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2011.10.03

 旅行記(インド)

インドで呼吸し、考える(53) インドの価格差とは

インドの価格差とは
メインバザールをずっと歩いて行くと地下鉄アシュラムマグ駅に到着する。地下鉄と言っても高架であるが。午後は博物館に行きたいと思っていたので、セントラルセクリアット駅へ向かう。駅から地上に上がったが、広大な場所であり、どこへ行ってよいか分からない。とても立派な建物が見えたのでそちらへ。そこは国会議事堂と官庁街であった。建物の一つは財務省、つかつか入っていくと警備員は建物の前まではノーチェック。入り口で初めてチェックが掛かったが、実に丁重な英語で入館を断られる。とても不思議な感じだ。






反対側の遥か遠くにインド門が見える。あそこまでオートリキシャーで行きたいが、流しが走っていない。皆チャーターしている。またクラシックカーかと思う立派な車で来ている者もいる。仕方なく、とぼとぼ歩く。途中まで来ると突然流しのリキシャ-が大量にいる。そうか、流しは入れないのか。しかし彼らは私の(疲れている)足元を見て50rpだ、100rpだと法外な料金を要求する。行先は見えているのだから、彼らの足元を逆に見て、メーターの最低料金である20rpを下回る10rpを提示。誰も受けないと見るとさっさと歩きだす。すると、1台が追いかけて来て、10rpでいいから乗れ、と合図する。とうとうインド人に打ち勝った気分。しかしそれは僅か1㎞の距離であり、当然の値段。

インド門を一周して、博物館が何処にあるかよく分からないまま再び歩き出す。またさっきのリキシャ-が来て、10rpで乗れと言う。何となく癪で歩き出す。のどが渇いた。道端のスタンドでスプライトを1つ買おうとすると何と150rpだという。あまりに高いので驚いて見せると120rpになったが、買わずに離れる。そしてすぐ隣のスタンドで同じ物を買うと何と30rp。それでも普通の店より高いが、この価格差には唖然とする。何でもアリだな、この国は。

博物館をようやく見付けて、見学する。なかなか雰囲気のある仏像が多数あり、見とれる。そして出口の門から外へ出ると、クラシックカータクシーが目の前に登場。これまでなら無視してやり過ごすが、面白そうだし、疲れているので乗ってみることに。料金はメーター通り50rp。それほど高くない。


運転手は私が香港から来た、と告げると最近中国人観光客が多いと言い、自分の知る限りの中国語を話しだす。ちょっとビックリ。そして仕切りに以後の私の予定を知りたがる。車をチャーターしてもらいたいのがありあり。その手に乗らずかわしていると、最後は50rpを受け取り素直に分かれた。リキシャ-から1㎞100rpと言われたり、タクシーが数キロ走って50rpだったり、何とも分かり難い国である。