お出かけはどちらですか?
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出版社のサイトより引用;
円高の波に乗って、年末年始の海外脱出を計画している方も多いのではないでしょうか?
そこでご報告。
「歩くパリ2009」が発売になりました!
今回の巻頭特集は「実感するパリ」。
アパルトマン滞在、マルシェ(市場)でお買い物などを通して、パリ生活を満喫するコツを在住者が紹介しています。
巻末特集「地中海の色彩に迷い込む」では、「南フランス・コートダジュール」を紹介。
ニース、モナコ、カンヌ、アンティーブ、マントン、エズ、ヴィルフランシュと個性あふれる街をMAP付きで詳しくガイドしています。
もちろん、パリのMAPもパワーアップ!
マレ、シャンゼリゼ、ラ・ミュエットなど、広域MAPも見やすく進化しています。
2009年版の表紙はムラサキ系。
ぜひ、書店で手にとってご覧ください。
【カテゴリー】
最新情報|おすすめグルメ|ホーチミンの過ごし方|リゾート|
出発準備|出入国|現地情報|ベトナム語講座
【本文】


出版社のサイトより引用;
「歩くベトナム&アンコールワット」が本日発売になりました。
遅くとも週明けの10/14(火)から書店に並ぶと思います。
タイトルからもわかるように、今回からカンボジア・シェムリアップの地図&お店情報も掲載。
もちろん、ベトナム編も地図、情報ともに今年もチカラが入っています。
さらに、ホーチミン、ハノイの全体像の把握に便利な中域地図の精度をアップ。
ぜひ、実際に歩いてみてください。
今回は、発売記念として、取材・編集に全力投球していただいた現地編集長の中安さんから制作秘話が届きました。
ガイドブック制作の裏側をちょっとだけ、ご紹介しましょう。
【歩くベトナム&アンコールワット制作秘話】 by 現地編集長 中安昭人
その噂は前から聞いていた。前触れもあった。その噂とは…、ベトナムの電話番号が大々的に変更されるというもの。
最初に、ある程度、信憑性がある発表がなされたときは「9月から新番号実施」という内容だった。それなら、「歩く」に掲載している情報も、すべて新番号に変更して入稿ができる。
ところが、9月に入っても、番号が変更されるという公式な発表が出ない。適宜、電話会社に問い合わせをするが、3回尋ねると3回とも違う答が返ってくると いう有様。どうやら10月か11月頭には電話番号が変更されるらしい、というところまでは絞り込めたものの、確約が取れない。そうこうしている間にも、校 正は進み、刻々と締め切りは近づく。
「歩く」編集部内でも意見が分かれた。
「本文の電話番号はそのままにして、目次や奥付の目立つところに、電話番号が変更される予定だというお知らせを入れて対応しましょう。もうこれ以上、待てないですよ。それに、こんなギリギリになって、電話番号を修正するのは危険です」
「どうしても新番号を入れたいなら、発売を1ヶ月遅らせてもらって、新番号がちゃんと使えることを、実際にかけて確認してから入稿しましょうよ」
というのが慎重派。
一方で、変更派は、
「1ヶ月で消える月刊誌と違って、書籍は1年以上流通するものなのだから、新番号に変更しておきたい。目次や奥付に注意書きがあったとしても、なかなか目 にとまらないし、本文を読むときに一々、そこを参照しなければならないというのは不便。本文の番号を書き換えておくのが、読者の人にとっては便利だと思 う」
と主張する。
ただ、電話番号を書き換えたくても、どんな風に変わるのか、正式な発表がなされていないので、手をつけようがない。八方手を尽くして集めた情報を総合してみると、「ほぼ、これで間違いないだろう」というところまでは見えて来たが、確証が得られない。
そんな膠着状態のまま迎えた、データ納品数日前のこと。一通のファックスが届いた。
それは、ベトナムの固定電話事業では約7割のシェアを持つ最大手のベトナム郵政通信グループ(VNPT)社からのもので、10月5日午前0時より、新電話 番号が導入される、と書いてあるではないか! 番号の変更方法も明記してあり、さらに、他の電話事業者に関する変更情報も案内されていた。
「今なら間に合う。よし! やっぱり電話番号は書き換えよう」
それでも心配なので、VNPT社の情報が本当に正しいのかどうか、不足がないかどうか、いろんな形で確認を取りながらの作業だ。また事業者によって、電話番号の変更方法も異なるので、1つ1つ、確認しながら電話番号を変更することになる。
新電話番号が稼働するのは、もう印刷が終わった後なので、実際にかけて確認することはできないのが心残り。しかし、これから電話番号の変更方法が変わるということはないだろうから、正しく書き直してあれば大丈夫だろう。
締め切りを遅らせることもなく、電話番号の変更は無事終了。こうして、日本で初めて、そして現時点では唯一の、新電話番号が反映されたガイドブックである「歩くベトナム&アンコールワット」は、印刷所に旅立っていった。
追記:新電話番号が導入される10月5日午前0時になるのを待って、本当に新番号が稼働しているかどうか、電話をかけて確認してみたのは、言うまでもな い。自分の携帯電話から自宅の電話に電話をかけて…、ちゃんと呼び出し音が鳴っている! それを確認して、ようやく枕を高くして眠ることができた。
最新情報|おすすめグルメ|ホーチミンの過ごし方|リゾート|
出発準備|出入国|現地情報|ベトナム語講座
【本文】

出版社のサイトより引用;
「歩くベトナム&アンコールワット」が本日発売になりました。
遅くとも週明けの10/14(火)から書店に並ぶと思います。
タイトルからもわかるように、今回からカンボジア・シェムリアップの地図&お店情報も掲載。
もちろん、ベトナム編も地図、情報ともに今年もチカラが入っています。
さらに、ホーチミン、ハノイの全体像の把握に便利な中域地図の精度をアップ。
ぜひ、実際に歩いてみてください。
今回は、発売記念として、取材・編集に全力投球していただいた現地編集長の中安さんから制作秘話が届きました。
ガイドブック制作の裏側をちょっとだけ、ご紹介しましょう。
【歩くベトナム&アンコールワット制作秘話】 by 現地編集長 中安昭人
その噂は前から聞いていた。前触れもあった。その噂とは…、ベトナムの電話番号が大々的に変更されるというもの。
最初に、ある程度、信憑性がある発表がなされたときは「9月から新番号実施」という内容だった。それなら、「歩く」に掲載している情報も、すべて新番号に変更して入稿ができる。
ところが、9月に入っても、番号が変更されるという公式な発表が出ない。適宜、電話会社に問い合わせをするが、3回尋ねると3回とも違う答が返ってくると いう有様。どうやら10月か11月頭には電話番号が変更されるらしい、というところまでは絞り込めたものの、確約が取れない。そうこうしている間にも、校 正は進み、刻々と締め切りは近づく。
「歩く」編集部内でも意見が分かれた。
「本文の電話番号はそのままにして、目次や奥付の目立つところに、電話番号が変更される予定だというお知らせを入れて対応しましょう。もうこれ以上、待てないですよ。それに、こんなギリギリになって、電話番号を修正するのは危険です」
「どうしても新番号を入れたいなら、発売を1ヶ月遅らせてもらって、新番号がちゃんと使えることを、実際にかけて確認してから入稿しましょうよ」
というのが慎重派。
一方で、変更派は、
「1ヶ月で消える月刊誌と違って、書籍は1年以上流通するものなのだから、新番号に変更しておきたい。目次や奥付に注意書きがあったとしても、なかなか目 にとまらないし、本文を読むときに一々、そこを参照しなければならないというのは不便。本文の番号を書き換えておくのが、読者の人にとっては便利だと思 う」
と主張する。
ただ、電話番号を書き換えたくても、どんな風に変わるのか、正式な発表がなされていないので、手をつけようがない。八方手を尽くして集めた情報を総合してみると、「ほぼ、これで間違いないだろう」というところまでは見えて来たが、確証が得られない。
そんな膠着状態のまま迎えた、データ納品数日前のこと。一通のファックスが届いた。
それは、ベトナムの固定電話事業では約7割のシェアを持つ最大手のベトナム郵政通信グループ(VNPT)社からのもので、10月5日午前0時より、新電話 番号が導入される、と書いてあるではないか! 番号の変更方法も明記してあり、さらに、他の電話事業者に関する変更情報も案内されていた。
「今なら間に合う。よし! やっぱり電話番号は書き換えよう」
それでも心配なので、VNPT社の情報が本当に正しいのかどうか、不足がないかどうか、いろんな形で確認を取りながらの作業だ。また事業者によって、電話番号の変更方法も異なるので、1つ1つ、確認しながら電話番号を変更することになる。
新電話番号が稼働するのは、もう印刷が終わった後なので、実際にかけて確認することはできないのが心残り。しかし、これから電話番号の変更方法が変わるということはないだろうから、正しく書き直してあれば大丈夫だろう。
締め切りを遅らせることもなく、電話番号の変更は無事終了。こうして、日本で初めて、そして現時点では唯一の、新電話番号が反映されたガイドブックである「歩くベトナム&アンコールワット」は、印刷所に旅立っていった。
追記:新電話番号が導入される10月5日午前0時になるのを待って、本当に新番号が稼働しているかどうか、電話をかけて確認してみたのは、言うまでもな い。自分の携帯電話から自宅の電話に電話をかけて…、ちゃんと呼び出し音が鳴っている! それを確認して、ようやく枕を高くして眠ることができた。