2009.09.20

 明洞・南大門市場

明洞スンドゥブ@明洞

アンニョンハセヨ!

明洞(ミョンドン)は韓国の若者、外国人観光客がたくさん訪れるだけあって、韓国料理から世界各国の料理までたくさんの種類を味わえるエリアだ。ソウルに旅行に行って楽しみたいのはやっぱり韓国の味だろう。韓国料理は日本人にとっても身近な味。今回は韓国料理のメジャー、スンドゥブチゲ(豆腐チゲ)の名店を紹介しよう。明洞で本物の味に満足できる事だろう。

明洞のやや北エリア。イビス・アンバサダー・明洞(ホテル)の裏手にある名店、明洞スンドゥブ。昼間や夜は行列が出来るほど人気なので、並びたくないならば、食事タイムは少しズラして行くのも1つの手だ。ココは友人・知人が私を訪ねに来れば、かなりの確率で連れて行く店舗で、皆、美味しいと言ってくれるのが、紹介者としても嬉しい。

この日は時間を少しずらして入ったので、人はまばらだったが、いつもは人が非常に多い。テーブルにセットされている銀色の蓋を開ければ、そこに箸、スプーンが入っている。また生卵も常備されており、これは好みでチゲに入れていいのだ。生卵は何個入れても良いが、ご自身の健康状態と相談してもらいたい。

この店舗の定番、海産物豆腐チゲ(6,000ウォン)だ。豆腐は基本として、その他にはアサリ、エビ、カキなどが入っており、海の香りが漂う一品だ。辛いのがやや苦手な私は、豆腐を2個入れて、それをすぐにかき混ぜるタイプだ。すぐにかき混ぜれば、卵が混ざり、辛さが中和されるというわけだ。ただし、かき混ぜないで、タマゴを固めて食べてしまう方が一般的と言える。

この店舗はご飯が何と釜で出てくる。何も知らないとそのまま釜にスプーンを入れて食べてしまいがちだが、釜でご飯が出てきた場合は、食べ方が別にあるので注意が必要だ。まずご飯を8割がた別のお皿にもって、ご飯は釜の底に貼り付けた状態にする。その後、テーブルの上に置いてある温かいお茶を釜の中に入れて、しばらく待てば、おこげスープの完成だ。

おこげが充分にしみこんだスープは非常に香ばしい。最初は別皿に移したご飯を普通に食べ、そのご飯が無くなる頃にはおこげが出来上がってことだろう。一回で2つの味を楽しめる名店。メニューを見れば、日本語も書いてあるため注文しやすいが、スンドゥブチゲも10種類以上あり、どれを注文しようか迷ってしまう事だろう。1度ならずとも2度、3度と訪れて、いろいろなスンドゥブチゲを食べ比べてみてはどうだろうか。


【店舗情報】
店名 : 明洞スンドゥブ
交通 : 地下鉄2号線「乙支路入口」駅6番出口、徒歩約2分
目印 : イビス・アンバサダー・明洞ホテルの裏手。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 乙支路2街(ウルチロイーガ) 199-50
電話 : 02-755-1878