水シャワーに感謝
午後ネットをしているとフランス人のおばさんが一人でテクテクやって来た。何とカリブ海の島に隠棲し、時々アジアを旅行しているとか。しかも子供たちの為に何かボランティアをしたいと申し出ている。60歳を超えてそのバイタリティには驚く。
午後ネットをしているとフランス人のおばさんが一人でテクテクやって来た。何とカリブ海の島に隠棲し、時々アジアを旅行しているとか。しかも子供たちの為に何かボランティアをしたいと申し出ている。60歳を超えてそのバイタリティには驚く。
PCに強いナヤンがこのおばさんに「西洋式シャワーがある」と話しているのを聞く。実はここに来ての最大の問題はシャワー。ホームステイ先にはシャワーはなく、トイレの隣で水を被るのみ。一応個室にはなっているが、夜などは暗い上に結構涼しいので、風邪気味であることを考慮して、体を洗っていなかった。正直ラダックでも同様の経験はあったものの、ここマカイバリは乾燥地帯ではなく、むしろ湿気が多い地。だから茶の産地に適しているのだが。
ここで全くシャワーを浴びないのはチョット苦しい。そこでナヤンに案内してもらって室内にシャワーのある家に行って見た。この家は家の作りから、部屋の中身までこの付近ではかなり裕福な様子。普通の水洗トイレとシャワーが付いていた。ただお湯は出ない水シャワー。今回インドに来てから未だに一度もホットシャワーを浴びていない。
しかし3日もシャワーを浴びていない体は水でも十分に気持ちよく、落ちてくる水に感謝した。我々は日頃の有難味を味わう機会もなく過ごしているが、このような機会があれば、誰でもが自分の生活を考えてみるだろう。