてみると、
大きさは、38×30×12cm。素材は、ビニール製。
フランスでも、もちろん、日本や他国同様、近年、エコロジーに関心が高く、
今では、趣向を凝らした、様々なエコバッグが、出現しています。
たとえば、このエコバッグは、
店舗によって、“違う色”になっています。
ここにある4色も、それぞれ、4つの違う店舗で、見つけて、集めたもの…
もし、歩いていて、街角で、MONOPRIX(モノプリ)を見つけたら、
新たな“色”を探すために、お店に立ち寄ってみる…、なんてことも!
また、時期によって、バッグの形は同じでも、
文字やデザインが変わったりしていますので
ちょっとしたコレクションとしても、おすすめです。
フランスでの、ゴミの量は、日本よりも、断然少ないと言われています。
それは、パッケージや包装が、日本よりも、はるかに簡素だから、と思われます。
考えてみれば、どんな素敵なお店でも、商品は、さっと紙で包まれているだけ。
(でも、それが、また、なぜか、とてもオシャレ。)
チョコレート、お菓子やパンなどの食料品も、もちろん、同様。
余分な「包装紙」を使われていない分、紙の焼却量が少ないのかもしれません。
また、
スーパーで買い物をした場合、無料でもらえる、ビニールの袋は、
日本で考えるビニール袋とは、少し違っています。
若干柔らかめで、質も違いますが、
デザインやロゴがとても可愛いものも多い中、
そこに印刷されている文字のインクが剥がれやすく
持っていると、時に、そのインクが、知らない間に、衣類についてしまった…
ということも、あったりします。
そのような観点からも、大いに活用してみたい、エコバッグ。
このMONOPRIX(モノプリ)のバッグ、なんと、お値段は、1ユーロ以下です。
現在のレートだと、日本円で、およそ、100円。
たくさんの人に渡したい…、また、毎日、カラフルに使いたい…
そんな楽しいお土産としても、最適です。
■Monoprix (モノプリ)
(お店の検索ができます。)
店舗は、オペラ、サンジェルマン・デプレ、シャンゼリゼなど、多数。
閉店時間は、21時まで、または、22時まで、と、お店によって、違います。
(シャンゼリゼ店は、24時まで営業)
フランスでは、スーパーも、デパートも、日曜日は、お休みです。