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アンニョンハセヨ!

ラーメンの事を韓国語では「ラミョン」と呼ぶ。要するに麺をミョンと読むのだ。韓国のラーメンと言えば、日本のように生ラーメンではなく、インスタントラーメンばかりなのだが、辛いのが好きなお国柄。本当に、当に、本当に、辛いラーメンを出すので有名な店舗が実は明洞にある。

その激辛ラーメンの店舗の名前はトゥムセ・ラミョン。ビルの2階にある。入口は可愛らしい感じで、良い雰囲気のカフェを髣髴させるが、ラーメン店だ。

店内に入ると、壁から天井まで紙が、もう隙間なしにぶら下がっている。読んでみるとお客からのコメントだった。「辛すぎて死にそう」、「辛くて美味しい、最高」、「スッキリした」、「人生最高の辛さ」など、辛さにまつわるコメントばかりだった。これは相当辛いのを覚悟した方が良さそうである。

そうして出てきたラーメン。スープは確かに辛そうな色をしているが、実はこのくらいの色は、他のラーメン店でも良く出てくるので、色は韓国的には標準だ。それでは恐る恐る頂いてみる事にしよう。

最初の一口目に下に激痛が走った。二口目で喉に、三口目で胃が震えてきた・・・。私は辛いものはダメな体質だが、激辛中の激辛だった。以前、パキスタンカレーの激辛を食べた事があって、その時に胃が震えて以来、人生2度目の震えが来た・・・。しかし途中で残すのも、もったいないので麺だけは最後まで食べたが、本当に舌がきつく、途中で舌休めにおにぎりを注文しても、それでも辛かった。

辛すぎるので、水とたくわんがとても甘く感じる。普通、たくわんはお店の人が運んできてくれるのだが、この店舗ではセルフ・サービスだ。私は何度もたくわんを取りに行ったので、セルフサービスな理由が分かるような気がする。この日ほど、たくわんを美味しく感じた日はなかった。

激辛ラーメン好きな方。日本各地にも激辛ラーメンの有名店があるが、是非ソウルの明洞でもチャレンジしていただきたい!


【店舗情報】
店名 : トゥムセ・ラミョン
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅8番出口、徒歩約4分
目印 : チュンム・キムパプの近く
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞2街(ミョンドンイーガ) 4-1
電話 : 02-756-5477

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アンニョンハセヨ!

ショッピングに観光に歩き回ったら、やっぱりカフェで美味しいコーヒーやお茶を飲みながら、一息つきたいところ。韓国にもスターバックスをはじめとしたコーヒーのチェーン店があるが、そんなチェーン店よりも韓国式を味わえるカフェにも足を伸ばしていただきたい。

地下鉄4号線「明洞」駅9番出口を出て、実弾射撃場の隣にある、カフェ・Moderato(モデラート)は、黄色い看板が目立つ、カナ眼鏡院の上にある。一番目を引くのは「ケーキ無料」と日本語で書かれた看板だ。本当にケーキ無料なのだろうか・・・と疑心暗鬼しつつ店舗に入ってみる事にしよう。

店内はキレイで、椅子にもクッションがあり、座り心地が良い。禁煙・喫煙があまり区別されていないのが、残念だが、韓国人の若者から日本人観光客まで色々な客層が利用していたのが印象的だ。日本人観光客の間でも有名なのだろうか、それとも私のように「ケーキ無料」の看板に惹かれてやってきた口だろうか。

入口にはケーキがずらりと並んである。どうやらこの中から本当に好きなケーキを選べるようだ。その時その時によって出せるケーキは異なるようなので、お目当てのケーキを絞るのではなく、その時その時に食べれるケーキを楽しんでみよう。

店員が席までやって来てメニューを渡された。日本語も書いてあったのが何ともありがたい。恐る恐る、コーヒーとケーキを頼むと、本当にケーキまで運ばれてきて、計算時にはケーキは無料だったのがビックリだ。コーヒー・お茶代は、5,000ウォンから7,000ウォン程度で、確かにチェーン店のコーヒーに比べれば若干高いが、ケーキまで含むとなると、この料金は充分安くなる。

座るなら是非窓側をオススメする。2階から道を行き交う人を眺める事ができるからだ。この日は夜に利用したのだが、お店のお向かいには、大原、ボンスニ、藤の木、三金・・・と豚のサムギョプサルの店が競争をしている。藤の木には日本人観光客と見られる人たちで行列が出来ていた。

コーヒーでひと息だけでなく、ケーキまで食べたい方は、是非利用してみてはどうだろうか。(ただし、ランチタイムの12時-14時の間はケーキは有料となる。)


【店舗情報】
店名 : Moderato(モデラート)
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅9番出口、徒歩約1分
目印 : カナ眼鏡院の2階
住所 : ソウル市 中区(チュング) 忠武路2街(チュンムロイーガ) 62-1 2階
電話 : 02-752-7517

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韓国では今、国産牛が人気がある。そもそもは昨年の狂牛病騒ぎから、アメリカ産・カナダ産牛肉を回避することから始まったのだが、国内の韓牛(韓国語でハヌ)に対する人気が高まった。そんなハヌをお腹いっぱい美味しく食べられる店舗が「明洞焼肉専門店ハヌバン」だ。

書籍「歩くソウル2009」のP25にも掲載されているこの店舗は、地下鉄2号線「乙支路入口」駅からも近く、アクセスが良い。写真の通り、漢字で「明洞焼肉専門店」と書いてある。階段を上がって2階へ進もう。店舗は2階と3階の2フロアを使用している。

階段を上がる前に、気になった写真があったので、撮影してみた。芸能人や有名人のサインが多すぎるお店は意外とハズレが多いのだが、必要最低限の抑えているあたりが、逆に信頼感を与えてくれる。

2階の席では地元のサラリーマンから、日本人や外国人観光客まで多彩な客層だった。ただし、豚肉とちがって韓牛は国産の高級牛肉だけあって、やや値が張る。そのため、韓国の若い層はやはりあまりいなかったように思える。

その日の朝に仕入れた肉を切って出し、とにかく鮮度にこだわる、というのがモットーの店舗だ。この赤色はなかなか他の店舗では見る事ができない色だ。また、その日の肉がなくなれば、その時点で営業をやめるというほど、鮮度にこだわっている。ただし、長年の営業経験から、早めに店を閉めることはあまりない。

お肉を焼いて、色々な野菜に包んで食べたら、もう言葉が出ないほど。他のカルビや、豚のサムギョプサルに比べて、歯応えが全然違う。噛んでも噛んでも、なかなか、ちぎる事ができない・・・そんな歯応え抜群の韓牛だ。和牛の各ブランドとも味が全然違う。そのため、あごが弱い方には難があるかもしれないが、一度は、この鮮度抜群の韓牛を味わっていただきたい。


【店舗情報】
店名 : 明洞焼肉専門店ハヌバン
交通 : 地下鉄2号線「乙支路入口」駅6番出口、徒歩約1分
目印 : メトロホテルの近く
住所 : ソウル市 中区(チュング) 乙支路2街(ウルチロイーガ) 199-56 2・3階
電話 : 02-753-5030
書籍 : 歩くソウル2009 P.25に掲載

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アンニョンハセヨ!

韓流スターのクォン・サンウ氏がプロデュースしたカフェ、TEA'USは、2009年5月に明洞の一等地にオープンした。オープン初日にご本人が登場したり、その後もサイン会を開いたり、予告なしに店内に現れては、ファンの方と触れ合ったりするなど、日本の韓流スター・ファンには是非とも押さえて頂きたい店舗の1つ。

地下鉄4号線「明洞」駅の6番出口を出るとご存知、ミリオレ明洞が左手にそびえているが、そのお向かいに映画館が入っているTabbyというファッションビルがある。その2階にカフェ、TEA'USはある。

店舗は2階にあり、ビルの中からエスカレーターで上がって行く事もできるのだが、ビルの1階の外にも、入口があるので、ココから入っていくのが良いだろう。クォン・サンウ氏の写真もあるので、すぐに分かる事と思う。中のキレイな階段を上がっていくと、キレイな店内に入る。

夜23時過ぎの客足が収まった頃に入ってみた。お店は24時まで営業しているそうだ。昼間は凄い人の数で、営業も順調のように思えてくる。クォン・サンウ氏のファンの日本人観光客も多いが、意外とファン関係なしに、韓国の若者が利用しているのが、良い結果を出しているのではないだろうか。

クォン・サンウ氏のポスターなどが、たくさんあるのではないだろうか?という予想に反し、必要最低限に抑えられており、デザインの良い店内が人気の秘密だろうか。喫煙ルームと禁煙ルームにきちんと別れているのも、禁煙者には嬉しい配慮だ。

ポイントカードを導入しており、ポイントが貯まると、このマグカップがもらえるとのこと。コーヒーやドリンクも種類が多く、クッキーなどの食べ物も充実、アイスクリームまである。一歩外に出れば、明洞の喧騒を避けられないが、ここは明洞かと思うほど、居心地の良い店内で時間を過ごす事が出来るカフェだ。

そして何よりファンに嬉しいのは、このポストだ。日本語でも韓国語でも英語でも何でも良いらしいのだが、ここのポストを通じて、クォン・サンウ氏にファンレターを届ける事ができるのだ。本当かどうかは分からないが1ヶ月に1人、ご本人から返事が来るらしいので、住所もしっかり記入して投函してみてはどうだろうか。


【店舗情報】
店名 : TEA'US(ティー・アス)
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅6番出口、すぐ
目印 : ミリオレ明洞のお向かい。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 忠武路2街(チュンムロイーガ) 65-9 2階
電話 : 02-2079-0990

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ロイヤルホテルの隣のABCマートから、韓国外観銀行へ向かう途中に、70年コムタン一筋の名店、河東館(ハドングァン)がある。コムタンとは、牛肉と牛の内臓を長時間煮込んだスープのことだ。似ている料理にソルロンタンがあるが、コムタンは骨なしのスープで煮込み、ソルロンタンは骨ありのスープで煮込むという違いがある。

店舗の入口には、漢字でも「河東館」と書いてあるので、見つけやすいだろう。昼間は行列が出来、夜は営業をしない。16時30分頃に店を閉めるのだが、それもその日の仕込み分がなくなり次第、店を閉めるのだ。店内はやや薄暗い感じで、若者向けという雰囲気だが、それがかえって70年の伝統を感じさせる。

店に入ると、メニューは壁に貼られているのだが、なんと3つしかないことに驚く。コムタンの普通サイズ(8,000ウォン)と、特大サイズ(10,000ウォン)。それからスユクというゆで肉300グラムが40,000ウォンだ。ちなみに、注文と同時に料金は前払いすることになっているので、注文時に現金を用意しておこう。

注文したのは、コムタンの普通サイズ。長時間煮込んだスープの中には、ご飯と牛肉が入っている。ネギを好みで乗せて(どっさり乗せるのもOKだ)、味わおう。牛肉やご飯に神経が行きがちだが、あくまでも主役はスープだ。この70年伝統のスープを是非味わってもらいたい。

出てきた状態では少し味が薄いかもしれない。そんな時はテーブルの上に置いてある、トウガラシ粉、あるいは塩を好みで足して、味を調節してみよう。写真には載っていないが、レジ横にある生卵は300ウォンで購入できる。その生卵を割って、味をよりマイルドにして食べる方法もある。

「70年伝統 韓牛コムタン」と書いてある。昼食に人気のコムタン。理由はやはり手軽に食べられるからだ。辛くは無いので、辛い料理を食べ過ぎて胃が疲れた時にはランチタイムにコムタンを食べてみるのはどうだろうか。コムタンを食べるなら、ココはオススメだ。


【店舗情報】
店名 : 河東館(ハドングァン)
交通 : 地下鉄2号線「乙支路入口」駅5番出口、徒歩約5分
目印 : ABCマートから北へ。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞1街(ミョンドンイルガ) 10-4
電話 : 02-776-5656

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アンニョンハセヨ!

ソウル市内を見渡しても、本当に美味しいサムゲタンが、なんと明洞の街中で食べられる。何件か美味しいと噂されているサムゲタンを食べてみたが、今回紹介する『百済参鶏湯(ペクチェ・サムゲタン)』が一番美味しいと思う。1965年からもう40年以上も、ここ明洞でサムゲタン一筋でやってきた名店だ。

2・3年で店をたたんだり、明洞では10年も営業が続くお店が少ない中で、なんとサムゲタン一筋で、40年も営業を続けているのは、地元の人はもちろん、観光客にも人気があるから。それだけで、もう味は保証されたようなものだ。

昼間や夕食時は店内が満員になるほど人気のお店。少し時間を外していけば、あまり混んでおらず、静かにサムゲタンを楽しめる事だろう。座るとメニューが運ばれてくるが、ただ単に「サムゲタン」と言えば、人数分出てくるだろう。店員も日本人観光客に慣れているのか、日本語を話す店員もいる。

サムゲタンが運ばれる前に、もち米や、キムチなどのおかず、そして食前酒が運ばれてくる。食前酒は当然、高麗人参のお酒で独特の匂いがある。そうして待つ事数分でサムゲタンが運ばれてきた。

鶏丸々一羽の内臓を取り出してキレイに洗った後、そこにもち米やなつめ、にんにく、高麗人参などを詰めてグツグツ煮込んだ、栄養食だ。コラーゲンもたっぷりで、女性の美にも良い食べ物だ。高麗人参の苦味が苦手な方は難しいかもしれないが、それほどキツイ感じはしないので、この程度なら大丈夫という方も多いだろう。

日本で言うところの「土用の丑の日」にあたる日は韓国では夏場に3度あり、うなぎの代わりに韓国ではこのサムゲタンを食べるので、その3回の日には、韓国中のサムゲタン店に行列ができる。ここは特に長い行列ができることだろう。


【店舗情報】
店名 : 百済参鶏湯(ペクチェ・サムゲタン)
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅6番出口、徒歩約5分
目印 : メインストリート、PIZZA HUTの角を曲がった通り。2階。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞2街(ミョンドンイーガ) 50-11 2階
電話 : 02-776-3267
書籍 : 歩くソウル2009 P.23に掲載

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アンニョンハセヨ!

ホテルで起きた朝、ソウルで何を食べようか?一度ならずとも悩んだ事があるだろう。実は朝食時に行列が出来る食堂が明洞にある。何の食事かといえば、その答えはお粥だ。韓国のお粥は日本人観光客の間で絶大な人気を得ており、朝食または昼食によく選ばれる料理だ。

雑誌『歩くソウル2009』の25ページにも掲載されている、お粥の名店中の名店、『味加本(ミカボン)』だ。名前が何とも可愛らしく呼びやすい。看板にも感じで書いてあるので、すぐに分かる事だろう!週末や連休時の朝は、日本人観光客で、本当に列が出来る。

この日は昼食時間を少しずらして入店したせいか、店内は落ち着いていた。女性オーナーは元バレーボール選手というだけあって、とても背が高いので一目で分かるだろう。店員はキビキビしており、他の日本人観光客を見つけるや否や、流暢な日本語で、日本並みの接客をしているのに驚かされた。なかなかそこまで出来る韓国の食堂はないので、見事なものだ。

2つ並べて上から写真を撮ってみると、何とも全体的に韓国らしさを感じる一枚となった。おぼんの上に乗っているおかずの数々と、器のデザインがそう感じさせるのであろうか・・・。

10種類以上あるお粥は何を注文しても口に合うだろう。そんなに辛くは無く、ほんの少し塩っけがある程度だろう。前日に辛いものを食べてお腹の調子が悪い人、ちょっと風邪気味で体調が悪い時などにはピッタリあう食事であるし、朝やお昼に軽く食べたい方にもオススメだ。

見た目は少なく見えるが、食べてみると結構ボリュームがあるので、朝に軽く・・・というのは少し誤解を与えるかもしれない。女性客には少し量が多いかもしれないが、味は間違いなく一品だ。是非韓国のお粥を味わっていただきたい。辛い料理に疲れたら、ホッとひと息つける味に感動できるだろう。そのように味の幅が広い韓国料理は何とも奥が深い。


【店舗情報】
店名 : 味加本(ミカボン)
交通 : 地下鉄2号線「乙支路入口」駅5番出口、徒歩約4分
目印 : 明洞芸術劇場通りにある。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞1街(ミョンドンイルガ) 45-3
電話 : 02-752-0330
書籍 : 歩くソウル2009 P.25に掲載

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アンニョンハセヨ!

チムタクという料理はご存知だろうか?鶏肉を野菜やじゃがいも、麺などと一緒に煮込んだピリ辛料理だ。韓国の東南部にある街、安東(アンドン)が発祥地で、その名もズバリ「安東チムタク」という店で、現在は全国各地にチェーン店化までした大人気店舗だ。

これが噂の「安東チムタク」。看板に漢字で「安東」の文字が入っているため、韓国語が分からない方でも店舗は見つけやすいだろう。明洞店はABCマートの近くの路地にある。

韓国人の間では知らない人は入ない程、この「安東チムタク」は有名な店舗なので、この日も店内は大賑わい。明洞店は3階まで席がある。ここは3階の様子。靴を脱いでお座敷に座ろう。

これが噂のチムタク。鶏肉、じゃがいも、にんじん、ネギ、麺などを、たっぷり煮込んだ料理で、色はやや黒めだが、味はピリ辛である。注文時にリクエストすれば辛さは調節できるが、辛くしないものも、若干辛いかもしれない。麺がスープを吸収してしまうため麺から先に食べ、後はお好みで鶏肉やじゃがいもを楽しもう。

香ばしいおこげを追加で注文して、ピリ辛の口の中を癒すのも良いだろう。香ばしいおこげは、一回食べたらなかなか止まらない絶品だ。

店舗はロイヤルホテルの隣にあるABCマートの近く。ちなみにチムタクは1人では食べれないので、二人以上で入店しよう。一時期、チムタクの事を「キ○タク」と呼ぶ夏場には凍りつくような人もいたが、夏場は特に食後にいっぱい汗をかくので、外に出た時に涼しく感じられるし、冬場も身体を温めることができるので、韓国の言葉で「以熱治熱(イヨルチヨル)」・・・熱を以って熱を治す、という言葉にピッタリの料理の1つだ。

【店舗情報】
店名 : 安東チムタク・明洞店
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅8番出口、徒歩約5分
目印 : ABCマートの手前。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞2街(ミョンドンイーガ) 2-22
電話 : 02-310-9233

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明洞(ミョンドン)は韓国の若者、外国人観光客がたくさん訪れるだけあって、韓国料理から世界各国の料理までたくさんの種類を味わえるエリアだ。ソウルに旅行に行って楽しみたいのはやっぱり韓国の味だろう。韓国料理は日本人にとっても身近な味。今回は韓国料理のメジャー、スンドゥブチゲ(豆腐チゲ)の名店を紹介しよう。明洞で本物の味に満足できる事だろう。

明洞のやや北エリア。イビス・アンバサダー・明洞(ホテル)の裏手にある名店、明洞スンドゥブ。昼間や夜は行列が出来るほど人気なので、並びたくないならば、食事タイムは少しズラして行くのも1つの手だ。ココは友人・知人が私を訪ねに来れば、かなりの確率で連れて行く店舗で、皆、美味しいと言ってくれるのが、紹介者としても嬉しい。

この日は時間を少しずらして入ったので、人はまばらだったが、いつもは人が非常に多い。テーブルにセットされている銀色の蓋を開ければ、そこに箸、スプーンが入っている。また生卵も常備されており、これは好みでチゲに入れていいのだ。生卵は何個入れても良いが、ご自身の健康状態と相談してもらいたい。

この店舗の定番、海産物豆腐チゲ(6,000ウォン)だ。豆腐は基本として、その他にはアサリ、エビ、カキなどが入っており、海の香りが漂う一品だ。辛いのがやや苦手な私は、豆腐を2個入れて、それをすぐにかき混ぜるタイプだ。すぐにかき混ぜれば、卵が混ざり、辛さが中和されるというわけだ。ただし、かき混ぜないで、タマゴを固めて食べてしまう方が一般的と言える。

この店舗はご飯が何と釜で出てくる。何も知らないとそのまま釜にスプーンを入れて食べてしまいがちだが、釜でご飯が出てきた場合は、食べ方が別にあるので注意が必要だ。まずご飯を8割がた別のお皿にもって、ご飯は釜の底に貼り付けた状態にする。その後、テーブルの上に置いてある温かいお茶を釜の中に入れて、しばらく待てば、おこげスープの完成だ。

おこげが充分にしみこんだスープは非常に香ばしい。最初は別皿に移したご飯を普通に食べ、そのご飯が無くなる頃にはおこげが出来上がってことだろう。一回で2つの味を楽しめる名店。メニューを見れば、日本語も書いてあるため注文しやすいが、スンドゥブチゲも10種類以上あり、どれを注文しようか迷ってしまう事だろう。1度ならずとも2度、3度と訪れて、いろいろなスンドゥブチゲを食べ比べてみてはどうだろうか。


【店舗情報】
店名 : 明洞スンドゥブ
交通 : 地下鉄2号線「乙支路入口」駅6番出口、徒歩約2分
目印 : イビス・アンバサダー・明洞ホテルの裏手。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 乙支路2街(ウルチロイーガ) 199-50
電話 : 02-755-1878

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韓国ドラマを見ていると、主人公たちが「ジャージャー麺、食べに行こう!」と言って、中華料理屋に入っていくシーンが非常に多く、また逆に、電話一本でジャージャー麺を宅配してもらうシーンも良く見れる。そんな韓国人にとって気軽に食べたい庶民料理の一つがジャージャー麺だ。

明洞(ミョンドン)エリアの西、ソウル中央郵便局のすぐ隣にある「郷味(ヒャンミ)」。ジャージャー麺は韓国系レストランで食べられる料理ではなく、ジャンル的には中華料理に振り分けられるので、中華料理屋に入らなければ食べられない。中華料理屋はほぼ、赤色の看板だったり、ハングルではなくて漢字が使われているので、ハングルに馴染みのの方でも、ピンと来やすいお店となるだろう。

店内はそれほど広くはないが、店内には漢字や、中国の品物、飾りがたくさん置いてあり、中国の雰囲気を感じられるようなつくりになっている。ちなみにソウル中央郵便局のすぐ隣には、華僑小学校があり、この近くには中華料理屋が軒を連ねており、中華料理屋の激戦区とも言える一帯だ。

ジャージャー麺の事を韓国語では「ッチャジャンミョン」と発音する。「1つ下さい」は「ハナ(=1つ)・ジュセヨ(下さい)」をくっつければ、「ッチャジャンミョン・ハナ・ジュセヨ」でOK。2つ下さいの場合は「トゥル・ジュショ」だ。そうすると待つ事数分で、麺の上に真っ黒いソース、玉ねぎが乗っかったジャージャー麺が運ばれてくるのだ。キムチとたくわんが付いて来るのは何とも韓国らしい。(キムチ・たくわんはお代わり自由)

韓国ドラマを良く見ている方にはもはや説明不要だが、運ばれてきたモノをそのまま食べてはいけない。最初に良くかき混ぜて、麺まで全部を真っ黒にしてみよう。そうして麺が冷めないうちに、ホクホクと温かいうちに美味しく頂こう。甘くて、ややしょっぱくて、麺にコシがあって、食べ応えがある料理となるだろう。日本の女性客には意外と量が多いらしく残してしまう人も中にはいるが、男性には充分お腹が膨れ、かつ低価格(訪問時は3,500ウォン)で大満足だ。

韓国旅行中にドラマの影響で「ジャージャー麺を一度、食べてみたい」という観光客の方もいることだろう。そんな方には、この「郷味(ヒャンミ)」はオススメの店舗の1つだ。


【店舗情報】
店名 : 郷味(ヒャンミ)
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅6番出口、徒歩約5分
目印 : ソウル中央郵便局の入口近く。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞2街(ミョンドン・イーガ)107
電話 : 02-773-8835

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