8月22日(月)
(7) 博物館では骨董市が
翌朝も早く起きた。陳さんから朝ごはんの場所も聞いていたが、やはり昨晩の食べ過ぎが効いて、何も食べられない。取り敢えず散歩へ。隣の公園では数人のおじさんが鳥かご持参で集まっていた。皆自慢の鳥を連れているらしく、朝から元気よく批評会をしている。
(7) 博物館では骨董市が
翌朝も早く起きた。陳さんから朝ごはんの場所も聞いていたが、やはり昨晩の食べ過ぎが効いて、何も食べられない。取り敢えず散歩へ。隣の公園では数人のおじさんが鳥かご持参で集まっていた。皆自慢の鳥を連れているらしく、朝から元気よく批評会をしている。
清真と書かれたレストランの前には長い行列が出来ている。名物の麺でも売っているのだろう。皆立ち食いしているから、余程美味いのだろう。それでも私は近づく気にもなれない。市内は至る所で開発や改修の工事が進められている。6階建てのビルがあり、1階にケンタッキーが見えた。そうだ、ケンタッキーで粥を食べてみようと、中へ入ると従業員が数人こちらを見て、あれ、という顔をした。何か悪い事でもしたかと思っているとマネージャーがやって来て、「今は営業していない」と言う。何故だろうか。
反対側に道を見ると、どこから店の従業員が皆整列し、訓示が行われている。その後突然皆が踊り出す。いや、踊りではなく、朝の体操らしい。中国ではよく見られる光景ではあるが、皆で体操するというのは、日本からでも取り入れたのだろうか。何となく、天下の公道でするようなことではない気がするのだが。これも宣伝?
陳さんから「折角だから博物館へ行け」と言われていたので、博物館を目指す。地図はあるのでその通り行ったつもりだったが、通り過ぎてしまう。図書館はあったが月曜日で休み。何やらいやな予感。ちょうど陳さんから電話があり、再度博物館の場所を聞いて辿りつく。
この博物館、実に立派。しかも前の広場がやけに大きい。これは北京の天安門広場や歴史博物館をイメージして作られたものかもしれない。しかし、入ろうとすると、警備員が「今日は休館日」と冷たく告げる。実は扉は空いていたのだが、何と中では骨董市が開かれていた。骨董市に貸し出したのなら、博物館も開けて欲しい所。しかしやむを得ない。