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2011.05.25

 ひとり散歩

パリで最も美しいパッサージュ。「ギャラリー・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)」




パリには、「Passage(パッサージュ)」、と呼ばれる、
ガラスの屋根がついている通り、つまり、アーケードが幾つもあります。



このガラス屋根付きの通り・・・は、
なんと、その昔、貴族の大邸宅の通路だったところもある、とか。

数ある中でも、この「ギャラリー・ヴィヴィエンヌ」は、
パリで、最も美しいと言われている、パッサージュであり、

パリ中心部を、ブラブラと散歩したい時には、
ぜひ、歩いてみてほしい”通り”のひとつ。


オペラからも、ほど近い場所にあります。





パッサージュの入口を入ると、

アーケード両側の造りも、天井も、床も、

ホントに、誰もが普通に歩く通りなの???と

思わず、言ってしまいたくなるほど、
まるで、美術館のよう。


写真を撮ろうとしたら、
偶然にも、さりげなく、自転車を置いてくれていて、さらに情緒的。


ひとつひとつが店舗になっていて、
ワインショップや、小物を売っているお店などがあります。





ちょうど、通りの真ん中には、このようなスペース。

ベンチが置かれていて、ホッと一息できる、休憩所のような場所。

ガラスの屋根から、差し込む淡い光に包まれて。





オープンテラスになっているカフェは、
「A Priori The(ア・プリオリ・テ)」。

最も美しいパッサージュにある、サロン・ド・テは、
雑誌など、各所で、何度も紹介されている、有名店。

店内では、マダム達が、ゆったり時間を過ごしている様子が
目に飛び込んできます。



お茶とケーキを、優雅に楽しむ場所として、最適。

ランチタイムは、ムニュ(ランチセット)も、いただけます。








LIBRAIRIE・・・とは、本屋のこと。

両側とも、本屋さんですが、
表には、可愛い絵葉書やカード達が、オンパレード。





何気ない瞬間が、絵になる。
このパッサージュの特徴なのかも。






ここでは、ついつい、足を止めて、誰もが、ポストカードと戯れてしまう。









こちらも、Librairie(本屋)と書いてあります。

フランスらしい、ユニークな看板は、実は男性の絵・・・。




パッサージュの一角にあるBARの店内が掃除中のため、
さりげなく、外に出されていた、ソファ。





花に興味のある方なら、
「エミリオ・ロバ」のお店も、
このパッサージュ内にあります。

でも、花とは、関係の無いディスプレイ・・・。





◆Galerie Vivienne (ギャラリー・ヴィヴィエンヌ)

35-37 , Galerie Vivienne
75002,Paris

Metro: Bourse , Pyramides