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2011.09.13

 女性ひとりでも楽しめるフレンチ・ヴァカンス

TGVで行く 女性ひとりでも楽しめるフレンチ・ヴァカンス ~Saint Tropez (サン・トロペ) グルメ&SHOP 編




「旅は、人生の縮図である」

この言葉は、オトラグが、伝えたいテーマのひとつではあるけれど、

その理由は、

たとえば、人生の80年と、旅の8日間は、よく似ていると思うから。


”これからの、まだ見ぬ人生”、は、
”これからの、まだ見ぬ街”に、置き換えることができ、

どちらも、
次のまだ知らない瞬間を、わからないままに、選び、
その道を進んでいかなかればいけない。

選択の基準は、いつだって、自分しかなく、

人生の書や、旅のガイドブックは、参考にはなるものの、

自分にとって、本当に、最良のガイドブックは、

おそらく、自分の経験から生まれる「勘」だけ。

だとすれば。

だからこそ。

私たちは、きっと、日常生活を生きている。
何でもない日常の生活は、いつしか、知恵となり、経験となり、

積み重ねて、”今の自分を作ってくれている”・・・・。

それを認識していれば、
ある選択を迫られたときに、

そこに存在する自分の「勘」は、きっと導いてくれるはず。

なるべく、自分に合った方向を、間違いなく、自分で選べるように。







サン・トロペの港沿いには、たくさんのレストランやカフェが、立ち並ぶ。

しかし、

”美味しいお店は、通りから、1本入れ”。
この鉄則を、アタマの片隅におき、

そうして、「勘」と「鼻」を働かせなければいけないときが、
今日も、やってくる。


たったひとつしか無い、”ハズさない”という、小さな自慢は、

単なる”美食”への執着なのか。

それとも、単なる偶然??





偶然にも、ふと目に入った、大通りから、一本入った道は、
さっきの喧噪がウソみたいに、とても静か。





同時に、
少し、期待させてくれるお店が、ふと、目に留まる。

お店は、2階??可愛いテラスがある。




メニューを見ると、ピッツエリア(ピザ屋さん)のよう。

「LA TONNELLE (ラ・トンネル)」
テイクアウトは、9.9ユーロと看板が。

お値段も、お手頃。ランチは、ここがイイかも、と予感。



お店は、2階にあり、人が賑わうテラスとなっている。

もしも、太陽の日差しが、気になるなら、
小さいながらも、テーブルが並べられている、
中のスペースで。




はい。言わせていただきます。
「お見事!」 大正解。

ただ、それだけが、すべてではない。

もちろん、ハズれたって、失敗したっていいのである。
また、それも教訓となり、どこかで必ず、生かせる日が来るのだから。






注文した、「野菜のピザ」(12.50ユーロ)と、ロゼワイン(4ユーロ)は、

本当に、本当に、絶品!!
マルゲリータや、サラミのピザなど、他にも、メニューはかなり種類豊富であるけれど、

ここでは、ぜひ、他で見かけない、野菜のピザを。

南仏は、野菜が美味しく、
アーティチョークが、味わいがありつつも、さっぱり。
また、黒オリーブがアクセントに。

焼き立て、アッツアツのピザは、
ひとりでも、難なく、ペロリといけちゃう美味しさ。
やはり、ロゼワインが、合います。









噂では、
観光客で賑わう、港あたりのカフェでは、
味を問わず、コーラとサンドウィッチだけで、20ユーロ以上するという
物価の高い、サン・トロペ。

ここなら、ひとりでも、ふたりでも、さらっと入って、
何よりも、美味しいピザが食べられることを、確信。

そして、開放的であることも魅力。




至福のランチタイムに欠かせないのは、

何より、美味しさと開放感。











サン・トロぺを歩いていて、洗練を感じるのは、

おそらく、街を歩く人のファッションが、
他のフランスの街とは、少し、違うモード感だから…、かもしれない。

白っぽいリゾートファッションは、
まず、基調は、レースか、もしくは、コットン。そして、サンダル。

プラスされる、アイテムは、ラメだとか、ゴールドやシルバーなど、
キラキラした感じ。

そして、華やかな感じ。


たとえば、
バスターミナルから、港へ出る道沿いに、ある、「ANANDA」というお店。

写真では、少し、見えにくいですが

所狭しと、とにかく、サンダルや水着、アクセサリーなど、
すべてがキラキラしている。

水着は、ちょっぴり大胆。
日本から、比べると、かなり、大胆。




他のお店も見ながら、店先を覘いてみると、

サン・トロペならではの、上品かつ、キラリが主流。

基調は、白のチュニック系トップに・・・、

たとえば、こんな、大人のシンプルな上品さ。





たとえば、大人の可愛らしさ。





たとえば、大人のカッコ良さ。





美しいインテリアのお店。

ラベンダー色の品格を、試したくなる。





このテーブルクロスを、買うべきか、悩むのも、また楽しみであり。














さて。

まだまだ、ショッピングを続けたい気分ですが

フランスで困るのが、やはり、「トイレ」。

それに、そろそろ、カフェで、ゆっくりお茶もしたい。

「トイレ」タイムは、オトラグも、よく推奨している通り、
カフェでゆっくりと休憩しつつ・・・が、最良の手段。

では、サント・ロペのカフェは、どこを選びましょうか?



トイレタイム&ティータイムとして、悩んだときは、
数あるカフェの中で、

実は、あえて・・・、

観光客が、わんさと集まる有名店を選んでみたい。



そして、このサン・トロペにも、もちろん、そんなカフェがあります。

かのブリジッド・バルドーを始め、スターの皆様が、通ったと言われる、
真っ赤なカフェ、「セネキエ (Seneuier)」。




観光客で、満員御礼です。



大型クルーザーを目の前に、まったりと過ごす、バカンス中の皆様。

ここは、店員のムッシューも、観光客に慣れていて、
とても親切。







いわゆる、パリで言うと、「ドゥマゴ」や「フロール」にあたるような、
観光名所になっているカフェは

トイレも、観光客に優しく、

比較的、大きく、清潔な感じで、使いやすいので、

観光客ばかりのカフェだから、ちょっとイヤだわ・・・
などと敬遠せずに、

トイレタイムは、迷わず、このようなカフェを選ぶのが、

実は賢明なのです・・・






カフェ 3.5ユーロ。


え?高い??

いえいえ、立地条件と、観光名所という肩書、

それに、安心できるトイレ、という付加価値に
文句を言えるはずもありません。


◆ PIZZERIA RESTAURANT 「LA TONNELE(ラ・トンネル)」
Passage GAMBETTA
83990 SAINT-TROPEZ

04 94 54 82 02

ピッツァ 12.5ユーロ
グラスワイン 4ユーロ

◆CAFE 「SENEQUIER(セネキエ)」
Quai Jean Jaures
83990 SAINT-TROPEZ

04 94 97 00 90

カフェ 3.5ユーロ