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2014.02.27

 旅行記(アジア)

10年ぶりにソウルへ行く(19)ソウル バストラブルとビジネスクラス

つくしアゲイン 

 

 

帰りに明日の空港行きのリムジンバスをチェックした。何とカヤホテルのすぐ近くに乗り場があるという。明日は仁川ではなく金浦なので気は楽だったが、荷物が多いので電車で行くのは嫌だった。ホテルのカンさんがこのバスを教えてくれた。

 

ホテルに帰り休む。すると何となくまたつくしに行きたくなってしまった。先日撮った写真をEメールで送り、そして出掛けた。今回は時間が早かったのでお客は少なかった。愛想のよい彼女が出てきて歓迎してくれた。


 

ママも後からやってきてまたおしゃべりした。写真も話題になった。突然ソウルに親戚が出来たような気分になった。いつ来ても楽しい居酒屋、そんな空間が実に貴重だった。今日はトンカツとエビフライのミックスを頼み、また腹一杯食べてしまった。お客は相変わらず、韓国人が殆どだった。


 

831日(土)

リムジンバスでカード使えず

 

 

5時半に起きて、ホテルをチェックアウトした。まだ外は暗かった。空港行きのリムジンバスは5時台からあるというが、30分に一本。大体計算してバスの来る時間にバス停に行くと10分程度でやってきた。乗ってしまえばこちらのもの。

 

ところが使える筈のTカードがなぜか反応しない。実はお金も計算して金浦までの料金しか入れていなかったのだが、運転手は仁川まで行くと思い込んでいて、残金不足となったようだ。言葉が通じない。お客は待っている。仕方なく1Wを取り出すと、仁川までの料金、7000Wを取られてしまう。これは困ったものだ。


 

バスはすでに満員で何とか席を確保する。それからいくつかのバス停に停まったが、皆立っていくことになった。このバスは金浦経由仁川行だが、今後は金浦行と仁川行を分けた方が間違いも少なく、混雑も緩和されるように思う。

 

実はバスには中国人も結構乗っていた。バスに置かれた冊子には中国語が使われており、買い物場所のコマーシャルなどは特に中国語が目立った。昔の日本のハワイ旅行、のような雰囲気を感じる。そんなことを考えているとわずか30分程度で、金浦空港に着いた。

 

空港でアップグレード

 

 

金浦空港は90年代、何十回も出張で使った空港だった。当日は仁川がなく、全ては金浦。当然のことながら十数年を経て、かなりきれいになっている。先ずは借りていた携帯電話尾を返却。日本ではすぐに料金が分からず、後でメールが来てクレジットカード払いだったが、ここではすぐに料金が提示され、現金で支払いことが出来た。この差は実はかなり大きい。

 

チェックインカウンターでは、北京行のチケットは認識されていたが、なぜかその後の乗継便、バンコック行は認識されていなかった。確かに航空会社は違うのだが、同じスターアライアンス、当然問題ないと思っていたので、思わず、『えー、何で』と言ってしまうと、アシアナの女性はニッコリして『今回はアップグレードになりました』とビジネスクラスの空港券が渡される。

 

これは偶然なのか、それとも彼女の機転か、はたまたマニュアルか。とにかくお客の不満に対する速さには驚いた。中国なら何か問題があればそこから交渉になるが、恐らくはここ韓国では交渉を避ける手段が構築されているように思える。私のケースはクレームとも思えないので、単なるラッキーか。

 

免税店では相変わらず中国人が朝から買い物に余念がない。店員も流暢な中国語で買い物を促している。日本語のできる店員もいるが、マイナーな存在だ。最後の最後まで、朝早くから買い物に熱を上げる中国人、その熱意には敬意すら覚えるが、それでよいのか、と思わずにはいられない。


 

帰りはビジネスクラスで、アシアナのサービスを満喫した。エコノミーでもサービスの良さが感じられたのだから、ビジネスなら当然。このサービスにはまさに敬意を表する。


 

  完