世界遺産へ行き損ねる
地下鉄に乗って市内に戻る途中寄り道する。高架から立派な遺跡のようなものが目に入る。チャタプールと言う駅で下車。駅のすぐ近くに何やら像が立っていたので行って見ると、何とテーマパークのような場所。ここで降りたインド人達は次々と乗合タクシーやリキシャ-に乗っていくが、私は行先が不明?のため、徒歩で目指すことにした。
地下鉄に乗って市内に戻る途中寄り道する。高架から立派な遺跡のようなものが目に入る。チャタプールと言う駅で下車。駅のすぐ近くに何やら像が立っていたので行って見ると、何とテーマパークのような場所。ここで降りたインド人達は次々と乗合タクシーやリキシャ-に乗っていくが、私は行先が不明?のため、徒歩で目指すことにした。
途中かなり大きなイスラム寺院があり、多くの人が入って行ったが、靴を脱ぐのが億劫で入るのを断念。ここを過ぎると歩く人もまばらとなり、目的地の方角も定かでなくなる。駅から見えた遺跡がそんなに遠いわけがない、とは思ったが、歩いても、歩いても見えてこない。
タクシーもリキシャ-すらも通らなくなり、諦める。しかしどうやって戻るか、目的地に着けなかった落胆も含め、曇りの天気にも拘らず、相当の疲労感がある。今来た道を戻るのは本当にしんどい。前をよく見ると高架が見える。ここは地下鉄の次の駅へ向かう道のようだ。それから20分ほど歩いて、ようやくクタミラーと言う駅に着き、地下鉄で戻る。
この寄り道は一体なんだったのだろうか。あまりにも計画性がない旅を戒められたのだろうか。兎に角近くまで行きながらチャルタプールと言う世界遺産を見逃したことには違いはない。