ラーメンの事を韓国語では「ラミョン」と呼ぶ。要するに麺をミョンと読むのだ。韓国のラーメンと言えば、日本のように生ラーメンではなく、インスタントラーメンばかりなのだが、辛いのが好きなお国柄。本当に、当に、本当に、辛いラーメンを出すので有名な店舗が実は明洞にある。
激辛ラーメン好きな方。日本各地にも激辛ラーメンの有名店があるが、是非ソウルの明洞でもチャレンジしていただきたい!
【店舗情報】
店名 : トゥムセ・ラミョン
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅8番出口、徒歩約4分
目印 : チュンム・キムパプの近く
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞2街(ミョンドンイーガ) 4-1
電話 : 02-756-5477
ショッピングに観光に歩き回ったら、やっぱりカフェで美味しいコーヒーやお茶を飲みながら、一息つきたいところ。韓国にもスターバックスをはじめとしたコーヒーのチェーン店があるが、そんなチェーン店よりも韓国式を味わえるカフェにも足を伸ばしていただきたい。
コーヒーでひと息だけでなく、ケーキまで食べたい方は、是非利用してみてはどうだろうか。(ただし、ランチタイムの12時-14時の間はケーキは有料となる。)
【店舗情報】
店名 : Moderato(モデラート)
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅9番出口、徒歩約1分
目印 : カナ眼鏡院の2階
住所 : ソウル市 中区(チュング) 忠武路2街(チュンムロイーガ) 62-1 2階
電話 : 02-752-7517
韓国では今、国産牛が人気がある。そもそもは昨年の狂牛病騒ぎから、アメリカ産・カナダ産牛肉を回避することから始まったのだが、国内の韓牛(韓国語でハヌ)に対する人気が高まった。そんなハヌをお腹いっぱい美味しく食べられる店舗が「明洞焼肉専門店ハヌバン」だ。
【店舗情報】
店名 : 明洞焼肉専門店ハヌバン
交通 : 地下鉄2号線「乙支路入口」駅6番出口、徒歩約1分
目印 : メトロホテルの近く
住所 : ソウル市 中区(チュング) 乙支路2街(ウルチロイーガ) 199-56 2・3階
電話 : 02-753-5030
書籍 : 歩くソウル2009 P.25に掲載
韓流スターのクォン・サンウ氏がプロデュースしたカフェ、TEA'USは、2009年5月に明洞の一等地にオープンした。オープン初日にご本人が登場したり、その後もサイン会を開いたり、予告なしに店内に現れては、ファンの方と触れ合ったりするなど、日本の韓流スター・ファンには是非とも押さえて頂きたい店舗の1つ。
【店舗情報】
店名 : TEA'US(ティー・アス)
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅6番出口、すぐ
目印 : ミリオレ明洞のお向かい。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 忠武路2街(チュンムロイーガ) 65-9 2階
電話 : 02-2079-0990
ロイヤルホテルの隣のABCマートから、韓国外観銀行へ向かう途中に、70年コムタン一筋の名店、河東館(ハドングァン)がある。コムタンとは、牛肉と牛の内臓を長時間煮込んだスープのことだ。似ている料理にソルロンタンがあるが、コムタンは骨なしのスープで煮込み、ソルロンタンは骨ありのスープで煮込むという違いがある。
【店舗情報】
店名 : 河東館(ハドングァン)
交通 : 地下鉄2号線「乙支路入口」駅5番出口、徒歩約5分
目印 : ABCマートから北へ。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞1街(ミョンドンイルガ) 10-4
電話 : 02-776-5656
アンニョンハセヨ!
ソウル市内を見渡しても、本当に美味しいサムゲタンが、なんと明洞の街中で食べられる。何件か美味しいと噂されているサムゲタンを食べてみたが、今回紹介する『百済参鶏湯(ペクチェ・サムゲタン)』が一番美味しいと思う。1965年からもう40年以上も、ここ明洞でサムゲタン一筋でやってきた名店だ。2・3年で店をたたんだり、明洞では10年も営業が続くお店が少ない中で、なんとサムゲタン一筋で、40年も営業を続けているのは、地元の人はもちろん、観光客にも人気があるから。それだけで、もう味は保証されたようなものだ。
昼間や夕食時は店内が満員になるほど人気のお店。少し時間を外していけば、あまり混んでおらず、静かにサムゲタンを楽しめる事だろう。座るとメニューが運ばれてくるが、ただ単に「サムゲタン」と言えば、人数分出てくるだろう。店員も日本人観光客に慣れているのか、日本語を話す店員もいる。
サムゲタンが運ばれる前に、もち米や、キムチなどのおかず、そして食前酒が運ばれてくる。食前酒は当然、高麗人参のお酒で独特の匂いがある。そうして待つ事数分でサムゲタンが運ばれてきた。
鶏丸々一羽の内臓を取り出してキレイに洗った後、そこにもち米やなつめ、にんにく、高麗人参などを詰めてグツグツ煮込んだ、栄養食だ。コラーゲンもたっぷりで、女性の美にも良い食べ物だ。高麗人参の苦味が苦手な方は難しいかもしれないが、それほどキツイ感じはしないので、この程度なら大丈夫という方も多いだろう。
日本で言うところの「土用の丑の日」にあたる日は韓国では夏場に3度あり、うなぎの代わりに韓国ではこのサムゲタンを食べるので、その3回の日には、韓国中のサムゲタン店に行列ができる。ここは特に長い行列ができることだろう。
【店舗情報】
店名 : 百済参鶏湯(ペクチェ・サムゲタン)
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅6番出口、徒歩約5分
目印 : メインストリート、PIZZA HUTの角を曲がった通り。2階。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞2街(ミョンドンイーガ) 50-11 2階
電話 : 02-776-3267
書籍 : 歩くソウル2009 P.23に掲載
アンニョンハセヨ!
ホテルで起きた朝、ソウルで何を食べようか?一度ならずとも悩んだ事があるだろう。実は朝食時に行列が出来る食堂が明洞にある。何の食事かといえば、その答えはお粥だ。韓国のお粥は日本人観光客の間で絶大な人気を得ており、朝食または昼食によく選ばれる料理だ。雑誌『歩くソウル2009』の25ページにも掲載されている、お粥の名店中の名店、『味加本(ミカボン)』だ。名前が何とも可愛らしく呼びやすい。看板にも感じで書いてあるので、すぐに分かる事だろう!週末や連休時の朝は、日本人観光客で、本当に列が出来る。
この日は昼食時間を少しずらして入店したせいか、店内は落ち着いていた。女性オーナーは元バレーボール選手というだけあって、とても背が高いので一目で分かるだろう。店員はキビキビしており、他の日本人観光客を見つけるや否や、流暢な日本語で、日本並みの接客をしているのに驚かされた。なかなかそこまで出来る韓国の食堂はないので、見事なものだ。
2つ並べて上から写真を撮ってみると、何とも全体的に韓国らしさを感じる一枚となった。おぼんの上に乗っているおかずの数々と、器のデザインがそう感じさせるのであろうか・・・。
10種類以上あるお粥は何を注文しても口に合うだろう。そんなに辛くは無く、ほんの少し塩っけがある程度だろう。前日に辛いものを食べてお腹の調子が悪い人、ちょっと風邪気味で体調が悪い時などにはピッタリあう食事であるし、朝やお昼に軽く食べたい方にもオススメだ。
見た目は少なく見えるが、食べてみると結構ボリュームがあるので、朝に軽く・・・というのは少し誤解を与えるかもしれない。女性客には少し量が多いかもしれないが、味は間違いなく一品だ。是非韓国のお粥を味わっていただきたい。辛い料理に疲れたら、ホッとひと息つける味に感動できるだろう。そのように味の幅が広い韓国料理は何とも奥が深い。
【店舗情報】
店名 : 味加本(ミカボン)
交通 : 地下鉄2号線「乙支路入口」駅5番出口、徒歩約4分
目印 : 明洞芸術劇場通りにある。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞1街(ミョンドンイルガ) 45-3
電話 : 02-752-0330
書籍 : 歩くソウル2009 P.25に掲載
アンニョンハセヨ!
チムタクという料理はご存知だろうか?鶏肉を野菜やじゃがいも、麺などと一緒に煮込んだピリ辛料理だ。韓国の東南部にある街、安東(アンドン)が発祥地で、その名もズバリ「安東チムタク」という店で、現在は全国各地にチェーン店化までした大人気店舗だ。これが噂の「安東チムタク」。看板に漢字で「安東」の文字が入っているため、韓国語が分からない方でも店舗は見つけやすいだろう。明洞店はABCマートの近くの路地にある。
韓国人の間では知らない人は入ない程、この「安東チムタク」は有名な店舗なので、この日も店内は大賑わい。明洞店は3階まで席がある。ここは3階の様子。靴を脱いでお座敷に座ろう。
これが噂のチムタク。鶏肉、じゃがいも、にんじん、ネギ、麺などを、たっぷり煮込んだ料理で、色はやや黒めだが、味はピリ辛である。注文時にリクエストすれば辛さは調節できるが、辛くしないものも、若干辛いかもしれない。麺がスープを吸収してしまうため麺から先に食べ、後はお好みで鶏肉やじゃがいもを楽しもう。
香ばしいおこげを追加で注文して、ピリ辛の口の中を癒すのも良いだろう。香ばしいおこげは、一回食べたらなかなか止まらない絶品だ。
店舗はロイヤルホテルの隣にあるABCマートの近く。ちなみにチムタクは1人では食べれないので、二人以上で入店しよう。一時期、チムタクの事を「キ○タク」と呼ぶ夏場には凍りつくような人もいたが、夏場は特に食後にいっぱい汗をかくので、外に出た時に涼しく感じられるし、冬場も身体を温めることができるので、韓国の言葉で「以熱治熱(イヨルチヨル)」・・・熱を以って熱を治す、という言葉にピッタリの料理の1つだ。
【店舗情報】
店名 : 安東チムタク・明洞店
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅8番出口、徒歩約5分
目印 : ABCマートの手前。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞2街(ミョンドンイーガ) 2-22
電話 : 02-310-9233
明洞(ミョンドン)は韓国の若者、外国人観光客がたくさん訪れるだけあって、韓国料理から世界各国の料理までたくさんの種類を味わえるエリアだ。ソウルに旅行に行って楽しみたいのはやっぱり韓国の味だろう。韓国料理は日本人にとっても身近な味。今回は韓国料理のメジャー、スンドゥブチゲ(豆腐チゲ)の名店を紹介しよう。明洞で本物の味に満足できる事だろう。
【店舗情報】
店名 : 明洞スンドゥブ
交通 : 地下鉄2号線「乙支路入口」駅6番出口、徒歩約2分
目印 : イビス・アンバサダー・明洞ホテルの裏手。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 乙支路2街(ウルチロイーガ) 199-50
電話 : 02-755-1878
韓国ドラマを見ていると、主人公たちが「ジャージャー麺、食べに行こう!」と言って、中華料理屋に入っていくシーンが非常に多く、また逆に、電話一本でジャージャー麺を宅配してもらうシーンも良く見れる。そんな韓国人にとって気軽に食べたい庶民料理の一つがジャージャー麺だ。
韓国旅行中にドラマの影響で「ジャージャー麺を一度、食べてみたい」という観光客の方もいることだろう。そんな方には、この「郷味(ヒャンミ)」はオススメの店舗の1つだ。
【店舗情報】
店名 : 郷味(ヒャンミ)
交通 : 地下鉄4号線「明洞」駅6番出口、徒歩約5分
目印 : ソウル中央郵便局の入口近く。
住所 : ソウル市 中区(チュング) 明洞2街(ミョンドン・イーガ)107
電話 : 02-773-8835