タイバンコック在住のお知り合いのメルマガを転載します。もしリハビリなどでお困りの方がいれば、ちょっと当たってみては如何でしょうか。日本はだんだん住みにくくなりますね。 http://www.nokosoku.info/#
『さて、今日は午前中から午後一にかけて、障害をお持ちの70代の母上を、タイでリハビリをすることができないかと視察中のご家族の視察に同行しました。久しぶりに、医療の現場に触れ、そこの医師、理学療法士、作業療法士の方々の仕事ぶりに触れ、
「あ~やはりこの分野の仕事をやり続けるべきだな、看板を降ろさなくてよかったなあ・・・」
とつくづく思いました。日本で、恐らく介護認定の必要から、本来医療者ではないケアマネージャーが、要介護度を判定しているのだと思います。その基準で、その方の人生そのものを左右しかねないリハビリの絶対量が決まってしまいます。
ご家族いわく、日本の介護施設では、お母さんは歩けません、これ以上改善する見込みはありませんよ・・・とキッパリ宣言されたそうです。ところが・・・今日、はじめて診断した、タイのリハビリ専門医は、ものの一時間足らずの診察で、一ヶ月、集中的にリハビリを行えば、目に見えて回復する可能性がある、と仰いました。
ご家族としては、手術後暫くは歩けていたのに、手続き上の問題で、回復期にリハビリが受けられなかったこと、現在も本来必要なだけのリハビリを受けられないことによって、歩けるものの、歩けなくなっていると考えてらっしゃるとのことでした。今日のタイ人担当医の言葉には自信が溢れていました。
実際、今日、たっぷり二時間、理学療法、作業療法を終えた母上の表情はツヤもあり、一気に若返ったような印象がありました。普段あまり動かす機会のなかった筋肉を動かし、人の手に触れ何かが揺さぶられ、何かに灯がともったのかも知れません。
今回のご家族、私が以前作っておいたHPをご覧になって、問い合わせをしてくださいました。この2~3年、世間の波に翻弄され、ほとんど改訂作業をしてこなかったのですが、たとえば「タイ、リハビリ」と検索すると、百数十万件中でなんと一位に表示されています。
いつの間にか、私の考えや主張を知ってもらいやすい状態になっていた・・・作った本人が気づかぬ間に・・・。やはりこれは、そこで書いていることを求めている人が、この世に沢山増えてきたということなのでしょう。
でもやはり、この分野、やはりライフワークといって差し支えない、得がたい事業なのだなあ・・・と再認識をいたしました。後は行動行動・・・。』