Myカテゴリ
「オトラグ」とは? (2)
ひとり散歩 (5)
ショッピング (7)
ショートトリップ (4)
デリシャス! (12)
トラベル (3)
プレゼント応募 (1)
ミュージック (2)
ライフ (8)
女性ひとりでも楽しめるフレンチ・ヴァカンス (24)
展覧会・コンサート (1)
美術館 (9)

地中海に面した南フランスの街 サン・マンドリエの新築アパートを貸します

 


 

 
 《南フランスの地中海に面した町、サン・マンドリエに滞在してみませんか?》
 
 

«前 || 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 || 次»
 






トゥーロンという街を、知ってますか?

一言で言えば、「軍港」の街。

第二次世界大戦で、爆破された、とか、海軍の基地があったり、
空母が停泊していたり、

ミリタリー好きのための街であるのだろうと
おそるおそる、降車してみた、トゥーロンの街。


実際に、着いてみると、
実は、こんな可愛い雰囲気だった、TGVの駅前。

その前に。
エクスアンプロヴァンスから、トゥーロンまでの、TGV列車のお話を。

 




ふと、歩いて、見上げると、こんな風景がある。


私たちにとって、当たり前でない朝が

こんな小さな場所にさえ、ある。


ここで見る、朝の”普通”の景色は、
日本で、目にする、通勤時の車窓から見る景色とは、違うのに、


人は、自分の行動範囲や視点が、基準だと
つい、思ってしまいそうになる。

いつだって、その「普通」と言っている視点が、
別の誰かの「普通」ではないのに。



いつだって、基準は、自分でもなく、

また、自分以外の誰かでも無い。



 




エクスのランチタイム。
すごく、悩んでいた理由は、

胸を揺さぶってくれる情報の少なさ。



いわゆる「観光っぽい」とか、「適当で~」という選択では
この地に対して、申し訳ない。




ちゃんと、この地で、自分なりの快適さを探せば・・・、

つまり、「残念」という気持ちを持たないように、工夫をすれば、

うんと、時間がたって、思い出に変わったときにも、
”この地に対して”、良い印象が残るもの。




しかしながら、ホテルから、もらったエクスのMAPを、

穴があくほど、見つめていても、

”美味しい何か”が、胸に飛び込んでこない。

ふと、パンフレットを閉じてみた。



その瞬間、気になったのは、

一番、後ろのページの広告。

 


エクス・アン・プロヴォンスの朝。

ここは、一番のメイン・ストリートである、ミラボー通り。
プラタナスの並木が、青々と街を彩る。

エクスは、セザンヌが、ずっとこの街で絵を描き続けた、芸術の街であり、
また、大学もあるので、知性漂う街とも言われ、


南フランスの小さな都会、小さなパリのような雰囲気。


 




ひとりで、旅するのに、最も困るのが、滞在先。
海外では、あまり、シングルが無いので、

つまり、ひとりでも、二人でも、値段が同じであり、
ダブルベッドが、主流のため、一番、オトクなのは、

もちろん、カップルでの滞在。


今回の、ご紹介ホテルは、

『HOTEL DU GLOBE』 (オテル・デュ・グローブ)
エクス・アン・プロヴァンスに、ひとり旅したい方へ。

肩肘張らず、ふらっと、この街に訪れて、滞在したい人へ。

 



エクス・アン・プロヴァンスは、一言で言えば、

南仏の「サンジェルマン・デプレ」。

イエールや、マルセイユから、だと、訪れるのが、とても簡単。
TGVで、わずか、1時間~1時間20分ほど。

 



ちょっぴり、特別編。

おそらく、この記事は、
雑誌でも、TVでも、ネットでも、紹介されていない、「オトラグ」独占かも。


南仏の街は、観光客で賑わう、「旧市街」も美しいですが、

実は、観光客が、ほとんど、足を踏み入れない・・・
本当の、『旧市街』が、存在します。


誰かに教えてもらわなければ、
まず、目に触れることの無い場所。

本当の、ありのままの、自然のままの 南仏の『旧市街』をご紹介。

 



「アナタって、ホントに、お天気屋さんね~」と、

空に向かってなのか、はたまた、誰かに向かってなのか、
思わず言いたくなってしまった、この日の午後。


着いたばかりの、カシの街は、大雨の中で

その情緒ある風景を、さらに深めてくれたけれど。


数時間後。あっと言う間に、空は、晴れ上がり

そこで、魅せてくれたのは、
また、カシの街の、違う表情・・・

いえ、本来の、青い空の下、賑わった街の表情。





 




カシ(Cassis)。

日本人には、馴染みのない無い名前であるものの、
ヨーロッパの人たちの間では、南仏で、最も人気のある港町。
かつては、多くの芸術家に愛された港町です。

サン・トロペより、カシが好き・・・と話す知人も多く、
不思議な魅力を持つ街。


SNCFのイエール駅から、カシ駅までは
TER(JRのような列車)で、直通で、約1時間。

日帰りで、十分楽しめる場所です。


フランスのある詩人が言った言葉。

「パリを見ても、カシを知らなければ、何も知らないことと同じ」

この言葉を聞いて、思わず、そんな大げさな・・・
と叫んでしまいそうになるものの、

しかし、実際に行ってみれば、この言葉が、どこかしっくりと心に馴染む。

サン・トロペが「洗練」なら

カシは、間違いなく、「情緒」という言葉が似合う。

 




「旅は、人生の縮図である」

この言葉は、オトラグが、伝えたいテーマのひとつではあるけれど、

その理由は、

たとえば、人生の80年と、旅の8日間は、よく似ていると思うから。


”これからの、まだ見ぬ人生”、は、
”これからの、まだ見ぬ街”に、置き換えることができ、

どちらも、
次のまだ知らない瞬間を、わからないままに、選び、
その道を進んでいかなかればいけない。

選択の基準は、いつだって、自分しかなく、

人生の書や、旅のガイドブックは、参考にはなるものの、

自分にとって、本当に、最良のガイドブックは、

おそらく、自分の経験から生まれる「勘」だけ。

だとすれば。

だからこそ。

私たちは、きっと、日常生活を生きている。
何でもない日常の生活は、いつしか、知恵となり、経験となり、

積み重ねて、”今の自分を作ってくれている”・・・・。

それを認識していれば、
ある選択を迫られたときに、

そこに存在する自分の「勘」は、きっと導いてくれるはず。

なるべく、自分に合った方向を、間違いなく、自分で選べるように。

«前 || 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 || 次»