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2012.02.09

 旅行記(インド)

ダージリンお茶散歩(22) ぬくもりのある朝食

10月14日(金)  温もりのある朝食

翌朝は目覚めが良かった。7時には起きて、真っ直ぐに食堂へ向かった。しかし食堂と呼べるものはなく、1階上にテーブルが出ていて、そこで取った。本当に立派な家のリビングにいるような雰囲気で好ましい。




そして食事はホテルのビュッフェスタイルではなく、一つ一つ給仕が聞くスタイル。私はこんがり焼いたトーストとバターにママレード、スクランブルエッグにアッサムティ、そしてバナナと言う朝食にした。いいホテルでは今やほとんどがビュッフェ。大量の食事が放置され、捨てられていくのであろう。それに比べて、ここは人間の温かみもあり、物を無駄にすることもない。そして食事が粗末という訳でもない。少なくとも日本はこのようなスタイルで行くべきではないだろうか。例え人件費が高くても、それがおもてなしであり、勿体ない精神であろう。


このホテルの泊り客は欧米人、特にヨーロッパ人が多い。彼らは実に優雅に朝食を食べる。その振舞には品があり、ビュッフェでバクつく我々とは大きく違うものがある。そして従業員との会話があり、他愛のないことを朝から話す。若い頃、天気の話題などして何になるのかと散々思ったクチであるが、こういう所で朝食を食べると天気の話がしてみたくなるは不思議である。