トゥーロンという街を、知ってますか?
一言で言えば、「軍港」の街。
第二次世界大戦で、爆破された、とか、海軍の基地があったり、
空母が停泊していたり、
ミリタリー好きのための街であるのだろうと
おそるおそる、降車してみた、トゥーロンの街。
実際に、着いてみると、
実は、こんな可愛い雰囲気だった、TGVの駅前。
その前に。
エクスアンプロヴァンスから、トゥーロンまでの、TGV列車のお話を。
TGVのエクスアンプロバンス駅までは、市内から、シャトルバスで。
15分~20分程度。3.6ユーロ。
駅に到着すると、売店は1軒だけですが、
パンなども、売っています。

番線は、掲示板で、ちゃんと、確認して・・・。
ただ、番線が、わかったところで、
いったい、どこから、どのように、行けばいいのか
まったく、書いていないのが、フランス。
「〇〇は、こっち」など、一目でわかる看板が、あちらこちらにある日本は
本当に親切。だけど、大概、余計な看板で、雰囲気を壊している。
余計な看板で、雰囲気を壊してしまうけど、本当に親切。
どちらが、いいのか、わからなくなる。

駅の造りは、2002年に出来たため、デザインが凝っている分、
実は、とてもわかりにくく。
え~っ?!
反対のホームって、こっちなの??

もしも、ギリギリに駅に到着して、番線を確認し、
反対のホームに移動・・・となると、
大きな荷物を持っているリスクもあり、
上がって、降りて、
駅の中だけなのに、移動に、ひと苦労。
慣れていない場合は、ぜひぜひ、お早めの到着を。

14時46分 エクスアンプロヴァンス発。

15時37分 トゥーロンに、到着。
ほんの、50分ほどの列車の旅。
眠ってしまっていたら、きっと降りては、いない。


トゥーロン駅の外観は、こんなにも、美しく、


周囲の石造りの建築も、美しい。
空と建築物との配色を、まるで計算されたかのように、
ピンクの椅子が、映える。
パープルの屋根のカフェ。

ミリタリーの雰囲気は、微塵にも感じない。
この辺りは、戦争の被害を受けなかったのか、
昔の様式の建物のまま。
人が触れ合っている瞬間って、
なぜ、穏やかな気持ちになるのでしょう・・・
見ているだけで。


パスターミナル。
駅を出て、左に進むと、大きなバスターミナルが見えます。

◆フランスTGVに関する
詳細・お問い合わせは、レイル・ヨーロッパ・ジャパンへ
http://www.raileurope-japan.com/