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2010.08.12

 ライフ

バカンスに行けないなら、バカンスしよう




セーヌ河のほとりで、水を飲もうとしている、子ども達。


そう。
ここは、8/20までの期間限定の、セーヌの“浜辺”です。

 


それは、確かに「バカンス」とは言えない。



本物の海はないし、リゾート地でもないし。

ここは、確かに、パリという街。

 

ニセモノと言っちゃ、ニセモノ。

 

それでも、やっぱり、「気分」が欲しい。

だって、こんなに太陽は、眩しいし、風は気持ちいいし、

 

だけど、都会に生まれないのは、いつだって、「リゾート」という言葉。

 

だから、しばしの休息のために、非日常気分を欲して、

どこかに行きたくなってしまうのだろう。

 



それでも、人は色々な事情で、バカンスに行けないときもある。

 

行きたいけど、行けない。

行けないなら、じゃ、あきらめる・・・?

 

 

正直、なかなか実現しないと思ってしまいますが、

 

そんな思いを持つ人のために、

実際に、パリに「ビーチ&リゾート地」を作ってしまったのですね…

パリの市長さん。


 


『パリ・プラージュ』は、

今年で、もう、9年目だそうです。



 

これは、バカンスに行けない市民のためでもあり、

また、エコ環境のためでもあり、


色んな視点から、パリ市長さんが考えた、
パリの政策のひとつだと言われています。

 

ヤシの木があったり、アイスクリーム屋さんがあったり、

また、イベントやカフェスペースなど、

他には、ビーチを見立てて、「砂」を敷かれている場所も。

 

身分も格差もなく、

誰もが思い思いの、自由なバカンス気分を味わえる場所となっています。

 


今日のルートは、サンジェルマンデプレから、ボンデザールを渡り

ポンヌフを抜けて、ポンマリー方面に向かいます。


 


意外と、セーヌ河に降りる場所が、なかなか無いので、

見つかるまで、頑張って歩いてください!

 

ひとりで、ゆっくり過ごすマダムや

 



水遊びする子どもたちは、楽しそう。


 


大人たちも、楽しそう。


 


ゲームもあります。



なんと、こんなところで、「マッサージが、10分無料」の看板が!

 


お願いしたかったけど、残念ながら、満員御礼。


 


肩こりがあり、マッサージが大好きなのは、

日本だけでなく、万国共通なのでした。

 

セーヌ沿い散歩は、プラージュに限らず、普通に歩いていても、

 

ひとりで歩いていても、

ふたりで歩いていても、

 

なんだか、ロマンティックで、気持ちのイイ場所です。


 

 

▼パリ・プラージュ 2010

 

*期間* 2010.7.20-2010.8.20

毎日8:00-24:00 無料

 

◆Voie George-Pompidou ジョルジュ・ポンピドウ 
Louvre-Rivoli
(ルーブル・リヴォリ) 1号線

Pont-Neuf(ポン・ヌフ)7号線、

Chatelet(シャトレ) 1,4,7,11,14号線、

Hotel de Ville(オテル・ド・ヴィル)1、11号線、

Saint-Paul(サン・ポール)1号線、Pont-Marie(ポン・マリー)7号線