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2011.08.28

 旅行記(インド)

インドで呼吸し、考える(27) 犬と会話できないのは人間の問題

犬と会話できないのは人間の問題
降りて来てメインバザールを歩く。ここは一昨日も通っているので、帰り道に迷う恐れもない。電気屋があったので覗く。洗濯機や冷蔵庫は基本的にサムソンかLGの韓国製。テレビは東芝に液晶なども見られたが、やはり韓国勢が強い。携帯は普通の所ではインド製らしい。ちょっと良さそうな店へ行くとノキアなども置いている。兎に角街中にAirtelの広告がある。今や携帯は普及品であろうか。




そこからバスターミナルを通り、延々と歩いた。夕陽がきれいであり、かなりの写真を撮った。本当に美しい景色が何度も出現した。ただどこにも電線があり、少し興ざめするのだが。牛が道路を渡る様子など、ユニークであった。しかし下り坂なのに一向に到着しない。何と戻るのに1時間以上を要した。かなり疲れた。







疲れをとり、汚れを取ろうとシャワーを使おうとしたら、急に電気が落ちた。こうなれば諦めよう。そういうものだ。しかし暗くなって気が付くと、何と他の部屋には電気が来ていた。あれ、と思ったが、ここで皆に電気のことを聞く気にはなれなかった。無ければないでよいのだ。しかし尼僧たちもこの件には気が付いたようで、騒ぎ出し、結局ブレーカーが落ちていたのを直してくれた。それでもシャワーは浴びなかった。

夕飯にチーズのような、ヨーグルトのような物をパンに付けて食べる食べ物が出た。しかし私の前だけにはうどんが椀に入って出された。どうやらチーズやバターは苦手ということが伝わり、配慮があったようだ。有難い。

部屋に戻ると犬が鳴き出した。何か大きな車が入ってきたのだ。そうれは給水車であった。真っ暗な中で、何人かが作業を始め、水を貰っていた。水は本当に貴重な物なのだ。


因みにこの僧院には何匹かの犬がいる。その中でサンとムーンと言う2匹が可愛がられている。P師は私への講話の中で、「サンやムーンも我々とコミュニケートしようとしている。我々が彼らの言葉を理解できないのだ。」と言っていたが、確かにこの2匹は時々私の所へやって来て、異様なまでに絡み付いたり、手を舐めたりする。それは何故なのか、私には理解できないが何らかの合図である。