1月15日 優雅なハイティから駐車場の焼鳥屋へ
昨晩インドのデリーから帰国。インドが非常に寒かったこともあるが、やはり緊張していたのだろう。バンコックに戻ると半袖短パンで実に快適に過ごすことが出来、思わず体が弛緩した。何と気持ちが良いのだろうか。蚊に刺されることさえ、嬉しくなってしまう。
午後グランドハイヤットでハイティをした。ハイティ、アフタヌーンティなんて、何年振りだろうか。バンコックでは初めての経験である。ホテルへ向かう角にエラワン祠があった。いつも誰がお祈りしているのだが、今日は特に多い。踊りを踊る女性たちもいる。既に観光地化しているのか、はたまた何かの儀式なのか。いずれにしてもタイが仏教文化の上にヒンズー文化を色濃く残していることは明らかだ。
ホテルのロビーラウンジへ。特に混んでいる訳でもない。ピアノの演奏が好ましい。ハイティセットを2つ頼むと「1つをシェアすれば十分です」と言われる。実に親切な対応。一人分のお茶を追加して、僅か660バーツ。思っていたより随分と安い。
スタンドには1段目チョコ、2段目クッキー、そして3段目にサンドイッチとスコーン。それぞれ美味しく頂いた。久しぶりにスコーンを食べて感激。お茶はティバックなので、うーん。やはりバンコックにはお茶文化はないのだろうか。次回はオリエンタルかシャングリラへでも行って確認してみよう。
その後、大学の同級生Oさんと待ち合わせて、シーロム、パッポンにある焼鳥屋へ行った。何とのこの店、ゴーゴーバーを抜けたあるビルの駐車場に入り口があるユニークさ。中は純粋日本の焼鳥屋。日本のおじさん達で常に満員らしい。既に30年営業しているとか。ここで焼き鳥を食べ、焼酎を飲んでいるとまるで日本と変わらない。最近はタイ人のお客さんも来るというが、フラッと来られるようなロケーションではないので、日本食マニアのような人がいるのだろうか。
ともあれ、高級ホテルのハイティから駐車場に入り口のある老舗焼鳥屋まで、バンコックは実に奥が深い。