昨日は都内某所で行われた鶯と燕姉妹の講演会に行ってきた。この姉妹は中号伝統音楽である古筝の奏者であり、昨年はNHK 教育テレビで中国の講座にも出演。http://ameblo.jp/ying-yan/
18歳で武漢の高校を卒業後、日本に留学。今年が日本在住9年目で明日には武漢に帰国、新たなステージに入るとのこと。話の合間に「夜来香」や「昴」などの演奏もあり、普段は見られないビジネスセミナーであった。
18歳で武漢の高校を卒業後、日本に留学。今年が日本在住9年目で明日には武漢に帰国、新たなステージに入るとのこと。話の合間に「夜来香」や「昴」などの演奏もあり、普段は見られないビジネスセミナーであった。
当日会場にはおじさんが大勢を占める中、第一声が「来日当初の3年間は本当に辛かった。わくわくした気分で来日したが、失望から落胆に変わった。」と率直。
「日本の若者、特に男子とは話が合わない。話が合う、いいなと思う男性は40代以上。」との発言もあり、この美人姉妹には交際相手は全く見つからなかったという。おじさんにはこの国を作ったという自負があり、この国を心配しているのもおじさんだ、と感じている。
日本の若者については「今日が楽しければよい、自分の将来を考えていない」と手厳しく、女子についても「専業主婦か、独身のキャリアウーマンか」の二者択一は馴染めない、と。
一方中国の80后世代(1980年代生まれ)には意欲もあるが、焦りもあり、現状には満足していない。自分たちは9年も中国を離れて、中国のことが分からなくなるのが怖い、と帰国を決意。日本の報道は大げさにある部分だけを報道するので、自分たちにも真の中国が見えない様子。
質疑応答の中で「80后世代は日本の団塊の世代と境遇が似ており、話が合いそう」という新説を耳にした。尚彼女らは武漢で東湖開発区の形象大使(イメージ大使)を務めるという。