LCCTはバスターミナル並み
荷物検査が混んでいるとの話だったので、少し前に進む。ここでも中国人が喧嘩していた。手荷物が重量オーバーらしいが、何とか無料で持ち込もうと懸命に言い訳している。しかしここは通常空港ではなく、格安専用ターミナル。見逃すはずはなく、すごすごと引き返させられていた。この辺は融通が利かず、面白い。
荷物検査が混んでいるとの話だったので、少し前に進む。ここでも中国人が喧嘩していた。手荷物が重量オーバーらしいが、何とか無料で持ち込もうと懸命に言い訳している。しかしここは通常空港ではなく、格安専用ターミナル。見逃すはずはなく、すごすごと引き返させられていた。この辺は融通が利かず、面白い。
出国審査を済ませると、そこは体育館、いや、どこぞのバスターミナルの雰囲気。とても国際線出発ロビーとは思われない。兎に角頻繁に出発があり、人の出入りが激しい。これほど大勢の人が待っているターミナル、LCCの力を感じる。
水を買い忘れて探す。どこも空港価格で高い。ようやく安い所を見付けて、買う。しかしその時、小さなバックを忘れてしまう。最近物忘れが激しくなったとの自覚はあるが、こんな所で忘れるとは。中には手帳や旅行計画、などが入っており慌てて戻る。何とかそのままレジの前に置かれており助かる。
定刻になっても呼び出しはなく、ディレーが告げられる。20分ほど。その間、ネットをやろうと探すと、柱の所に電源がある。ネットは無線でフリーだという。さすがLCC。多くの外国人が皆寄り添ってネットしていた。
ようやく出発のアナウンスが。ところが驚いたことに、ゲートがよく分からない。番号はあるのだが、そこには2つの列が。誰から聞いてきて左の列に並ぶ。右左同時出発だ。本当に驚いたことには、ジャカルタ行とコルカタ行の乗客が一緒に通路を歩いて行き、ある所で別れたこと。セキュリティ、大丈夫か。中には間違える乗客もいるだろうに。これがLCCだ。
何とかコルカタ行の飛行機が見えた。その時急に雨が降り出す。私も他の乗客も一斉に飛行機に向かって走り出す。LCCの搭乗は誠にシンドイ。
完