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2011.02.02

 デリシャス!

上質でスタイリッシュなチョコレート&キャラメル「ジャックジュナン」(Jacques Genin fondeur en chocolat)




「ジャック・ジュナン」と言えば、近頃、パリで人気のチョコレート屋さん。

2年前に、北マレにオープンしたこのお店は、
元々、パリの最高級ホテルに、チョコレートの卸をしていた、


ジャック・ジュナンさんが、

今度は、ご自身が原料と製法にこだわり、
とにかく、上質で新鮮なチョコレートを…と出店された、ショコラティエ。





外から見ても、このように、ナチュラル感が伝わってきますが、

中に入ると、お店の内装は、
「木」と「メタルリック」感のある、シンプルモダン。

すっきりとした空間は、シックな感じ。





洗練されたナチュラル、をイメージさせてくれるインテリアは、
有名ブランド店の店舗も手がけたことがあるデザイナーによるものだとか。

印象としては、パリの街にいる、というより、
表参道か、青山にいるような印象。

写真の後ろに、ディスプレイされているアルミのBOXは
ギフト用のパッケージです。

また、ショーウィンドーの中には、
決して、種類は豊富ではありませんが、
ケーキが、美しく並んでいます。





スタイリッシュで、新しいと言われている、この店のチョコレートは、
ひとつひとつにデザインや模様が美しく、

アルミのギフトBOXに、彩りが映えます。

チョコレートというより、アートのような輝き。

チョコレートは、量り売りでは無く、
9個 10ユーロ~。





有名なのは、チョコレートだけでは、ありません。
キャラメル(Caramel)とフルーツゼリー(Pates de fruits)、
そして、ケーキも、おすすめです。



いわゆる、キャラメルは、日本でも、一時期、話題となった、
”とろけるキャラメル”のような食感で、お土産にも最適。

と言っても、非常に溶けやすく、
新鮮さが売りであり、美味である、いうことで、日持ちはしませんが
(1週間も、もたないくらい~)
冷蔵が出来て、なおかつ、帰国間際なら、購入に、ためらわないでよさそう。

種類は、かなり多く、選ぶのに迷ってしまいます。
ナチュラル、パッション・フルーツ、ヘーゼル・ナッツ、バニラ、マンゴー、など。

個人で持ち帰って、すぐに食べたい~って時は、
ビニールの袋詰めにしてもらってもOKですが、

プレゼントやお土産などにしたい場合は、
やはり、アルミのBOXパッケージがオススメ。
大きさも、色々選べます。

ちなみに、このパッケージは、鮮度を保つために、考案されたそう。

パッケージの大きさを選び、そこに好きな分量を入れてもらって
全体の重さで(アルミのパッケージ込で重さを量り)、
値段が決まる・・・という量り売り方式です。

110ユーロ/kg。





サロンでは、お茶や、ケーキ、チョコレートやキャラメル・・・
ゆっくりといただけます。

空間が広々としていて、椅子もソファのように、ゆったり。

らせん階段の上に、アトリエがあるそうです。



しっかりと濃厚で、でも、決して、甘くない、
「これぞ、エクレア!」と呼びたい、美味しさ。

エクレア 6.5ユーロ。



もうひとつのオススメ、
「タルト・シトロン」 6.5ユーロ。

しっかりとした、レモンの味が、甘すぎなくて、爽やか。
日本では、「レモンタルトが美味しい~」というお店は、
なかなか出会えないので、この機会に、お試しを。




ドリンクは、カフェ、カフェ・クレーム、紅茶など、一般的な飲み物も
もちろんありますが、

中国茶や緑茶もあります。

中国茶は、フレーバーが数種あり、
メニューを読んでいるだけでは、味が想像できないかもしれません。
思い切って、「コレ~!」とチャレンジしてみるのも、また楽しい。

お茶は、ポットサービスで、7ユーロ。

ケーキに、中国茶?と思うかもしれませんが
どこに行ってもカフェばかりの毎日には、

中国茶が、ほっと安らぎます。



少し読みにくいかもしれませんが、メニューを載せておきます。

下調べに、どうぞ。



下記は、チョコレートやバニラのアイス、それに、シャーベットは、10ユーロ。
冷たいカフェ、紅茶など、9ユーロ。

と、書いてあります。




実は、
「キャラメルも、チョコレートも、どれを買おうか、悩んでいるの・・」
と店員さんに、ふと話していたら、

「試してみて!」と、キャラメルとチョコレートをサービスしてくれました。



最後に。
フルーツゼリーも、オススメです。

写真は、フランボワーズ。
こちらも、量り売りで、

90ユーロ/kg。

日本だと、味や香りが強くて、敬遠される方も多い、フルーツゼリーですが

こちらのお店のゼリーは、自然で、まさに、フルーツそのものの味。
フランボワーズそのものを食べているくらいの、ジューシーさ。

優しい、フルーティなまろやかさは
今まで苦手だった方でも、おそらく、好きになってしまうかも。
(私が、そうです。)





「ジャック・ジュナン」の、チョコレートやキャラメル、フルーツゼリーなど
すべての商品は、湿度や温度も調整され、ひとつひとつこだわって、
新鮮さ、上質さを大切にされている、とのこと。

決して、日持ちはしませんが、
作りたての、新鮮な美味しさを実感できます。






なんと、この「ジャック・ジュナン」
噂では、近々、日本への出店も考えられているとか。


2月に入り、もうすぐ、バレンタインDay。

日本でも、ひょっとすると、どこかのデパートで
偶然に出会える…なんてことがあるかもしれません。




■ジャック・ジュナン(Jacques Genin)
133 rue de Turenne 75003 Paris
11:00~20:00
定休日:月曜日
メトロ:Filles du Calvaire (8番線)