お土産とガイドブックを買っていなかったので、Hさんと別れてショップへ。ところが・・お土産を買おうとしてカードを出したが、どうしても読み込まない。先程チェックインでは問題なかったのだが。何度も試してもらったが、ダメで現金払いに。
この先カードが使えないと何かと不便。もう1軒でガイドブックを買って試す。しかし無理だった。使い過ぎで擦り切れたらしい。これは困った。またまた現金払い。おまけにガイドブックにも誤算が。マレーシアはあったが、その先のインドの本は置いていなかった。聞けば、「羽田では直行先のみ販売している」のだそうだ。それは合理的な説明だが、インドにガイドブックなしで行くとは、ちょっと無謀か。消費税をケチった結果はどうなるのか、後のお楽しみである。
兎に角トラブル続き。それにしてもカードは今回の旅が終わっても必要であることに気が付き、カード会社へ電話。事情を説明している間にも搭乗手続きが始まってしまった。相手は「この電話はカード紛失用なので、明日の日中掛けて欲しい」と言うのだが、私は日本に居ないので、何とかお願いする。しかし紛失再発行となると、番号が変わってしまい、ほぼ全ての口座引き落としが出来なくなる。困った、困った。最後は搭乗の最終案内を聞いてもらい、何とか自宅に新しいカードを送ってもらうように依頼した。
機内
11時45分にテイクオフ、5時間程度睡眠を取ると、翌朝6時(日本時間7時)にはKLに到着していた。料金は片道2万円台。食事などは出ないので、自ら必要な物を持ち込む(数百円程度で食事をオーダーすることも可能)。既存航空会社が深夜にもかかわらず、食事を提供するため、長い時間機内を明るくしているのとは対照的に睡眠時間も比較的長く取れる。また荷物を預けると追加料金が掛かり、機内持ち込みは1人1個、7㎏までとなっていてちょっと厳しい感じがする。だがルールが分かってしまえば、逆に機内で収納するスペースを心配することもなく、皆軽装で乗り込んでくる。
私が乗った便の乗客はほぼ半分程度。離陸すると皆早速寝床準備。三席で横たわる人。シートを倒して寝る人など様々。私は隣に人がいたので、横の席に移動したが、窓際に居たマレー人女性に「私が寝るからあっちに行って」と言われ、しょげる。後ろへ行くとなぜか前が壁の特等席が三席とも空いていた。ラッキーと思い座っているとCAがやって来て、「ここはホットシートです。30ドル支払う必要があります」と言う。なるほど、ここにまで差別化が図られているのか。
座席は思ったほど狭くはなく、音楽などはすべて有料であり、何も考えずに座ってウトウトしていると朝になってしまった。