曇り空が、とても残念である。
まだ、朝の時間帯。
お店は、まさに、ランチの準備をしている最中であるが、
雰囲気の良さだけは、伝えてみたいと思う。
サン・マンドリエの町は、とても、のどか。
ここにいると、空気がすがすがしく、時間がとまったような、気分になります。
《南フランスの地中海に面した町、サン・マンドリエに滞在してみませんか?》
そもそも、この店を知ったのは、
1年ほど前に、16区に住むマダムから
「この近辺で、パンとケーキが、一番美味しいのは、ここよ」
と教えてもらったことが始まり。
年末年始の風物詩。
パリのデパートのショーウィンドーは、ちょっとしたワンダーランド。
本来は、子供向けではあるけれど、
こんなの見せられたら、
大人だって、ウキウキしてしまう。
中でも、今年のイチオシは、プランタン。
人生には、時に、空間のポケットに入りたい瞬間がある。
ちょっと、寄り道したいとか。
「現実」という、大きな空間から、
ほんの少しだけ、違う場所に、そっと身を置きたくなるような。
少しだけ、隠れてみたくなるような。
今日は、ふと、寄り道したくなるアーケードのお話。
3年ほど前に、オープンの、
セレクト・ショップ 「Merci (メルシー)」。
今では、北マレの人気店だそう。
Merci (メルシー)= ”ありがとう”
つまり、店名が、「ありがとう」。
トゥーロンの港。
この港からは、
サン・マンドリエ(St.Mandrier- sur - Mer)という街と
ラ・セーヌ(La Seyne -sur - Mer)という街へ
船が出ている。
小さくて、可愛い、南仏の街に興味がある人は、
足を延ばすのも、良いかも。
トゥーロンの旧市街は、一部、古い建物も残っていて、
アーミー色は意外と感じない。可愛らしい雰囲気の街である。
この小路の先、遠くに、みえるのは、海。
全体の印象は、「プチ・マルセイユ」・・・。