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2012.01.11

 旅行記(インド)

コルカタ散歩(10) コルカタのメトロ

10月8日(土) (9) メトロ

朝6時には周囲がうるさくなり、今朝も早起きして散歩に出る。昨晩香港食堂のおじさんから聞いた「中国系が多い場所」の一つBowという所へ向かう。インド博物館の道を北へ真っ直ぐ行くだけなので迷うことはない。しかしコルカタの道には道路標示は殆どないため、どこを歩いているのか不安になる。


途中道路脇の地面に大工道具を前に座っている男性が沢山いた。恐らくここは人材市場なのであろう。雇い主が現れるまで、じっと座っているらしい。更に先へ行くと交差点付近で大勢の人がトラックに向かって手を振っている。どうやらこちらも今日の仕事を求める日雇い労働者の集まる場所らしい。植民地時代の建物を背景に、そして古いトラムが通る横で、繰り広げられる職の争奪戦、また自分の位置が分からなくなる。


それからかなり歩いたが、チャイナタウンも漢字の看板も現れない。コルカタは交差点ごとにインド警察がいるので道は聞きやすい。Bowの場所を聞くと、丁寧に教えてくれた。しかし教えられた場所とは異なる場所で、どう見ても中国人のおじさんが家の前に椅子を出して座っているのが見えた。


しかしそれ以降、歩き回るも中国を示すようなものは何も発見できずに終わる。そしてある道でメトロの駅の入り口を発見し、そのまま地下へ降りていく。地下鉄で帰ることにした。切符はどこで買うのだろうか。ここには自販機はなく、窓口へ。ところがどこまで買ってよいか、駅の名前すら分からない。ホテルの最寄駅を知らなかった。取り敢えず地図を見て、適当な場所を告げると、4rpと言われ、あの昔ながらの固い切符が渡される。懐かしい。


ホームへ降りると何とも暗い。そして人は殆どいない。今日は土曜日だからだろうか。いや、デリーならどんな時でも沢山の人がホームに溢れていた。ここコルカタでは、どうやら地下鉄は認知度が低い。路線が少なく利用価値が無いということだろうか。車両も非常に古い。乗っている人も少なかった。3駅ほど乗って降りる。後で気づけば4駅目がホテルの直ぐ近くだったが、これは仕方がない。それ程、駅は目立たない。